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「サイエンズメソッドの体験」―アズワンセミナーって何?《3》



今の社会は、規則などで人を束縛し、従うことで秩序が保たれているようです。しかし、それは精神的な圧迫となり、人と人の間に警戒心や対抗心を生じさせて、犯罪や争いなど多くの問題を引き起こしていると考えられます。
このような問題の原因を根本から解消し、人間らしく生きられる社会を実現する方式が「サイエンズメソッド」で、そのメソッドを体験し、学び、体得する入り口が「アズワンセミナー」です。
5月度アズワンセミナーに大学院1年生の学生が参加しました。セミナーで一歩踏み出した感想が述べられています。(IWATA)


5月度アズワンセミナー参加者とスタッフ

◆理想に近づく一歩を踏み出し続けられれば(京都市・大学院1年・男)

セミナーを通して知り合った人達と話し合う中で、日常を過ごす中で生まれる疑問や不満というものは誰にでも共通してあると感じた。
みんながみんなわだかまりを抱え、何かしらの解法を求め集うという状況で、セミナーでの特別定義をしない「問い」は、そこにどんな意味を見出し、どのように思考するかが、各々の考えの中に委ねられているため、初めは非常に戸惑い、その一方で質問の回を重ねるごとに、それぞれが示す見解から、その人の内面が見えてくるようにも思われ、面白くもあった。

一度定義を取っ払った状態から出した答えは、自分がこれまで生きてきた中での経験、価値観などといった自分の考えが大勢を占めており、「実際」を問われた際には、果たしてどれほどの「実際」があるのかと途方に暮れる思いがした。

ただそういった思索を通して、何らかの「実際」があり、それを自分が感じるように感じ、思うように思って、今を作り上げていると素直に思えた。

本来の社会、人間の本質やそこからの理想の実現と言ったことについては、まだまだ探究の一歩を踏み出し始めたばかりで、これからの人生の中で繰り返し立ち還り、考えてゆくことになるのだろうが、見えてきたものを既存の概念や習性でこねくり回すことなく、素直に受け止め、身近なところから愚直に取り組んでいければ良いと思う。

大凡のことがこれまでの考えからすれば夢や世迷言の類に聞こえることなのかもしれないが、何も自分一人でそれらを掲げて実現しようというのではなく、理想に近づく一歩を踏み出し続けられればそれで良いとしよう。

少なくとも5泊6日のセミナーの生活で、参加した面々と親しく過ごせたことは限りなく貴重なことに感じた。

◆サイエンズメソッドを学ぶ・体験・入門は!


◆次回アズワンセミナーは6月4日~9日に開催
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