五人の野武士 アズワンファームに見参

探る探る探る 自分たちの農業
看板.jpg道路から目立つ新しい看板

車で通ると目に付く大きな看板。「as one farm八野農場」とある。ポップでかわいい観光農園の雰囲気だ。
最近、農場のメンバーが増えたと聞いて訪ねてみた。古西さん(39歳)一人から始まった農場だが、若者が次々と名乗りをあげて、現在5人の若者が参集している。ところが、そのメンバーたるや、みな体格がよく、圧倒されてしまった。看板のポップ風なイメージとはどこか不似合いな厳つい風貌の若者たちなのだ。
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ボランティア・市民活動団体紹介パネル展に参加

鈴鹿市市役所で26日まで開催されていた「ボランティア・市民活動団体紹介パネル展」に、サイエンズスクール鈴鹿と、サイエンズ研究所が出展しました。
パネル展.1
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エコ型マンション 鈴鹿市にまもなく誕生

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三重県鈴鹿市算所1丁目に、4月10日 エコ型住宅が誕生する。建坪およそ40坪。2階建ての大きな住宅である。1階2階にそれぞれ1世帯が暮らす、2世帯マンションだ。

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一番の特徴は、雨水利用を取り入れているところである。雨水利用は、日本ではまだ広く知られていないようであるが、降った雨水を地下のタンクに貯めて、生活用水に充てるというシステムだ。

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また外見は最近のユニット式の建物に見えるが、中はふんだんに材木(杉)が使われており、プロの大工さんが職人技を振るっている。
特に今では珍しい大黒柱は職人さんたちが苦労して探してきた逸品である。八寸角(約24cm)で8m以上の材木は今時滅多にない。

これから家を建てようとしている人が、口コミで噂を聞きつけ参観に来ることもあるそうだ。

次回はこのマンションの施工主である佐々木良司さんと設計を担当したAさんから詳しくお話を聞く予定である。

                   
                   (牛丸 信 記)
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「循環共生とは何か」内藤先生講座 第2回目開催

「なぜ地球環境の危機が生じたのか」
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先回に引き続き第2回目の講座が3月17日に行われた。今回は、「なぜ地球環境の危機が生じたのか」といったテーマ。
そんなのは、人間の活動が地球規模になってきたからだろう、石油資源を使い過ぎたからだ、と一言で終わらせてしまえば、それまでだが、学者はその原因を科学的に論理的に紐解いてくれる。そして、原因を探究することで、これからの私たちの歩むべき道が見えてきそうなのだ。
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鈴鹿カルチャーステーション(SCS)工事スタート

概観2.jpg鈴鹿市阿古曽町に文化の発信基地を

既存建物を活用した地域の拠点づくり
かねてより構想していた「鈴鹿カルチャーステーション」(略称SCS)の開館に向けて、
3月18日より改装工事が始まった。

鈴鹿カルチャーステーションは、地域の縁側として、学び舎として、人と人が繋がり、新しい文化を創造し発信していこうと、昨年11月の循環共生シンポジウムでその構想が発表されたものだ。エコステーション、コミュニティーステーション、カルチャーステーションの3つの機能を持っている。
茶室、カフェ、文化教室、画廊…
KIESS事務所、鈴鹿循環共生パーティの事務局…
サイエンズ スクール鈴鹿…その他諸々のスペースがあり、誰もが気軽に寄れる場所にしていきたいと、その内容もまだまだ構想中のようだ。

また、環境に配慮しエコ型モデルとして、既存の商業施設をリユースしているのも特長の一つ。
5月の連休開けぐらいのオープンを目指して、準備を進めているところ。
工事と内容の進み具合を随時お知らせしていきます。(岩田)

SCS構想図
図面3.jpg

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約800平方メートルの室内。以前は商業施設だった。

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工事の着工は、まずは床材剥がしからはじまった。
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韓国交流生 受け入れて

彼女達が韓国に帰ってから早くも1週間が経ってしまった。受け入れ側の私も彼女達と一緒にいたことは本当に楽しく、今でもその余韻が残っている。

韓国では、3月が新年度のスタート。帰ってから間もなくソウルでの大学生活がスタートしたへウォンから、昨日メールが届いた。
自動翻訳されたその文章を抜粋すると・・・

(略)
そして会う友人ごとに、その間日本で楽しく生活した話を聞こうとしました。
日本で会った多くの良い人達、毎晩夢のようだった食事、朝早く起きて自転車に乗って弁当工場に出勤した話、農場で育苗した話をしました。
この話を聞き終えた友人らは私をたくさんうらやましがりました。
(中略)
“国家”という警戒(境界)によって遠く感じられた日本が、今は、ここで少し遠い“地域”のような気がします。
次にまた行く機会ができて行くなら、その時は田舎にある親戚の家に行く気がしそうです。^_^
・・・

