ハーバード大学の75年に渡る研究によると、「幸せな人生とは、良好な人間関係にある」ことを明らかにしています。では、その良好な人間関係とは、どんな関係なのでしょう。また、どう築いていけるものなのでしょうか?
人とのコミュニケーションで、相手を警戒したり、建前で話していては、良好な関係にはなれません。日常の会話や話し合いが、どうなっているのか、そこを科学的な視点で観察してみると… 気づかないキメツケやトラワレが次々と発見されてきます。それは、良好な人間関係を理解することでもあり、同時に体験にもなるのです。
アズワンセミナーでは、そんな、人生を幸せにする探究をしていきます。日々苦労しているコミュニケーションの問題点が、たった6日間の探究で一生分の解決になるかもしれません。参加者のレポートをご一読ください。
↑2月度アズワンセミナー参加者&スタッフ
アズワンセミナーに参加して 神奈川県・30代・女性
◆コミュニケーションの問題点
「人とどうやって本音で幸せに生きていくことができるか」
いろいろな経験を経て、いつしかこれが私の重要なテーマになっていた。
本当のことを話せないと、結局は何もかもうまくいかなくなる、と心のどこかで感じていたのだと思う。
けれども、いくら本気で私ひとりが本音で生きていても、伝え方やコミュニケーションの仕方をいくら学んでもなかなかうまくいかない現実にぶち当たった。
例えば、私は思ったことを話していてもそれが相手にそのまま伝わることがなかなか出来ないもどかしさ。それによって、相手は私のことを理解してくれる人ではないといういじけた気持ち。その空気を感じ取って、少しギクシャクし始める関係。
あるいは、「私はこう思う、こうしたい」ということに、「いいよ。いいよ」と合わせてくれていることに気づかないで、相手を疲れさせてしまっていたり。。。
ある職場では「自由奔放すぎる」と非難されたこともあった。また「本音で話すことは危険なこと。話し合いをなるべくしたくない、それよりも楽しいことの共有をしていたい」という意見を聞いた時は、話し合い自体にネガティブなイメージを持って避けている人がいるという衝撃と絶望を感じたこともあった。
◆自分の中のことと実際のことの違いを発見!
セミナーを通じて実感したことは、「自分の中で起こったこと」と「実際に起きたこと」と「相手の中に起こったこと」があり、それは別々だということ。
当たり前のことかもしれないけど、普段の生活で意識したことがなく、驚きの発見になった。お互いのそれぞれの今まで積み上げてきてしまったフィルターを通して、お互いの言動を認識するから、お互いに少しずつズレが生じてしまう。
そこに悪意や敵意はなくても、自分の判断でそう感じて「疑いや敵対心」を持ってしまったこともあるのではないかと過去を新しい目線で振り返ることができた。
これは私にとってすごく大きなことだった。
今までの生き方では自分の中の判断が強化されていくばかりで、ありのままの現実を見えづらくするフィルターの層をどんどん厚くしてしまっていたように思う。
◆経験が“キメツケ”になるか、“知恵”になるかの分岐点は
これからは、「自分の実際はどうなのだろう」と、自分のことをよく観察して、もっと探究して、より自分自身について知ることで、そのフィルターを少しずつ薄くしていけたらいいなと思う。
またさらに、「決めつけやフィルター」は一人ひとり違うけれど、経験が知恵になるか決めつけになるかは自分が安心をしている状態にいるか恐怖を感じて生きているかによって、大きく分かれるという大切な学びもあったので、自分自身が安心して心地よく暮らしていけるかにも焦点を当てて、その土台を築きながら生きていきたいと思う。
自分にあるフィルターに気づき、実際はどうなっているんだろう?という探究する姿勢になることは、自分が軽く、ラクになり、人間関係も良好なものになっていくと思います。この探究方法がアズワンセミナー独自の方式で、「サイエンズメソッド」と呼ばれるものです。これは、人と社会を科学するサイエンズ研究所が18年かけて研究開発してきたメソッドです。一人で修行しなくても、みんなで和気あいあいと探りながら、“みんなで悟る”方式、とも言えるかもしれません。ぜひ、その体験をおススメします。(文:いわた)
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