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6/2(木)as one シンポジウム 武井浩三×小野雅司

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開催日 2022年6月2日(木) 20:00-22:00
参加費 無料
会 場 オンライン

<タイムスケジュール>
▼第1部 20:00-21:00 プレゼンテーション 
武井浩三(eumo代表取締役)
「共に生きるコミュニティ論」
小野雅司(サイエンズ研究所)
「As One 争いのない幸せな社会」

▼第2部 21:00-22:00 ディスカッション+質疑応答
パネリスト+参加者

オンライン参加申し込み(無料)は、こちらから

【AsOneシンポジウムの目的】
環境破壊、戦争、経済格差、企業間の競争、搾取、犯罪、いじめ、家庭内暴力、精神疾患など、グローバルなレベルから個人の意識レベルまで、共通するのは「葛藤/対立」というパターンです。

一人一人の中にある葛藤が、相互に強化し合って、戦争や環境破壊にまで拡大されていると同時に、社会の葛藤/対立が個人の意識に葛藤を生み出していているという個人と社会の負の悪循環が続いています。
葛藤/対立が生み出すものは、不安であり、警戒心であり、恐怖であり、攻撃性です。

戦争は、国家間に安全、安心がない限り、無くなりません。
同じく環境破壊や経済格差、犯罪、いじめ、精神疾患なども、安全、安心の欠如から生まれて来ており、人類のすべての問題は、安心の欠如から生まれると言っても過言ではありません。

逆に、もし人が、心から安全、安心を感じることができれば、人々の心が安定し、本来の人間性が遺憾なく自由に発揮され、人間関係は警戒や対立から信頼と協力へと変わり、社会は資源を奪い合うことから共有することへ、対立から調和へと、人類のゲーム全体が変わっていくことも可能です。

三重県鈴鹿にあるAS ONE鈴鹿コミュニティは、人が安心して自由に暮らせることを最優先課題として2000年から社会実験を20年以上続けてきました。人間関係に強制や命令、押し付け、あるいは我慢や妥協があっては、人と人は本当に心から安心して暮らすことはできません。AS ONEでは、これらのことを一切廃して、自由な話し合いだけで社会が運営できるかどうかを試行錯誤を繰り返し、現在は、いくつかの会社を持つ200人規模のコミュニティにまで発展してきています。

一切の強制や束縛のない自由な話し合いだけで運営するという社会実験の中で生み出されてきたミーティングの持ち方、合意形成の方法、会社運営の仕方、学習する組織の作り方、コミュニティ内での自然発生的な贈与経済など、小規模ながらも新しい社会モデルとして豊富な先行事例を蓄積しています。
本シンポジウムでは、このアズワンの社会実験から生み出された知見を、さまざまなテーマを通して多くの方と共有、議論し、だれもが安心して、その人らしく生きていける新しい社会の基盤並びに人的ネットワークを作っていくことを目的とします。

一緒に新しい社会を創っていきましょう。

主催 
AsOneシンポジウム実行委員会
内藤正明(京都大学名誉教授、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 長)実行委員長
小森伸一(東京学芸大学教授/学長補佐)
空閑厚樹(立教大学コミュニティ政策学科教授)
熊倉敬聡(芸術文化観光専門職大学教授)
谷崎テトラ(作家、放送作家、京都芸術大学客員教授)
廣岡 輝(株式会社Mother Earth代表取締役、アースデイ東京理事)
武井浩三(株式会社eumo代表取締役、自然経営研究会代表理事)
榊 正壽 (東北大学大学院教授、元EY新日本有限責任監査法人 シニアパートナー)
御友重希(CePiC みんなの地球公園国際コミュニティー / SDGs Innovation HUBメンター共同代表)
生島高裕(数理先端技術研究所所長)

司会・進行 三木卓(公共貨幣フォーラム理事、縮小社会研究会)
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