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「夢農園」に若者が次々参集

小林さんと小林耕一さん(右)が正月早々に就任

年末にスタートした農場も名称を「アズワン夢農園」と決まり、早一ヶ月が経過した。古西さんに続いて正月早々に小林耕一さん(29)が加わった。以前彼は東京で仕事をしていて、「仕事」について数々の疑問を抱いている。
「東京では、お金のためにアクセク働いている。いったい人は何のために仕事をするのだろうか。その根本から問い直したい」と。
「お金のために働く仕事ではなく、“お金のための仕事”をしなくてもよい社会システムは出来ないだろうか…」そんな問題意識を持ちつつ、農場でその実現を探ってみたい、試みたいという気持ちでいる。
今、古西さんと小林さん、2,3日前からはTさん(32歳)も加わり、毎晩、これからの農場経営について話し合っているそうだ。
「お金を払ってでも、ここに参加した方がいい。そのくらい楽しいよ」とその様子を小林さんが語る。「どっと若者たちが集ってきそうな予感がある。秘めたエネルギーを感じている」とも。
ぼちぼちやろか、と始まった夢農園であったようだが、農場が経営的に成り立つために、つい先日3町歩ほどの農地を借りることになった。作付け計画、人の受け入れ、販売方法等々次の展開を描いている。今後も参集予定の若者たちの名前がホワイトボードに書かれていた。
現実と向き合う厳しさと同時に、まったく白紙の状態から切り開こう、夢を実現させようというワクワクした面白さ、楽しさ、そして力強さを彼らに感じた。(1/26取材=岩田)

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