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韓国からの幸福弁当海外研修を受け入れ

11月9日~11日 韓国全土に29店舗の支店を持つ「幸福弁当」というお弁当屋さんが、海外研修先として、ここアズワンコミュニティを訪れました。

訪問団は全部で18名。

「幸福弁当」は、韓国の大手企業が設立した、「幸福ナヌム財団」が支援をしている、欠食児童や独居老人などに弁当を作って届けている弁当屋。

8月にここアズワンコミュニティを訪れた、韓国社会運動研究家グループの一人であるカン・ネヨンさんがこの財団の研修旅行を毎回コーディネートしている関係で、今回の研修旅行先がここに決まりました。

訪問団のメンバーのほとんどは、弁当屋の現場で働いている調理師・栄養士・配達員の方々。そこに財団の責任者が数名。

皆、事前のレクチャーも受けていて、訪れるどこででもメモをとり、熱心に質問したりして、名ばかりではない、真剣な研修旅行に見受けられました。

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11月9日
こちらでレンタルマイクロバスを用意し、空港の迎えからスタートです。運転手はアズワンカンパニーよりおふくろさん弁当白子店店長、石黒恒太さん、三日間移動やその他諸々をしっかりと担当してくれました。

四日市で、あるNPOを見学し、夕方サイエンズスクール研修所へ。一服したら食事です。今回コミュニティゲストハウスは受け入れ人数オーバーの為こちらでの宿泊となりました
食事
食堂ぎっしり!

食後には、アズワンカンパニーの野尻社長、サイエンズ研究所から小野氏がやってきて、このピースネットワークの概要と各所の現状や課題、思っていることなどを話し、ここでも質問がたくさん出ました。

ミーティング1
野尻社長(左)小野(中)通訳カン・ネヨン氏(右)

中でも印象に残ったのがこの質問。

「離職率は何パーセントですか?」

それに対して野尻社長、
「そういえば会社がイヤで辞めたという人は聞かないなあ… 辞めるのは彼氏が遠くにいて、とか親の介護でとか…」

これに対しては財団の課長ピョンさん、
「信じられない!!社員が本音を言わないだけでは?」と信じ難い様子・・・

ミーティング2
次第に真剣に・・・
やはり人間関係のことになると皆日常の差し迫った問題のせいか考え込む?


11月10日
午前中 コミュニティ案内へ
SCS
坂井さんから最近の活動などの話

カンパニー
引越ししてきたばかりのアズワンカンパニー 総務の隆杉さんから
ここでも具体的な質問が続いてなかなか終わらず。おせちの予約チラシにも注目が集まる。

その後2チームに別れ、おふくろさん弁当現場見学と、お茶室体験に・・・
お茶室で
これには皆さん感嘆

再び合流して街のはたけ公園へ
畑公園


午後
今回のメインイベント、調理自習です!!
弁当文化は日本の方が発達しているそう。日本のお弁当おかずを数種実習します。鈴鹿市文化会館調理室を使って、本格的に。おふくろさん弁当の栄養士、小鷹幸子さんと、コミュニティ食堂等をやっている日本のおっかさん、石川佳子さんが担当してくれました。
調理実習1
皆さんさすがに手馴れた手つき

調理実習2
若い栄養士さんもピース

調理実習3
今回は、「筑前煮」・「だし巻き卵」・「照り焼きチキン」の3品。

調理実習4
みんなで試食の後、メニューについて様々な感想や質問が。

みんなで
最後に立派な垂れ幕と共に記念写真。

この後は、街のはたけ公園を任せてくれている地元ショッピングセンター、「ハンター」さんへ買い物に行きました。かなりの貢献?!

翌日11月11日は運転手石黒さんと小野みゆきで松阪での研修に付き添い、最終日の宿泊先である榊原温泉に送り届けて別れました。

短い間でしたが、夜一緒に飲んだりもしてとっても近しくなった韓国の人々。
何を感じたのでしょうか??

ット マンナヨ!!(又、会いましょう!)
(記事:小野みゆき)
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