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森を守る!未来の里山プロジェクト―ツリーハウス作り



爽やかに晴れた9月24日日曜日。未来の里山プロジェクト主催のツリーハウス作り(鈴鹿市協賛)がありました。今年6月にスタートして4回目です。子どもも大人も一緒になって取り組んでいます。今日が完成予定の日。果たして出来たのかな?
その様子を写真でどうぞ。この活動への思いも高崎さんに聞いています。



この日の課題は、ツリーハウスの手すりの取り付け、屋根の取り付け、梯子の補強。ツリーハウスの下にも休憩所を作る計画があり、その小屋根づくりです。



ヘルメットをかぶり、腰にはノコギリ。身支度を整えて、いざ現場へ出発。


「未来の里沼」の看板の横を通り、ビオトープ構想の場所を抜けて奥へと進んでいきます。





竹林を登り。奥へ奥へと進んでいくと。



ここが「秘密基地」です。竹製の滑り台がありました。只今制作中。
この一帯はクヌギやコナラが生えた雑木林だったそうです。ところが竹林に浸食されてしまい、このままにしておくと、竹林になってしまうとか。その竹を伐採して元の姿を取り戻そうという活動でもあるそうです。



子どもたちが真っ先にツリーハウスに上っていきます。





お父さんたちが屋根を取り付けます。



手すりを引き上げます。



電動ドリルで手するの取り付け。



難しいところは、お父さんの出番。



こちらは、小屋根づくりチーム。竹を割って、交互に組んで、これが屋根になります。電動ドリルを使ってネジで止めていきます。



お母さんたちが竹を切っていきます。





これは前回ペンキで塗った屋根です。ピッカピカに塗れていました。



シイタケ! 今頃の時期から出来始めるそうです。お昼に食べました。



栗の木もあり、たくさん拾いました。



すっかり火起こし名人になったYくん。みんなのお昼ご飯づくりの火の番をしていました。



「すずかの里山」で活動を続けている高崎さんに、この活動への思いを聞きました。

7年前までは、ここ鈴鹿の里山は人から見捨てられた場所でした。「見捨てられる」と言うことは人にとっても里山にとっても淋しいことです。心ならずも見捨てざるを得なかった地元の人達も今日の賑わいを喜んでいるようです。今日は子どももおとなもごちゃ混ぜになって遊びましたが、私達はこうした活動を通じて淋しい人、淋しい自然の生じない、本来の豊かな人と自然の間柄の実現を願っています。一隅から。




この日は、名張から炭焼き窯を見せてほしいという2人も訪問されて、一緒に記念撮影。(写真と記事:いわた)
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