科学の目から見たサイエンズメソッドの可能性



ゴールデンウイーク中に開催された「アズワンセミナー」に参加した入澤さんがその感想をフェイスブックで発信しています。サイエンズメソッドの体験を科学の観点から、パーマカルチャーや量子論との親和性など、比較分析し、その可能性を感じているようです。
人間関係や心の問題は科学では扱えない領域に思われていますが、人の本質を探究する「サイエンズ」を科学の様々なアナロジーで読み取っています。その推論をお読みください。


科学から見る人間関係

以前から興味のあったアズワンサイエンズセミナーに参加しました! 同じ方向を向いた同士でもちょっとした考え方の違いで仲違いしたりして運営が上手く行かなかったりすることが多く、また、思ったことが言い難いなど人間関係やコミュニケーションの難しさを日頃からも感じてきましたし、今後、共に生き繋がりを持つコミュニティを考える上でも大切と思いこのGW期間中に鈴鹿アズワンサイエンズセミナーに参加させて頂きました。
7名の参加者の皆さんと3名のスタッフと5泊6日を共にして、自分の出来事を見つめ、他の人の出来事を見つめ互いに話をする中で、同じ言葉の問いであっても、とてもベクトルの違う様々な答えがあること、共通した喜怒哀楽の思いや既成概念がフィクションであること、決め付けが支配しがちなことなど多くの気付きがありました。自らが答えて自らが参加するため実感しやすいこと、長い間じっくり考え、話すことが出来るために得られるコミュニケーションの深さが自己を観察し、互いの関係性に気づくこと、本当に望んでいること、幸せとは何かに進む人との関係の道のりの入り口を垣間見ることが出来た感じがしました。
いずれにしましてもとても良かったです。関心のある多くの方にお薦め出来ると思います。

持続可能なコミュニティの構築
 
パーマカルチャーとの関係も感じました。
パーマカルチャーが持続可能な暮らしのデザイン”持続可能な場(土地空間利用)の構築”とすればアズワン・サイエンズメソードは持続可能な人間関係を結べる自分に気付く流れ・方法であり、”持続可能なコミュニティの構築”に向かう体系といったものでしょうか、小さくは夫婦・家族、シェアメイトで受講しても効果的でしょうし、大きくはコミュニティ・店・部署・会社からだんだん大きく……といった形でも効果的と思いました。
(但し、対象として一定の社会経験があった方が良い気がします)

パーマカルチャーが人間があまりあくせく働かなくても成立する場を自然と共に効果的にデザインしようとするのに対して、アズワン・サイエンズメソードは人間同士がぎくしゃくせず素直な欲求を満たしながら柔軟に対応出来る集合体になるような自分の内面と他者との関係への気付きの手法のように感じました。いずれもやってみながら続けて改良・改善して行くのだろうなあという点では共通している気がしましたし、結果として平和で幸福な持続可能社会を地域で作るという意味でも両者の親和性がとても高いのではないかと感じました。

電子の振る舞いと心の振る舞い

科学を学んだ個人的な印象として、パーマカルチャーは古典力学の領域、サイエンズメソードは量子力学の領域との親和性・アナロジーが強いと感じました。パーマカルチャーでは農や建築での熱利用、風の方向強さ、植生配置ゾーニング距離、水・空気の流れは流体力学・伝熱・輻射利用・物理循環などなど、厳密に言えば量子論が入りますが、そこまで立ち入らなくとも理解・解決になる分野が多いと思います。他方、人間関係は人間の気持ち、内面、魂とその相互作用・変容に関係すると思いますがそれは物質の波動関数の成り立ちとその相互作用とダイナミクスへのアナロジーととらえると分かり易いように思いました。
より複雑で面倒くさく、表面的には捉えにくい対象であるためこのアナロジーが有効なのかもしれません。もしかしたら実際、電子の振る舞いと心の振る舞いに繋がり・関係が深いのかもしれません。

アナロジーの具体的なものではとても単純な分子、例えば、H2分子(水素分子)とその応答を電子レベル・波動関数レベルで厳密に理解することは極めて複雑でもありますが、他方、全体的な日常の振る舞いはとてもシンプルでもあります。
それは人がとても複雑な内面・魂を持っていると同時に、だいたいこんな感じと理解もできる存在に例えることが出来るように感じます。”陰陽”と”波動関数”もアナロジーとしてシンプルに理解できる気がします。フリッチョフ・カプラがタオ自然学に示したことに関連していることと推測します。

内面を深く探究する事で起こる変化

今一つ個人的に感じたことは、コンセプトデザインといったネットを利用した新しい切り口を見せて進めて行く方向性はややもすると表面的でやや上滑りして見た目上手くやればいいんじゃないかといったことを助長してしまうようにも感じられるのに対して、内面を深く観察・探究しようとすることで、本当に良い現在からの変化を目指すと感じられたことにもとても共感しました。

今後楽しみであり希望のある方向性・可能性を感じました。関係各位、参加者の皆さま有り難うございました。
(※上手くまとめられずこんなになってしまいました、もう少し修正・訂正するかもしれません。)(入澤 潤)

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