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韓国で「自分を知るためのコース」開催





一人ひとりの心が集まってスクール開催!

「自分を知るためのコース」を開催しました。5人の参加者と日本からスタッフに小林耕一さんとバクジンスンさんが来てくれました。

日本でサイエンズアカデミーに留学しているヨノさんも、しばらく韓国に帰国している間にコースに参加しました。わが町の人々(以下、ウドンサ)のイムジョンアさんも7ヶ月の赤ちゃんと一緒に参加しました。ウドンサの複数の友人が赤ちゃんの世話サポーターとして活躍してスクールオフィススペースを活用して支援しました。ママもしばらく日常から離れて、自分自身をよく調べることができるよう、複数の人の支援と助けを借りて、今回のコースを作っていきました。やはりコースが開かれ、人々が参加するのではなく、一人一人の心と思いが集まってコースが開かれるんだ証明されます。

「自分を知るためのコース」は、自分の考えとは、人間の考えとは、という点を明らかに知っていく。日常で自分はどのように反応しているか探る時間でした。考えて知っていることはなく、実際、自分の感覚はどうなっているかを調べてみる時間でした。複数のテーマに答えが決まっているのではない未知の世界を知っていくという感じでした。

参加者の感想文の一部を抜粋して共有します。

感覚でとらえたことと実際の世界と…

「雨水がどこかにぶつかる音」と把握されることが気になる。眠りから覚めるたびに、その音が聞こえる。その音に集中している間は、その音だけ聞こえるようだ。トイレで「鶏の鳴き声」と把握される音を聞いた。ところが、その音を「コキオ」と表現した瞬間「コキオ」と聞こえ、「おしゃべり」と思う瞬間は「おしゃべり」と聞こえるようだ。

先ほどゆきさんに会って、卵、サラダ油、塩、コーヒーをもらってきたが、今思い浮かべるその記憶はすでに私の頭の中にあるだけで、実際のことではないのがおもしろい。しかし、この記憶を誰かに説明する瞬間、まるでそれが事実であるかのようにされてしまう感じだ。私の周りの世界は何の名前も意味もないが、私は感覚で認識した瞬間どんなものも固定されている感じだ。

(中略)

「一つの世界」がある。人間がいつからそこに点を打ち、線を引き、色を塗り、それを忘れてしまって、元のような状態だったかのように錯覚して生きている。時間が元々あったように、日付が元々あったように、お金を払って物を受けとるのが当然のように、国境があるかのように... ...

偶然作られたか必要から作ったか分からないけど、数多くの概念を共有し生きている人間。人間の考えで作られた、世界であることに気がつく。それを本当によく知ったらどうなるのか。なければならないと考えていること、とはならないと考えるのは、まさに考えで、実際ではないんだし気付かされるときに、他の人を縛っている、自分を縛っていると考えから自由となる感じだ。(40代女性)

サイエンズスクールコリアの記事はこちら>>>https://scienzsk.org/?p=1169
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