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韓国から交流生4人

2月15日夜
韓国カンファ島より、4人の青年が、ここアズワンコミュニティにやってきた。約2週間の滞在予定だ。

昨年末から、このコミュニティに交流目的でやってくる青年が続いているが、今回の4人はちょっと違う!

お隣韓国では、今や音楽やマンガをはじめとする日本の現代文化が若者層にとても浸透しており、「ドラマを見て日本や日本語に関心を持った」という若い人もすごく多い。ただでさえ、日本に中長期で滞在し交流できるというのは魅力的なのだろう。

しかし、今回の女子学生達と(うち二人は学生を卒業したばかり)到着の翌朝さっそく話をしてみたのだが、

「今回来た目的は?」
と尋ねると、

「私達いつか共同体をつくりたい!そのために、ここに来て共同体の勉強をしに来ました!」
と即答。

日本では今や、こんなに若い人が、こんなことを、思い切り?言うのを、見るのも聞くのも初めてで、衝撃的でさえあった。

日本語は4人のうち二人がぺらぺらとまではいかないが話せて、二人はあまり話せない。またもや韓国語が話せる人の必要性を痛烈に感じる機会となっているが、若い4人にはそんな壁も乗り越えるガッツ!がある。しかも皆幼馴染で仲が良く、とっても明るい!

交流生
左から、ノ・へウォンさん、イ・ナリさん、ザン・ヘインさん、ユン・スンミンさん  

4人をここに送り出したユン・サンヨンさんの説明によると、4人の親達は皆カンファ地域で社会的な運動をしたり、教育の現場を作ってきた活動家達だそうだ。その娘達は、小さな頃から親の影響を受け、その親達のネットワークの中で育ってきたのだろう。

彼女達の話を聞いては、お互い困っているときには一緒に問題解決したり、助け合ったりして“一緒に暮らして行きたい”というような社会のイメージがあるようだった。

さて、来訪してから早くも一週間が経ったが、先週は既に3日間弁当屋と農場の2チームに別れて職場体験をし、週末には京都観光に出かけた彼女達。

「できるだけ多くの人とつながりたい!」

と言う彼女達は、職場や、ゲストハウスの伊与田夫妻、その娘さんのアミコさん、後半にはいくつかコミュニティメンバーの家にもショートステイする予定で、何を感じ学んで、どんな活動へとつながっていくのかー。

後半は又レポートします。
(written by  miyuki.ono)
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