『研鑽科学』第2号の舞台裏 その2

多くの人のおかげで② 編集の流れ

「研鑽科学」は研鑽科学研究所の研究・実践活動を広く人々に紹介していくことを主眼とする機関誌です。そこで、創刊号・第二号もサロン発表を主体に構成しました。そのサロン発表の記録テープは、毎回、本山照子さんがテープ起こしをしてくれて、古西隆一郎さんもチェックをして文章化して、研究所のブログに載せられているようです。それを編集部で編集・校正をして研鑽科学に掲載されているという流れになっています。第二号は座談会を企画・記録しましたが、一番始めに課題となるのがテープ起こしになります。今回は古西さんと牛丸さんで文章化したものを編集しました。

 サロン発表は、テーマが設定されていてスライドもあり、発表者も個人となるので、テープ起こしも一貫したパターンがありますが、座談会となると、何人かの話し合いで、話題も跳んだりしながら進むので、より一層テープ起こしは大変だと思います。現在刊行中の「山岸巳代蔵全集」でも、先ず、この作業が大きな課題になっています。ただ「全集」の場合は歴史的資料なので厳密さが要請されますが、座談会などの場合は、発言者の息吹が伝わることは大事ですが、細かい言い回しにそれほど拘らなくてもいいです。それでも時間はかかると思います。これからの出版・広報としても、実態を伝えていくのに、座談会・対談・インタビューなどを積極的に取り入れていきたいと考えていて、テープ起こしの陣容を整えていきたいと思っています。

 また、編集作業の最後の段階では、全体を見ながらの文章校正も大事な作業となります。創刊号・第二号と順子さんに見てもらいました。編集の人も最後まで確認しますが、なにせ頭がカチカチ、眼がショボショボ、口元がユガンデ、ワンパターンになりがちで細かいところに気が回らないので、全く違う人が見てくれるのはとてもありがたいです。

 そいうわけで、《テープ起こし仕掛け人・大募集》、最後の文章校正などやってみようとする気持ちがある人はKNI・広報部まで連絡ください。
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『循環共生型コミュニティ』 シンポジウム潜入ルポ

                 KNI広報部 牛丸信 記 

 11月23日『足元からつくろう 循環共生型コミュニティ』 ~「食」からはじまるサバイバル作戦~ と題された、シンポジウムが鈴鹿市算所の清和公民館で開催された。実に地味な場所での開催であるが、講演者は実に蒼々たるメンバーで、その世界では権威ある方々(詳細は24日の記事)である。その上に、文部科学副大臣である中川正春氏も急遽駆けつけ挨拶に加わるなど、一体この地で何が起ころうとしているのか・・・。




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 シンポ当日。受付嬢もバッチリ。鈴鹿研鑽コミュニティの人達、NPO法人 KIESSのメンバーなど、様々な人達が関わって準備を進める。

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 約80名近く入る会場はあっという間に満杯。

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 研鑽科学研究所の小野さんの挨拶。僕は彼がこんなに緊張しているのを初めて見た気がする。

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 忙しい中、中川文部科学副大臣が駆けつけ挨拶。数年前より、鈴鹿コミュニテイと親交がある。

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 鈴鹿市市会議員の杉本氏は農業をやりながら議員さんをやっている。とても気さくな人で、研鑽ライフミーティングにも参加している。



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 いよいよ内藤氏の講演が始まる。日本政府や大企業が言っている詭弁や数字上の誤魔化しなど、暴露話を交えながら、ノリノリで持続可能な社会について、駆け足で講演。

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 神谷氏は雨水(あまみずとあえて呼ぶそうだ。)の権威。水が正常に循環していくように、人間の住まいや街づくりを考えている。日本はドイツなど海外に比べて、随分雨水利用については、遅れているそうだ。鈴鹿という地形は全部が見渡せて、山あり川あり海がありで、今後期待できる地形だとのこと。

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 ドイツからの講演者。エコロジーな都市づくりを実際ドイツで行っている、その方面では第一人者であるらしい。

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 地域の木材を使い、輸入品は一切使わず、エネルギーを消費するのではなく、活かしていく家。人が実際住んでいる。360度、太陽の動きに合わせて回転する。

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シンガポールに建設予定だそうだ。


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 そういった知識人のサポートにより、来年より鈴鹿市に「Suzuka Culture Station」が現れる案が持ち上がってきた。コミュニティステーション、カルチャーステーション、エコステーションの3つの機能を有する、循環共生型コミュニティづくりの拠点。研鑽科学をベースにした新しい文化、教育の発信地。
日々の暮らしの中で、目指すコミュニティづくり、文化創造を展開していく交流の場Station。現在かなり具体的に場所も決まり設計も始まっている。また多くの人が関わっていきそうである。

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 鈴鹿研鑽コミュニテイの一員である江口夫妻のお宅で乾杯。内藤さんは聴衆が熱心に聴いてくれたことが、よほど嬉しかったようだ。本来なら、一人一時間以上の講演でもなければ、話しきれないぐらいの内容を、かなり短縮して話してくれたわけだが、三人とも聞き手の反応がよく、実際進めていこうとしている空気を感じたようで、鈴鹿モデルの今後の展開に大きな期待を感じてるようだった。
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