PIESSニュース 50

こんにちは、3月のPIESSニュースをお届けします。
春一番と共に、青年達の初々しい風が吹いてきました。韓国からセリさん(31歳)、
ブラジルからマテウス君(21歳)がアズワンコミュニティをもっと知りたいと来鈴。
サイエンズスクールの各種コースに参加しながら、約3カ月間滞在しています。
日本の高校生二人も韓国サンマウル高校へ短期留学。
たくさんのアズワンコミュニティに関わったことのある人達に
心からあたたかく迎えられ、溢れんばかりの思い出いっぱいで帰国。
やさしい風がNETWORKを深く広くしているようです。
また、韓国で「人の本性に適した社会研究所」が設立され、
ネットカフェも開設されました。

「実際に見て、触れてみようー!」
「生き方を模索する青年の初々しい風が吹く」
「溢れんばかりの思い出がいっぱい!」
「韓国で、新たに「研究所」がスタート」


★トランジション・タウン鈴鹿★
昨年9月に崩壊した炭窯、いろんな人たちに支えられ再チャレンジ。
3月22日晴天の下、右田翁の窯打ち歌の拍子に合わせて老いも若きもトントントン…。
べっぴんさんの炭窯に仕上がりました。
そして、地域の親子とシニアのコラボ企画「はたけへ行こう、畑で食べよう」も開催。
シンプルな企画の中にそのおもしろさがあるようです。
また、3月1日は、オールトランジションミーティングに参加させてもらいました。
隔てなき世界へと一歩ずつ一歩ずつ進んでいます。
そこで出会った方々が「ふだん着で探訪DAY」にも参加されました。
「窯打ち祭り」
「こども達に 新しい未来を!」
「隔てなき世界へ ATTミーテイングin大阪」
「限りある命が語る彼岸前」


★新しい世界へ一歩ずつ★
3月21日~26日、マイライフセミナー開催。初めて出会う、「かつてない新しい世界」。
「やさしく生きる」一歩を踏み出す六日間でもあるようです。
また、その会場となっているサイエンズスクール研修所の屋根に太陽光パネルが
設置され、ささやかながら太陽の恵みを活用できるようになりました。

「コミュニティ太陽光発電所スタート」


★『持続可能な社会づくりカレッジ』に向けて★
「これからの新しい持続可能なコミュニティや社会を
一緒に描いていきませんか?」と、PIESS NETWORK 東京の林悦子さん、
佐藤慎時・文美夫妻らによる教育プログラム「持続可能な社会づくりカレッジ」
に向けて各地で説明会を開催しました。
各地で「やさしい社会」づくりに向けての活動が展開しています。

「『持続可能な社会づくりカレッジ』に向けて」


************ 『やさしい社会』の入口コーナー ***************
☆マイライフミーティング;「何気ない日常を振り返ってみませんか・・・」
in鈴鹿 4月12日(土)19:00~ 13日(日)
in東京 5月18日(日)

ふだん着で探訪DAY;「アズワンコミュニティを訪ねてみませんか・・・」
4月5日(土)~6日(日)  4月19日(土)~20日(日)

マイライフセミナー;「やさしい社会への扉」
5月1日(木)~6日(火) 7月19日(土) ~24日(木)
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http://as-one.main.jp/HP/mm_form.html


*ご意見、ご感想は、下記メールアドレスまで
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PIESSネットワーク事務局
〒513-0828 三重県鈴鹿市阿古曽町14-28 SCS内
E-mail news@piess.net
URL   http://as-one.main.jp/
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『持続可能な社会づくりカレッジ』に向けて

これからの新しい持続可能なコミュニティや社会を一緒に描いていきませんか?
エコビレッジやトランジション・タウンなど、持続可能なコミュニティや社会に関心のある方、気になる方など、只今、参加者大募集中です!!

