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真の開放へ その一歩を踏み出し…

8月11日~16日、韓国で開催された「自分を知るためのコース」。
この開催により、韓国のPIESS NETWORK活動は新たなステージへと進みました。

     サイエンズスクール「自分を知るためのコース」は、
     「思い込みや決め付けから解放され、人間らしさを発揮し、
     知的に幸福を追求していくための基礎コース」であり、
     人間の考えとはどういうものかを知り、自覚することにより、
     開放された自分、自由自在な社会が見えてくるためのコースです。

自分が事実そうだと思い込んでいたことが、ただ自分がそう思っていただけなのかと気づく時、
それは驚きと共に、それまでしがみついていたものが放れ、肩の力が抜け、世界が開けてくる。
そして、実際はどうなんだろう?本当はどうなんだろう?と、知的な好奇心が自ずと湧いてくる。

そこから始まる人間社会、韓国で始まりです!

韓国自分を知るためのコース2

以下、今回の参加者の一人、30代女性(小学校教師)の感想を紹介します。
自分が、知らず知らずのうちに、こうあるべきという姿を演じ、
自分の本心を見失い、頑張って生きてきた自分に気づき、
本当の本心は何なんだろう?と知りたくなって出発していきました。
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頑張ることなんてしたくなかったんだ!
自分を知るためには、自分が実際だと信じてきたその世界がただ自分の感覚だったことを、またその感覚が正しいと握っていたことを知ってこそ次の過程を始めることができる。
私はこれまで全部自身の感覚を事実と思っていたため、'実際'には関心を持つことすらできなかった。
いや、'私は実際に関心が多い'と思っていた。
'あれは黒だ'、'あれはコップだ'、'私は昼ごはんで、たらのスープを食べた'というように、当然、事実の領域と信じて疑わなかったことが、実は私の感覚だったということを想像できただろうか。
「教師なら」、「共同体なら」、「人間なら」という感じの倫理的な当然そうすべきということに、私はまたどれだけ捉われて生きていたか。
いつも私は自由でいたいと、自由な方向にいきたいと思っていたが、実際には自分がそうではなく苦しかったことがなぜだったのかが、今少しずつ見えてくる気持ちだ。

(中略)

そこまで頑張ったり、努力したり、歯を食いしばったりして生きたくなかった自分について、どうしてそんなに分かってあげられなかったのだろうか。
これから私の心の中の本当の本当の本心が何なのか、
実際の世界とはいったいどういうものかを、遊びふざけながら踊りながら、
そうやってゆっくり私の速度に合わせて一つずつ一つずつ知って行きたい。
誰にも催促されずに、風の中で戯れて自分の速度のまま流れていくあの雲のように。
自分の好きなようにこっちに吹いたりあっちに吹いたり 又は止まったりする風のように。
どんな疑いもなく毎瞬間瞬間を生きて動いている子供のように。
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