自分の考えと実際との違いに気づくと…



私たちの行動を、意識と無意識とに分けてみると、意識して行動している部分は1%から5%程度で、ほとんどが無意識に行っているという研究結果があります。呼吸もそうでしょう。自律神経の働きも。瞼の瞬きも。歩くときの手足の動きも意識にはないでしょう。

そして、感情の動きも。何かにイライラしたり、不愉快に感じるのも、意識的なものではなく、勝手に体が反応して、意識に上ることだと思います。こうした無意識に起こる反応に私たちの行動は大きく影響されていませんか。
人の行動に自分がイライラしたり不愉快になって振り回されているとしたら…自分らしく生きたくても、生きているとは言えませんね。

こうした無意識に起こる反応を人間の知性を使って探究し、解消していく方式がサイエンズメソッドです。アズワンセミナーでは、サイエンズメソッドを体験しながら、学び、自分自身の内面を見ていきます。人と喧嘩したりイライラする原因の正体が明らかになっていくことで、怒りの感情も解消し、そして自分の本心に気づいていくというメソッドです。2月度セミナー参加者の感想を紹介します。(編集部:いわた)


アズワンセミナーに参加して  韓国・40代・女性

昨年、鈴鹿ツアーをキッカケにサイエンズメソッドについて知りたくなりました。

私は、韓国の「moontak network」(共同体)でいろんな勉強会を開き、人の生き方や哲学などを勉強しています。本から学んだことを日常の中に適応しようとしました。しかし、それはとても難しいことでした。

鈴鹿ツアー後、参加した3人が「うちにはメソッドがないかな?」と考えました。サイエンズメソッドの内容が私たちの勉強していることとほとんど同じ内容なのですが、私たちにはメソッドがないため日常生活が勉強したようになるのが難しいと思っていました。

そして、私は一番親しい友達と勉強のことで意見の違いで喧嘩をしました。そんなことがあり、なぜ、私は勉強しているかが分からなくなりました。私たち共同体のことと友達との問題を持ってセミナーに参加しました。
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