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「本心を探る」アズワンミーティングって?

7月度アズワンミーティング@鈴鹿 開催



7月8日、9日で、アズワンセミナーの参加者を対象に「アズワンミーティング」が鈴鹿でありました。先月からはじまったミーティングで、今回は、鈴鹿に住む人たちが主です。

アズワンセミナーで使う資料に、「アズワンミーティングについて」という600字程度の文章があり、その中身を探りました。



資料の一節に、「アズワンミーティングは、誰もが願う社会を実現する方法であ」るとあります。

「誰もが願う社会」って?

「誰もが人間らしく、本心で生きられる社会」のことだろうと文中から推察できます。それを実現する方法が、この「アズワンミーティング」のようですが、この段階では、もう一つピンときません。

アズワンネットワークから様々な出版物が出ていますが、このA4一枚に書かれた内容を理解し実行すれば、「誰もが願う社会」が実現できるってことなんだろうか? そんな簡単なこと? 
と、集まった8人であれこれと探ったのです。



文中に「現状の問題と思うことを・・」とあり、まず、それぞれ日常の中で、「問題」と感じていることを出してみることに。

職場で、畑から届けられる小さな人参を食材に使うのは手間だ。人件費がかかる。否、材料費はかからない。そんなやりとりをしたという人参問題とか…。
引っ越してきた住居に、私の大嫌いなゴキブリが出没して悩んでいる。ゴキブリ問題とか…。
近所で、子どもが騒がしくて迷惑していないか挨拶にいった時の会話など、自分はどうだったかな、と気になることを思うがままに出し合いました。



本心に焦点を当てる


資料は、こう続きます。「現状の問題と思うことをどうするかよりも、まず、本当はどうあって欲しいのか、本心はどうなのかに焦点を当て‥」

ゴキブリ嫌いのTさんは、ゴキブリが出ることに本当に困っていました。
どうしたらゴキブリがいなくなるか、その対策案も出ましたが、「本心は何だろう?」そこに焦点が当たり――
「その時の本心って何だろう?」「…?」

問題対策ではない方向へ進んでいった気がします。

「本心と安心って通じているかな~」とか。

どうしたらゴキブリ退治が出来るのかではなく、聴いてほしいTさんの〝詰まる思い〟があったのです。どんな思いで引っ越してきたのか、直前の自分の心境や気持ち、心配や不安…。そんな思いが出せて、聴いてもらえたとき、心に響いてきました。

その人に関心が向いていくと他人事でもなくなり、親近感も湧いてきたり、その人の問題でもなくなってくるようで、何より、その人の気持ちが伝わってきます。



日常会話では、何する?どうしたらいい?と、そんな「やる事柄」のやり取りが多いことにも気づきます。
そんな時、自分の気持ちは?相手の気持ちは?そして本心は?と、関心の向き方が変わっていったら、どんな人間関係になっていくでしょう?



「アズワン鈴鹿コミュニティって、“本心で生きられる社会”をつくりたいと思い、試みている段階で、完成されているわけではないよ」という発言に、「え!?そうなんだ」なんて反応もあったり。
昨日、今日やったミーティングがアズワンミーティングになっていたかどうかはわかりませんが、こんな機会を各地で始めていけたら楽しいだろうなあと思いました。「誰もが願う社会」が本当に出来ていくのか、やってみませんか?
(写真・文:いわた)



8月度アズワンミーティング合宿のお知らせ
 日 程:8月12日(土)19時 ~ 13日(日)15時

詳しくはhttps://www.facebook.com/events/283249072141150/
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