そして、PIESS NETWORK東京の林悦子さんより、「持続可能な社会づくりカレッジ」の説明会をやってみてのレポートを紹介します。

●東京:地球環境パートナーシップにて(2/1)

カレッジを始めようと思った動機や背景を説明、そしてアズワンコミュニティ鈴鹿の片山弘子さんが、実際の暮らしを話しました。参加者の方たちは、人とのつながりに関心のある方や、これからコミュニティづくりやコミュニティ暮らしを始めようとする人たちでした。
説明会では、アズワンコミュニティの暮らしについて質問がありました。
・エコビレッジも何も知らなかったが、人とのつながりを大事に思っていて、今日はいろいろお話聞けてよかった。
・アズワンのパンフにある「子どもたちに残すもの」で「気風」
と書いてあって共感する。この言葉の意味合いがいい。

アズワンのメンバー数、ライフストア、経済(運営)についての質問もあり、アズワンコミュニティを熱心に聞いて頂いて、現場の暮らしについて関心が高いように思いました。

●滋賀県日野町にて(3/2)

日野町では、主催者の伯宮幸明さんが開催されている日野ローカルネットワークの参加者や、琵琶湖から来れられた8人の方たちが参加しました。参加者は、学芸員や農業、自然食居酒屋、地域活動している方、介護職など様々な職に携わっている方などで、自己紹介から始り、伯宮さんからは、昨年秋から月1回日野ローカルネットワークが始まり、移住者同士のネットワークとして、人がつながっていくところからやってきたが、アズワンコミュニティの紹介なども通して、新しい形のコミュニケーション(人の話を聴いて、持続可能な人間関係から)に取組んでいきたい、というお話の後、アズワンコミュニティの暮らしや人の話を聴いて、どう受け取っているか、ミニワークなども挟んで、カレッジの紹介をしました。

参加した感想、
・ワークなどもやってみて、心の様子を見て、考える余裕ができた。
・違いがあると分かっていても、説明力や伝え方が関係しているのか、分かって欲しい、伝えてほしい、というときに、愛をもって相手が思いっきり開放して伝えることと、自分も開放して聴くこと、自分をどう継続していくのかが難しい。
・経済面、コミュニティのイメージなどについて、持続可能な社会活動するグループと地域の人たちのとのつながりをどう築いていくのか、内面的な自己満足に陥らずやっていくために考えていきたい。


●京都:京都市のImpact Hub Kyotoにて(3/2)

京都では、これからの社会そして生活の在り方を根本から問いなおし、実践の可能性を探る「HUB研究会」の第2回目として、Hubの世話人である熊倉敬聡さんの主催で今回の会が催されました。HUBは、様々な社会活動のネットワークをつなぐ活動として、世界に60カ所あり、日本でも東京などで活動もしています。

Hub Kyoto の活動メンバーを含め、パーマカルチャーリストやトランジション京都で活動する方など、15名ほどの人が参加しました。
最初は、サイエンズ研究所の小野さんのアズワンコミュニティやサイエンズ研究所・スクールなどの紹介の後、「地域通貨や経済」、「心とサイエンズ」などについての質問がありました。

地域通貨については、相手と自分との関係性から相対的にやり取りする料金を決める、といったことや、サイエンズでは人としての成長と人間観、社会観をみていくには、心が一番のベースになること、環境によって人の心がどう成長していくのか、個人の心(内面の環境)と社会(外面の環境)から影響を受ける心の両面をみていくことが大事で、無意識まで切り込んでいくことなどについて、サイエンズ研究所の小野さんを交えて話し合いました。

最後の感想、
・アズワンコミュニティでは、コミューン(共同体)のように1カ所に共同で住むというのでなく、近住しながら、みんなで話合わない(敢えて話合わない)、話し合いたい人と話し合う、話し合う人同士がこの指とまれ方式で集まる、といった、手放しながら(コミュニティで)暮らすという形もあるのかと思った。
・分かち合いやシェアとは逆の方向に見えるが、みんなで話し合うのが良い・悪い、ということもなく、一切圧力のない暮らしを送るには、一人ひとりに人や社会に対しての根本的な信頼心があるのか、信頼関係が大事ではないか。

滋賀、京都も会の後の懇親会では、参加者のみなさんの体験やこれからの暮らしや希望をお互い交流し合ったりと、とても有意義な時間となりました。

今回の説明会やアズワンコミュニティ紹介の会では、様々な参加者のみなさんと出会う機会を頂いて、これから暮らしや社会を良くしていきたい、というみなさんの思いにエンパワーされました。また、交流も続けていきたいと思っています。

以下、『持続可能な社会づくりカレッジ』のお知らせです。

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