2月度アズワンセミナーレポート



2月度アズワンセミナーが2月10日から15日で開催されました。

セミナーでは様々なテーマについて、参加者で話し合いながら、楽しく、深く、探っていきます。誰かに教えてもらったり、何かを学習するのではなく、自分の頭を使って、じっくりと調べていきます。
その中で、「当然」「当たり前」としていた思い込みやキメつけから解放されていき、自由で豊かな明るい世界が見えてきます。
新しい知性の使い方、心とつながる学びを「体験」「体感」できる機会です。


大事なことを自分の中から呼び覚ましてくれた

自分という人間をわかっているようで全く知らない事に気づかされた良い機会だった。
普段生活している中で自然に出てくる感情や気持ちについても考えもしなかったから、あぁそうそういう見方もあるのか~というようにいろいろ発見できた。
探求仲間と意見を出し合うことでより一層深く考えられた気がした。
探求する中で本当に自分は幸せだと感じられることが多かった。
周りの人は自分のことを本当に想ってくれてるなと実感した。
育ってきた環境って自分を構成する上で一番大事なものだなと思った。
人にとって大事な、あたりまえなことを自分の中から呼び覚ましてくれたようでスッキリというか、なぜかやさしい気持ちでいられる。
いつもの生活に戻ったときに、セミナーのことは忘れていると思うが、自分の中の自分がふとしたとき思い出させてくれると思う。(高校生)
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「新しい世界が始まろうとしている」1月度アズワンセミナー



今年、最初のアズワンセミナーが1月3日から8日まで開催されました。また、韓国でも開かれていて12日に終わりました。
名称が変わって1年になります。「アズワン」は、世界が一つであることを表現した言葉ですが、私たちが暮らしているこの社会が本当はどんな世界なのか、その実際をゼロポイントから調べ、明らかにしていく機会がこのセミナーです。

普段は、自分が意識したことや、気にしていることが自分にとって大きな現実になっているかもしれません。そんな、見たり、感じたりしている自分自身を改めて調べ直してみるのです。本来の人や社会の姿を探究し実現する「サイエンズメソッド」の学びの入り口でもあります。

今回の参加者も、はじめてこの場で知り合ったお互いでした。5泊6日という合宿生活の中で、打ち解け合い、得心し、親しさが湧き、「一つの世界」に出会ったようです。

最終日、晴れやかに出発していった皆さんの感想を紹介します。
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「無意識にある心の状態を健康に」11月度アズワンセミナー


人の行動の95%は無意識?

11月度アズワンセミナーが11月23日に終わり、皆さんそれぞれ出発して行きました。アズワンセミナーは、知識や経験にとらわれないで、ゼロから「実際はどうか」と探究する機会です。それはサイエンズメソッドの体験と学びになります。人や社会の本質を探究し、知った分だけ、その人の中からじわっと現れてくるものです。頭で分かった、知った、体感した、実感した、という意識で捉えられるものとは違う、無意識の領域にその変化が出てくるもので、気づかないところで変わっているかもしれません。

人は行動の95%を無意識に行っていると言われます。体の自律神経は意識しなくても勝手に動いています。歩いたり、座ったり、食事したり、トイレでの動作など、イチイチ考えて体を動かしていないでしょう。他にも赤信号でパッと反応して立ち止まったり、お店のレジの前ではお財布を取り出したりしています。お箸の持ち方もクセや習慣もそうかもしれません。ムカッとしたりイライラしたりする反応は、自分が意識してそうしているというよりも、体が勝手に反応している状態ではないでしょうか。

無意識にある心の状態を見る
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本当の自分をどこまで知っていますか?



Nさんの変化

「自分のことをどれくらい知っていますか?」
10月度アズワンセミナーの開講式で、挨拶に来たSさんが参加者に投げかけた言葉です。
改めて聞かれると、立ち止まって考えてしまうでしょうか。
普段、思っている自分、意識に上る自分、人から思われている自分、過去の自分、潜在意識にある自分、そして未来はどうなっていくか未知の自分……。一言「自分」と言っても、様々な面が浮かびます。
その自分を自分がどんな風にとらえているのか。10月7日から開催されたアズワンセミナーに参加した一人の変化を取り上げてみました。
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社会を創る一人として出発!~9月度アズワンセミナー



9月16日から21日まで、9月度のアズワンセミナーが開催されました。
ブラジルからアズワン留学中の若者や九州・東京からの参加者で行われました。人や社会の本来のものを、「ゼロから実際はどうか」と探究した6日間。「争いのない幸せな世界」を創っていこうという活動がアズワンネットワーク活動です。自分の立場で、自分の本心からの行為・行動が「一つの世界」(アズワン)の点となり、点が結ばれて線となり、面となって、世界を創っていくことになるのでは…。
そのスタート地点がアズワンセミナーの機会です。
21日、セミナー参加者は、「本心で生きられる社会」を創る一人として各地へと出発していきました。感想を紹介します。


幸せに生きられる社会を創る一人となりたい

探究会って‥
一つの答えを出すことはないし、終わりがないから的外れかもと一瞬思うことも遠慮なく出し合える。探究会が緊張せず、遠慮なく、楽しく、面白い。もっと探っていきたいというのを味わった。一日があっという間に感じた。
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延長してもらいたいほど楽しかったアズワンセミナー

