盛岡のアズワンネットワークイーハトーヴの吉田直美さんから、おふくろさん弁当社長係の岸浪龍さんのセミナーを終えて、参加者の感想やこれからについての記事が届きました。
アズワンネットワーク イーハトーヴの吉田直美です。
2月25日に,鈴鹿のおふくろさん弁当社長係の龍さんをお招きして一般の方を対象に「働く人が幸せになる会社づくりセミナー」を開催しました。アズワンネットワークの取り組みは毎年,当地でもお伝えしているのですが,今回はこれまででも最大規模,55人の参加でした。
参加者は多様で,福祉関係,教育関係,事業者等々様々でした。仲でも福祉関係の方の関心が高く,べてるの家の当事者研究のようだと評価している方もあり,福祉業界との親和性も高いように感じました。
どんな人でも,自分が大切にされれば,人も大切にしようと思うし,安心できる環境に置かれればおのずと自らが持っている能力や力が発揮できるんだなぁということを改めて感じました。
ご参考までに,参加者の感想を一部ご紹介したいと思います。
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・仕事が出来るとか出来ないとかを価値基準にしないで、「どのようにして生きたいか」「幸せに生きるには」を大きな基準にしている事。そして、それを理想ではなく現実に叶えていることを知り、私もできると思った。
・とても気持ち(心)が暖かくなるお話でした。「働く」ことをして20数年…ずっとずっと自分の中で思っていた事をこうしてかたちにして実現している人達がいる(会社がある)!!とても感動しました。嬉しくなりました。自信になりました。勇気をもらいました。ありがとうございました🌸 “大切にされている”という気持ちが「やりがい」「思いやり」につながる!!
・「普通!」「常識!」「あたりまえ!」…そんなふうに人を自分基準のものさしではかる事は必要ない。そもそも“普通”って誰が決めるんでしょうね(笑)。
・話し合いからはじめるのではなく、自分を見つめることからはじめる。自分を見つめることで、相手を知りたくなる。そこから話し合いがはじまる。話し合いができれば、仕事がうまく回る。
・会社のイメージを大きく変えるお話でした。「会社=利益追求=株主(出資者)への配分」が一般的には目的だと思いますが全く違うので興味が湧きます。あらためてご著書を読んでみて考えたいと思います。
・長年組織の中で働いてきた私は「仕事ができて当たり前」「できる人材が素晴らしい」という評価をしてきました。働く目的が「何なのか」もう一度考え直す機会をいただき、感謝しております。ただ、現実問題として、限られた人数(ギリギリの人数)で仕事をしておりますと、自由に休むということもできず、休む事に罪悪感を持ちます。「人的にも余裕がある」ということも大切ですね。
・映像に出てくる社員の方々の表情が明るくいきいきしているのが印象的でした。社員がお互いを許容しながら働くことができ、社員がいきいきと働くことで会社の業績が上がっていくことは理想的であると思いました。
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そして午後は,アズワンネット イーハトーヴのメンバーを中心に,アズワンセミナー体験会を行いました。
「話し合うとは?」をテーマに,話し合うってなに??ということをじっくりと検討してみました。
話し合うといっても,人によってその捉え方がさまざまであることに目からうろこでした。そういうことも含め,その人の考えがまず聴けて,自分のことも安心して言える,そういう関係性や環境が大事なのではないかなぁと思いました。
龍さん,遠路お越しいただきありがとうございました。
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