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韓国交流旅行 レポート Part6

11月1日 ―五日目―

とうとう出発の日。

AM7:00過ぎに起床して、着替えや片付けを済ませる。
水曜日の夜こちらに着いてから気温は暖かく、とても過ごしやすかった。韓国は日本より寒いだろう、と日本では半そで半ズボンだった小野さんにも長袖を用意してきたのだが、暑い、暑いと言っていた。
しかも、部屋の中は"オンドル”という床暖があって大変暖かく、小野さんはじっとしていられないほどで、オンドルは後半切ってもらっていた。

昨晩寝る前に、ゆきちゃんが用意してくれた漢方系のドリンクと豆乳を頂いて、いよいよお世話になったサンヨン・ゆき夫妻のペンション「ウリコチャリ」を後にします。一家に触れてみて感じることも多く、月並みな言い方だけれど、すごく「近く」なりました。

次に会えるのも近いうちに――
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ユナンさんに、昨日来たバスターミナルまで送ってもらい、そこからバスでソウルの新村というところに向かいました。約90分の乗車。
日本のバスより、何というか・・・おじちゃん運転荒ーい。
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さて、今日の私達の心強きガイド、キム・トンシン君、26歳。
「この言葉は日本語で何と言いますか?」と、いろいろ聞いてきて、ガイドと日本語の先生をお互いにやり合うって感じです。
彼のおかげで、到着したバスターミナルから、5分ほど歩き、最寄の地下鉄駅からソウル駅までスムーズに移動しました。重い荷物もあるので、本当に助かりました。
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地下鉄で。日本語を熱心に聞くトンシン君。トンシン君の日本語の教科書は、マンガ「スラムダンク」だそうです。

ソウルに到着。
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街でよくみかける軍隊の若い人達。


トンシン君が、空いているコインロッカーをいくつかあたって見つけてくれた。手が空き快適にソウル観光へー

まず最初に向かったのは、景福宮(キョンボックン)。
「ソウルツアーでは必ず訪れるお馴染みの場所であるここ景福宮は、1394年に建てられた韓国最大の古宮。朝鮮王朝を建国した李成桂(イ・ソンギュ)によって建てられた韓国で最初の正宮である。」

めちゃめちゃでっかーい!!
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驚いたのは、↑この人たち。多くの観光客がうごめく中、ぴくりともしないで、正門に立っている。最初、遠めに見たときは、完璧に「蝋人形」だと思っていた。

中でも目を引いたのは、周りが壕のような池で囲まれているこの王宮の“ゲストハウス”。庭も美しい。
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建物の説明などは、日本語のパンフレットをみながら回る。トンシン君は詳しいのだけど、やはり言葉が通じず、お互い交わす言葉は少なめ…
そして、先ほどから何やら携帯で誰かとやりとりしたり、どこか走っていったり。

歩きつかれて座ったころ、トンシン君が言った。
「僕の友達の彼女で、日本大好き、大好きな、日本語ペラペラの子がいる。その子がもうすぐ来ます。」と。

朝から彼女に電話してヘルプを頼んでいたことをこの時知りました。そして間もなく、その彼女“ヨンミちゃん”が現れたのです!
トンシン君、一気にほっとしたようで、リラックス~。「救世主が来ました。」と言っていました。そしてこれからは、日本人かと思うくらい発音きれいでバッチリなヨンミちゃんも加わって、恐いモンなし!
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だいたい回り、お腹も空いたのでこの景福宮を出ることにする。

ヨンミちゃんはジャニーズの「嵐」の大ファンで、日本語の勉強もそれがきっかけだそう。ミクシィで知り合った友達も日本に何人かいて、その友達を訪ねて日本にも何回か行っている。今では字幕なしで日本のドラマを楽しんでいるそう。トンシン君とは同じ大学で、ヨンミちゃんは服飾デザインを学び、現在は服飾デザイナー!「将来はベルギーに学びに行くのが夢だ」そうです。

二人のおかげで、食べたかった“プデチゲ”の専門店で大変美味しく食べた。
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プデチゲ。ハムやもちの入った洋風キムチ鍋みたいなもの。
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トンシン君、まめまめしい。
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ヨンミちゃん、可愛いなー。
お会計は、4人で満腹食べても2000円ちょっとと安くて美味い!


その後仁寺洞(インサドン)という、にぎやかで、いかにも“観光客向け”の通りを歩いたが、トンシン君のはからいで、落ち着いた韓国的な町並みを味わえるところがあるので、そこを時間まで歩きましょう言ってもらい、後をついて行く。6時半の飛行機に乗るため、ソウルを出ないといけない時間が迫っていた。
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ヨンミちゃんの通っていた高校もあった。

時間切れとなって、トンシン君は残念そうだった。
「もっといいところがこの奥にあるんです、又今度来たときに・・・」
と言ってくれた。名残惜しいけれど、時間いっぱいまでこうして案内してくれた二人に感謝・・・

そしてタクシーをつかまえて、再びソウル駅に!駅のコインロッカーに預けている荷物を取って、PM3:35発のインチョン空港行きのリムジンバスに乗るのだ!
時間があまり無く、最後は走ってバスに乗り込んだ。トンシン君、ヨンミちゃんは、そのバスが発車するまで見届けてくれました。
ホントウに、アリガトウ!!又ね~~!
短い間だけど、ほんとうにいろいろしてくれて、私達も彼らがいなかったらどうなっていたことか・・・最後にさわやかな気持ちになって、そして、バスが発車した後、二人は深ーい眠りに落ちたのでした。

トンシン君は、ここ鈴鹿研鑽コミュニティに是非交流したいということで、近く日本にやってきて滞在する予定です。

PART7(5日目 おまけ)につづく・・・・

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