『研鑽科学』誕生秘話

『研鑽科学』は7月20日に創刊号が出て、今度11月には第2号が登場予定です。
今回は心の健康や内観などが特集されるようです。

 この編集を主にやっているのが、島根県在住の山口さん。
島根では、義母の介護や、ふあっとグループの一員として、
あるいは精神障害者の相談をしています。
でも、主な仕事は、この研鑽科学の編集にかなり気持をおいているそうです。

 山口さんは、8~9年前、ヤマギシズム実顕地の限界を感じ、新たな動きとして
鈴鹿の地に移り住みました。
でも当時は、今の社会ともつながりながらやっていきたいと思っていて、
いわゆる鈴鹿の動きとは少し距離を置いてやってきたそうです。
山口さん自身は、精神障害や心理療法に関心があり、
地元鈴鹿の社会福祉協議会などで仕事をしながら、過ごしてきました。
そして、昨年3月に義父母が生活できなくなり、介護のため、夫婦で島根に移り住みました。
親の介護をすることに、全く迷いは無かったそうです。

 転機は昨年8月。
義父が亡くなり、これからの自分はどうしようか・・・?!と。
研究所会員としてブログや、研究発表等を読むうち、その発表に共鳴し、
『本当の社会創りがしたい!!』、『自分も一緒にやっていきたい!!』と思うようになったそうです。

ここでの研究が内々になって、限界にならないためにも、社会に打ち出していきたい。
知らせていかないと科学にならない。
今の一般社会でも通用するのではないだろうか。
今の社会をどうにかしたいとやっている人は沢山いる。
今の社会との繋がりを大事にしてきた山口さんだけに、知らせていきたい気持ちは
溢れてくるようです。
そして、その念いに共鳴し、協力する人がいて、出版化につながっていきました。

書籍を通じて、この研鑽科学研究所の研究活動を広く知らせていきたい、
その基には、山口さんの、『幸福社会創り』という生きる目的が
ハッキリあるように思いました。
その目的で生きる一つのあらわれとして、書籍『研鑽科学』がある、そんな感じです。
絵本で、マンガでと、山口さんの中から、知らせていくいろんなアイデアが浮かんできます。子どもでもわかる絵本・・・、楽しみだなー。

 以前ある研鑽会で、「人は何で生きているのだろうか?」という問いかけがあり、
「目的で生きる」というのはどうだろうというを聞きました。
私にはその中身がよく分からないでいたのですが、山口さんの話を聞いていて、
山口さんは、自分の人生を、自分の目的で生きているのではないかと思いました。

『研鑽科学』は単に、サロンの発表や研究活動をまとめたり、知らせるためだけではない。
幸福社会実現へ向けての、一つのあらわれのようだなー。
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