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PIESS活動の入り口 『マイライフセミナー』

第3回韓国マイライフセミナーが8月31日に終わりました。
飲食チェーン店の会長の50代男性、革新小学校の先生をしている50代男性、大学院生の20代女性と、職業、年齢、性別、いろいろな人が寄ってのセミナーとなりました。
参加者
スタッフとして韓国へ行っていた佐藤さんから、今回の韓国マイライフセミナーの話を聴いてみました。そこからレポートしてみたいと思います。

意見がちがう、そこがおもしろい!
セミナー中、発表してみると、とにかく一人ひとり意見がちがう。
最初は、意見がちがうことで、「これはこういうことだ」と自分の意見を主張しがちになることもあるけれど、やってもやってもことごとくちがうので、『一人ひとり、本当にちがうんだなー』と理屈でなく、実感してくるようです。

聴いてない自分を実感
そして、『聴く』『話し合う』という理解に変化が起こってくるようです。
自分の『聴く』『話し合う』がどうなっているのか、実態が見え始めてくるのでしょうか。
自分の中に聞きたいことがあるとき、その聞きたい思いに捉われて、相手を聴けない。
結果、自分の意見を主張したくなってしまう。
セミナーのミーティングを通して、そこを実感するようです。

理想論で終わらず、探求が続く
参加者の2人は、アズワンコミュニティを探訪してみてからのセミナー参加でした。
7月に韓国で発売された書籍『人の本性に適した社会』(SCIENZ NO.1『やさしい社会』の韓国語訳 詳しくはここをクリック)も読んでいました。読んだだけでは『それは理想を書いているだけじゃん!』という感想になりやすいようですが、アズワンコミュニティを探訪していたので、その理想(やさしい社会)が実現されつつある実態に触れていて、理想論だけでないものも感じ、『どういうことなんだろう?』と知りたい気持ちで探求が続いたようでした。

観点が変わる
アズワンコミュニティを訪問した時は、『聞いても答えてくれない』、『はぐらかされているようだ』という感想もあったようですが、セミナーで考えていくうちに、相手を聴いてない自分にも気づき、「観点が変わった」そうです。
そこで試みようとしていることは、今まで自分が求めていたものとは全くちがう質のようだと気づき、自分自身が求める理想から考え始め、その理想となる『新しい社会』を創造し始めるスタートになったようです。

記念撮影

サイエンズに触れて
サイエンズによるミーティング(検討会)というのは、どういうものなんでしょう?
参加者の一人の方は、「今までいろんなセミナーを受けたことがあるけれど、こんなセミナーは受けたことがない」と感想を言っていたそうです。
今までは、知識を取り入れ、それをやろうとしてきたのだけれど、マイライフセミナーは、今まで取り入れた知識が外れてきて、どんどん軽く楽になっていき、「その先はどうなっていくのだろう?!」「本当はどうなんだろう?!」と思考し始めるようです。

このマイライフセミナーをやっているうちに、知らず知らずのうちに「固定のない、本当はどうか」と思考する考え方(=サイエンズ)が身に付いていくようです。

そして最後は、「韓国語でサイエンズスクールをやれないか」とか、
「サイエンズスクール鈴鹿で韓国語通訳できる人がいれば、日本に来て別なコースにも参加したい」という感想も出てきたそうです。

きっかけはいろいろでしょうが、アズワンコミュニティを知り、見に来て、実際に理想を実現しようと試みている実態に触れ、その元になる『サイエンズ』という考え方をマイライフセミナーで体験する。そして、次のさらなる実践活動へ・・・

『誰もが幸福に生きていける社会』、それは誰もが願っていることかもしれません。
マイライフセミナーは、未だかつてないその『やさしい社会』への実践、試みへのひとつのステップ(入り口、通過点)のように感じました。

(記事 中野敏美) 

なお、今回の韓国マイライフセミナー参加者の感想については、サイエンズスクールのHPをご覧ください。 『韓国マイライフセミナー ~無理なく自然に~』(←ここをクリック)
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