7月15日から20日で、サイエンズスクールJapan主催のアズワンセミナーが開かれた。
参加者の一人竹中正剛(41歳)さんにアズワンセミナーの感想をインタビューした。
竹中さんはアズワン鈴鹿コミュニティに、サイエンズスクールのコース参加のため6月30日から2か月にわたって家族で滞在している。
竹中さんは福岡県福岡市在住で自然食品店に勤務している。

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自分のやりたいことを求め続けて

「前もって言っときますけど僕しゃべらないですよ」
そんな前置きで始まったインタビューだった。
というのも竹中さんは子供時代からあまり社交的ではなく、考えることは好きだったけど、人と会話することはあまり好きではなかった。
大学では理系的な発想が好きで、物作りがしたいと機械科を専攻した。
ダクトや配管など設備の設計施工の会社に就職するも、四年半勤めて、急に人とかかわりたくなり作業療法士がいいと考えて資格をとるために会社を辞める。夜間学校に通うが自分がやりたいのは整体師だと思い民間の整体師の資格をとる。
そのころ奥さんの高子さんと結婚して、自宅の2階で奥さんはネットショップ、1階で竹中さんが整体をという生活が始まる。
奥さんの扱っていた商品は大手ネットショップで1位になるほどの売り上げだったが、大手メイカーが参入してきて価格競争が激しくなり仕事とプライベートのオンオフがない生活に。これでは体が持たないと現在の自然食品の会社に入る。
そこで、環境とか持続可能な社会という世界と深くかかわるようになる。

「どうしたら人と人がケンカにならない関係になるだろうかといろいろ考えているうちに、アズワンに出会った。最初は敬遠してたけど、よくよく聞くと自分のやりたいことだと思って関心を寄せるようになったんです」

鈴鹿に行きたくても仕事が忙しい。しかし先に奥さんは今年の3月にアズワンセミナーを受講して「すごく良かった」とニコニコして帰ってきた。
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「ゼロからの探究」8月度アズワンセミナー



「当たり前」の奥にあるもの

8月11日から16日のお盆期間中に8月度アズワンセミナーが開催されました。
「アズワン」(一つの世界)をゼロから探究する5泊6日間です。日常の暮らしを離れて、テレビやスマホも見ずに過ごす6日間は、どこか別世界に旅立つよう。宇宙へ出かけて、地球を眺めてみるような時間かもしれません。「地球は丸い」と知識はあるけど、もし、実際の地球を宇宙から見たとき、どんな感動があるでしょう? ちょっと大げさな比喩ですが、普段当たり前にしていることは、当たり前過ぎて、気づくこともなく、自分が見たり、聞いたり、感じたりしたものが、そのまま、それが実際の事になっていたりします。地球が丸いことを知らなければ、地面はどこまでも平たく感じたままでしょう。

こんなことされたら腹立つ、これは怒って当然でしょ! 非常識な人ね! 何で分かってくれないの! それおかしいでしょ、間違ってる! 自分が正しいと思うとき、人を責めて正そうとしたり……、こんな場合にも、どこかに「当たり前」としていることがありそうです。



一人で自問自答しても気づけないことを、人同士の中でさぐっていくと、出会うこと、見えてくる本当のことがあります。本来の自分、本来の心、本来の人、本当の社会……、

最初は、夜空の小さな星粒かもしれません。でも、その発見は、自分が生きていく方向を示してくれるかもしれません、近づけば輝きはもっと大きくなるかもしれません。消えてなくなりようがないものです。

心安らかになって、見つけた静かな光。

参加者のレポートからもそんな一端が感じられます。




胸の内の小さな変化
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7月度アズワンセミナー「一つの世界へ」出発!

aaIMG_9512s.jpg家族のようになった10人

7月15日~20日で、第4回アズワンセミナーが開催されました。参加者とスタッフ合わせて10人が、共に暮らしながら、自分とは、人生とは、幸せとは、社会とは、など、ゼロから探究し、それぞれ何か、新しい発見や気づきを得て、出発していきました。
最終日、研修所の庭に出てきた10人は、何か雰囲気がいい。
和気あいあいとした様子で、年配者にも愛称で呼び合い、親しい家族のよう。

世界を飛び回っているという参加者の男性がこの日の別れを
「自分の肉体の一部が剥ぎ取れていくような寂しさを感じた。
 この10人は、世界の誰よりもぼくのことを知っている人たちだ」
と語っていました。そんな親密な時間を過ごしたようです。

出発日に受講してみての感想を聞いてみました。

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あら~なんだ~

「私の場合、第一印象で、この人はこういう人だ、とか、人に対して苦手意識を持ってしまい、一度決めると変わることはないんだけど、今回ここでは、私の見るその人の見え方が変わって、全然違った。自分とは違う人だと思っていた人とも共感できたり、とても身近に感じられました」(女性)

「“実際の自分”と“思っている自分”って何だろう? 
 途中、しんどくてしくしく泣いていたんだけど、泣いている自分って何だろう?って思った。そして、なんだーって、力が抜けた。
 悩みも、悩みって何だろう?って感じになった。

 人が自分に対して思っていること、自分が自分に対して思っていることがある。こんな自分じゃダメだって。でも、それ、どちらも認識と認識なんだよなあ。
それに気づいて、あら~、なんだ~、みたいな感じになった。

 自分が勝手に物語を作って、結末で私は傷ついて、悲劇のヒロインを演じてしまう。そこにちょっと気づきだしたところ」(女性)

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