<< セミナー終えて、本心で安心して暮らせる仲間づくりへ | main | 「ラダック・懐かしい未来」 辻信一さんのお話③ >>

ガイアエデュケーション第2回が開催されました

4月から始まったガイアエデュケーションの第2回が、5月19日から21日まで、アズワン鈴鹿コミュニティを会場として開催されました。
第2回の講師は、文化人類学者でナマケモノ倶楽部などの活動家でもある辻信一さんでした。2日目の午後から、滋賀や愛知などからも参加して、「幸せの経済ーローカリゼーションや地域再生の意義」についての公開講座が開かれました。辻さんの熱意と見識の広さと深いところからの問いかけに、多くの参加者が気付かされ、勇気づけられるお話でした。その後は、非公開でのガイアエデュケーションのメンバーと交流会が持たれました。

ガイアエデュケーション第2回では、第1回に引き続いて、コミュニティづくりや社会づくりのベースについて学びました。その中でも重要な課題である話し合いについて、「話し合うとは」とか「聴き合うとは」というテーマでじっくりと探っていきました。また、スタディツアーでは、鈴鹿コミュニティの「コミュニティオフィス」や「スペースJOY」を案内してもらいました。
参加者の感想から紹介します。
「話し合う」ということについて、また「聴き合う」ということについて、こんなに時間をかけて考えたのは初めての経験でした。1日目、2日目は、考えれば考えるほど答えのない探究にはまっていく感じで、全く「これ!」という答えが見つからない感じでした。けれども、そんな風に皆さんと一緒に悩む中で、3日目、自分の体の中から「これか?」というほんの少しの手がかりのような感触が感じられました。自分に正直に、自分の胸の中にある言葉にできないモノを何とか相手に表現していく。そして相手の言葉と言葉にならないモノも、そのまま聴いていく。お互いの全部を聴き合えると自分が空っぽになって、新しい世界が生まれるのかなぁ・・・というのが今、うっすら見えている事です。これがうっすら見えたきっかけは、メンバーの仲間が頭ではなく、ハートからの思いを投げかけてくれたからだと思います。(40代女性)
2日目の辻先生の講座がとても胸を打ちました。
今まで“面倒だから”“大変だから”と目をそむけていた様々な疑問点や、忙しいからと行動していなかった自分に、改めて逃げたらいけないよと、突きつけられた気持ちでした。まずは自分を大切にする事が一番の幸せの道と言われた先生のたくさんの愛にも触れました。いつも恐怖から逃げているような漠然とした想いを抱いていましたが、覚悟を持って、見つめて受け止めていきたいし、とらわれずワクワクと夢と希望を持って、これからの人生を楽しんでいきたいと思いました。
スタッフ、メンバーの皆さんへの親しさが1回目より更に深まったように思いました。つながる事の大切さと喜びを体感していっているのを実感しています。(40代女性)

- | trackbacks (0)

Trackbacks