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社会を創る一人として出発!~9月度アズワンセミナー



9月16日から21日まで、9月度のアズワンセミナーが開催されました。
ブラジルからアズワン留学中の若者や九州・東京からの参加者で行われました。人や社会の本来のものを、「ゼロから実際はどうか」と探究した6日間。「争いのない幸せな世界」を創っていこうという活動がアズワンネットワーク活動です。自分の立場で、自分の本心からの行為・行動が「一つの世界」(アズワン)の点となり、点が結ばれて線となり、面となって、世界を創っていくことになるのでは…。
そのスタート地点がアズワンセミナーの機会です。
21日、セミナー参加者は、「本心で生きられる社会」を創る一人として各地へと出発していきました。感想を紹介します。


幸せに生きられる社会を創る一人となりたい

探究会って‥
一つの答えを出すことはないし、終わりがないから的外れかもと一瞬思うことも遠慮なく出し合える。探究会が緊張せず、遠慮なく、楽しく、面白い。もっと探っていきたいというのを味わった。一日があっという間に感じた。
自分とは?
自分というテーマで自分は自分という確立した存在であるかのように思っていたものが、ほぼ自分だけで存在しているわけではないというのによくよく考えてみれば、当たり前のように感じるが、意識ではそうなっていた。
人や物とあらゆるものと関わり影響し合いながら存在しているというのが見えた時、とても身軽になった感覚がした。
自分ひとりで何とかしようとか、そいういうのから解放されていく感じ。
不安や警戒もこういうところから来るのではないだろうかと思う。

本来の幸せって?
誰かの幸せを願うことを考えた時、今まで自分が幸せって思っていたものは全て一時的な幸福感であったように思う。幸せな状態と幸せな感覚、この二つは似ているように見えて全然違うものだと感じる。本来の幸せな状態は親しいと感じる人が幸せであってほしいと願う気持ちから探っていくと、その人がその人らしく安心した心の状態であって生きられること。
自分も大切な人たちもそんな社会で生きていけるといいなと思う。
そんな社会で育っていく子ども達は身につけていくものが違うだろう。人は人の中で生きていく。
そのものがそのものらしく幸せに生きられる社会を創る一人となりたい。小さなところから…。(女性)




自分自身の変化に驚き
…そのあとは、「自分」「幸せ」「社会」とかをテーマに、みんなで探究していった。
みんなの経験・考えを出して、一つのテーマを見ていくと、今までに自分にはなかった考え、見方に共感し合ったり、提案し合えたりして、その場の雰囲気がとても心地よく感じている自分に気づいた。探究が楽しく、日常ではあまり使ってない頭を使っているせいか、疲れた。
人との関係性、社会との関係性、自分とは、幸せとは、考えとは、経験とは、キメツケとは、テーマを一つ一つ見て、考えてきたけど、どのテーマも、生きて生活していく中では、どれ一つとして、一つとしては存在していない。影響し合っているのではないかと感じた。
その関係性は流動的なのに、「キメツケ」「常識」で固定することで、安心している自分に気づいた時、頭が何かスーッと軽くなった気がした。
「わかったつもり」から「実際はどうだろう」と知ろうとする姿勢があれば何かあっても大丈夫そうだなと何か安心できている自分がいる。
来た時の自分と、今では考え方ってこんなに変わるんだと、自分自身驚いている。(男性)




先人たちが今の世界を見たら
どこに焦点を合わせるか
何が目的なのか?何がやりたいのか?を繰り返し問われているように感じた。
そこがはっきりしないと何をしても、自分が本当にやりたい事は出来ないだろう。

先人たちが世の中をより良くしようと努力して来た結果今の世界になったのだと思う。
しかし、仮に先人たちが今の世界を見たとしても理想の世界とは思わないだろう。

人は一人では人らしく生きられないんだなと改めて思った。
人らしくというのが今までよく分かっていなかった。
そのためには複数の人で寄って話し合うことが不可欠だろう。
今までの感じ方とは違う感覚だった。(男性)


次回セミナーは、10月7日(土)~12日(木)です。
詳しくは、アズワンセミナーHPへ

(写真・記事:いわた)
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