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【優越感も劣等感も無い、嫉妬なんて意味が無い、そんな世界観が自分の中に生まれた】9月期アズワンセミナー 参加者の感想

7日間のアズワンセミナーを終えようとしている今。
セミナーに参加する前の自分と、参加した後の自分の内側は大きく変化したことを実感しています。
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アズワンセミナーは知人から紹介してもらいました。
そのときの私の状態は、大学3年生になり就活や社会に出るということが目前に迫ってきた時であり、それに対して乗り気ではなく、自分の気持ちを無視して就活をするのではなく、一度休学して、もっと広い世界を見て、違う選択肢を見つけたいと思っていました。

そんな時に知人の、“概念が変わる”という言葉に反応しました。休学して様々な外の世界を知るということよりも、まず内側を変えることの方が自分には必要で、意味のあることではないのかと、直感で感じ参加しました。

今回セミナーに参加して、人間が世界をどのように知覚しているのかや、人間のもつあらゆる感情、考え、また自分について社会についてなどの、普段当たり前のように思っていて疑問すら抱かないものたちを、一から考え直してみると、多くの気付きがありました。

その中で、私にとって最も大きかった気付きは、この世界は個々で独立しているものではなく、本当は1つのものである、ということです。それに気付くことで、私が自分で自分にもたらしていた、あらゆる傷をいやすことができました。

私は、自分自身に対する劣等感が強い性質がありました。それの原因には、人と比べて、人より優れていたい、だとか、自分で自分を認められない、などがありました。

しかし、“アズワン”というものに気付くと、この世界は全ての人の行為の連鎖で成り立っており、全ての人間は役割を果たしており、全ての人間は特別なのだというように感じました。

すると、自分自身は世界を構成する1つの存在として重要な役割を果たしていて、みんなも特別だし、自分も特別なのだと思い、優越感も劣等感も無い、嫉妬なんて意味が無い、そんな世界観が自分の中に生まれました。

生活の中で毎朝、研修所の掃除をしていましたが、それだけでも、自分は四肢があり、健康な体をもっているという才能があり、その才能を使い、トイレや風呂場をきれいにすることで、人々は気持ちよく過ごすことができ、その人々は次にまた良い役割を果たすようになっていくのだと思うと、自分はとても世界の役に立っているなと思い、自分で自分を認められました。また、自分も他人も無いようで、人に自然と優しくなり、愛しい気持ちが湧きおこってくるようにも感じました。
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私にとって社会とは、きっと生きづらい場所。できるだけ社会とは関わらずに生きたい、そう思って、山の奥深くで自給自足をするしかないかなどと、高校生あたりから考えている次第でもありました。
今回社会について考えてみると、本来人間はなぜ社会を形成したのだろうと思いました。

それを考えてみると、安心安全に生きるためにあるのではないかと思いました。
しかし、現在の社会となると、人の気持ちは尊重されず、人の心は死んでいき、しまいには、命まで失われる。本来、安心安全に生きるためにあるのに、真逆の結果になっているではないかと思いました。

大学生の私は、卒業したあとに、いかにして自分が楽になる形で社会という地獄に出ようか、その方法を模索していました。しかし、その答えは見つかりそうにありませんでした。それもそのはずです。パズルのすきまに、形の合わないピースを無理やりはめようとしているようなものです。どんなに頑張っても、窮屈です。

私は、社会を変えていくしかないのだなと思いました。
その時にはじめて、私の中で情熱というものが湧きおこったように感じました。
これからどう生きるか、自分にそう問いかけた時、サイエンズの考えに基づいた、人が本当に幸福に生きられる社会の実現に、私も関わっていきたいという気持ちがありました。

私の周りには社会に出たくないと思っている多くの同年代の友人がいます。そんな若者たちをセミナーに誘って、絶望から抜け出してもらい、希望を作る仲間になってほしいなと思いました。
(20代学生)
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