「人生の目的って何だろう」韓国ウドンサでアズワン報告会



韓国からサイエンズアカデミーに学びに来ていたジンスンさん。2016年から鈴鹿に留学し「サイエンズ」を学んできました。今年8月にアカデミーを出発し、先日、韓国で、「鈴鹿留学(サイエンズアカデミー)報告会 in KOREA」を、同じアカデミーにいたジンソンさん、グムサンさんと共にサイエンズスクールKOREAの主催で開きました。ジンスンさんからそのレポートが届いています。



浦島太郎は、なぜ竜宮を出て家に帰ったのか?

いくら良い環境だと思っても、そこは浦島太郎のベースにはならなかったのかな。ただ、客としての時間を過ごしただけなのかも。この世界が自分のベースにならないと、いつかはもとに戻るのは自然のことではないか…?
今から伝えたいのは、ベースについての話、世界が変わる話、本来の人間(ベース)に立ち返ることの話――。
ジンスンさんは、2009年から5年間、小学校の教師をしていました。
2011年から「ウドンサ」という共同体を始め、教師を辞めた2014年からはコミュニティパブの運営に携わります。そして2016年から鈴鹿に留学しました。そんな自分の人生を振り返り、今、なぜここにいるのか、いくつもの問いを投げかけています。

人生の目的 -何をやろうとしている人生か―

私はなぜ、こういう流れに乗ってここまで来たのだろうか。
「自分はどう生きていきたいか」という自問を道しるべにして、20代を過ごし、30代まで何とか自分なりに上手くやってきたと思っていた。が、アズワンに出会って、それ以前に、最も大事な問いがあることに気が付いた。

「やらなければならない」「これをやるのが良い」は実際にはない。
つまり、何もしなくても良いんだ。
なのに、何かをやろうとしている自分がいる。それは何か?

「何をやろうとしている人生か」、人生の目的、歩んでいく方向…


自発的服従から自発的自由意志の世界へ(立ち返る)

何からの自由なのか?自分の中で自分や人を動かそうとしているこれは何か?
「本心で生きる」「自分そのままで生きる」ことを邪魔しているものは何か?

自分の中で今起きている実際に関心を向けて見ていく作業を、地道にやっていく鈴鹿での日々。
「知る」(固定のない考え方、サイエンズ)によって。

今、これが「自分の頭の中のことである」ことに気づくと、自然と「本当はどうか」「相手の実際はどうかな」と関心が向いていくのではないか。
そういう過程を通して、内面の実質の変化が起きるのではないか。

例えば、「親しさ」だとしたら、我々はどういう「親しさ」へ進んでいきたいのか。

「私たち」と「あなたたち」を隔てる親しさを増やすことがしたいのか。
それとも、自分の中の境や警戒がどんどん薄くなって、誰に対しても親しくなる、実質的な親しさを志向しているのか。

一人の努力で成り立つことではない

今の自分たちも、これから開いていきたい世界も、一人の努力で成り立つことではない。もともとの人間の姿(人生の目的、人間らしさ、本心…)に立ち返る社会を実現していきたいのです。

地道で見た目は地味なことかもしれないが、内面はどんどん健康で豊かになっていく方向だと思います。自分の中の願いがどんどん明らかになり、またその実現への可能性が見えてくると、誰もがその道を選んで歩んでいきたいと思うのではないでしょうか。そこに自分を賭け、生かしていきたいと思っています。

「鈴鹿に行かなければできない」と言いたいわけでもないし、「ここで結集して自分たちで頑張りましょう」と言いたいわけでもないです。その方向に進んでいくには、どういう要素や過程や道筋があるのかを知りながら、研究しながら、一緒に進んでいきたいのです。

<参加者の声を聞いてみて>

参加者は約30人。「前からこういう場が欲しかった」という声が多かったのかな。「聞くだけでも蘇るものがある」とか、「自分の話を出すだけでもすっきりしたような気がする」と。だが、この辺で暮らしながら、その目的や方向がまだそんなに鮮明ではない中で、色々悩んでいるような… 
これから、私たちはどういう場を作っていけるか。踏み出す一歩はどこになるのか。

参加した人たちは、ウドンサ、コマム(ウドンサがある地域名)、サイエンズスクールKOREA等に関わっている人で、鈴鹿コミュニティでの試みや新しい社会づくりに関心を持っている人。留学を通して何をしようとしているかを聞きたい人。この場をきっかけに自分の今を考えてみたい人(主にコマムに住んでいる20~30代)があつまったそうです。9月30日(日)14:00-18:00@コミュニティパブ0.4㎞


サイエンズアカデミーについて詳しくはHPを
http://as-one.main.jp/zaidan/HP/index.html
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