2週間のうち半分は、2チームに分かれて、アズワンカンパニーの農場と弁当屋に分かれて、仕事をした。
農場チーム
農場チームの(左から)ヘウォン、スンミン。すっかり農家の嫁スタイル。

弁当チームは、朝7時スタートなので早起きし、2Kほど離れたゲストハウスから自転車で通う。農場チームは、8時からのスタートに合わせ車で送迎がある。そして午後早く終われば、又自転車であちこち散策したりした。ある日は、「神社でお守りを買って帰りたい」と言って、近くの神社の道を聞くこともあった。又ある時は、弁当屋で話を聞いた“駄菓子屋”に結構な距離をもろともせず行くこともあった。又ある時は韓国では手に入らない音楽機器を買いに行くこともあった。

ゲストハウスには、大きなコタツがあって、そのコタツでしょっちゅうみかんとお菓子を食べながらくつろいでいた。ヘウォン曰く、「こたつと“湯船”(風呂の)を持って帰りた~い!」
韓国の子達とこたつ
真ん中は、ゲストハウスのアボジ、伊与田さん。

始終元気で積極的な彼女達だった。

そして、最後の晩は関わった人等が集まり総勢17人で送別会?をした。

その日の午後は彼女達が韓国から持ってきた食材で自ら韓国の料理「トッポギ」を作ったり、ゲストハウスの節子さんと一緒におにぎりを握り、餃子を包んだり。送別会の準備をした。
送別会
弁当屋で働く18歳の「ユカチャン」(左端)も列席。
同じ年のスンミンと特に仲良くなった。

食後は2週間やってみての感想を列席者一人ずつ話した。サンヨンさんが通訳をしてくれたので、彼女達の感想をじっくりと聞くことができた。どの子もこのコミュニティを存分に味わっているようだった。そして、彼女達同士も幼い頃からの仲間らしいが、こうやって4人で共に暮らしたことで、自分やお互いに新たな発見があった、と語った。期間中ぶつかったこともあったそうだ。

そして新鮮に思ったのは、彼女達が来たことで受け入れた側にもそれぞれ大きな変化があったことだった。ほぼ全員が最後に「韓国に行きたくなった」と付け加えた。彼女達を通して、彼女達に対してだけでなく、送り出した親や、又その社会にも近しいものを感じたのかもしれない。

その後は、第2部として、このコミュニティで過ごしてみて気づいたことや疑問点、そして自分達のこれからのやりどころなどを探るミーティングをした。
このコミュニティでも出来てきたこと、まだ手をつけられていないことが当然あり、彼女達はその感性で敏感にそれを感じ取っていたように思う。そして韓国でもここを参考にしてどこからやれるのか、といった具体的なことも出ていた。

まだまだ若い4人だが、なかなかのガッツと、その力強い社会性を持つ彼女達には、今回の経験がどう活かされていくのか―

それを思うと本当に楽しみだ。
船ターミナルで
見送り 空港行き船ターミナルで(02.28.2010)
(written by  miyuki.ono)
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「お金とは何か?」講座はじまる

~地域通貨を考える~
P1000252.jpg石見尚先生

前日の内藤氏の講座に引き続き、翌日(2月13日)は石見尚氏による「お金とは何か」の講座が開かれた。

石見氏は「生命系の経済」「新しい貨幣の創造」など訳書や、多くの著書を通して、資本主義ではない、人間中心の経済を、貨幣の本質から見直して、具体的に法制度化がなるまでシステムとして整えようと、80歳を超える今も現役で活動している学者だ。

鈴鹿での新しいコミュニティづくりに共感され、今回、講座を開講することになった。

第1回目は、石見氏が現在取り組まれている「共同労働」の法制化の動きが紹介され、後半では、「お金とはそもそも何か」という貨幣の本質を探る講座となった。地域通貨についても言及され、鈴鹿での可能性についても意見が飛び交た。

現状の貨幣経済は、本来のお金の役割から大幅に多様化し、架空の貨幣が世界に流通している。実態経済と貨幣経済が何倍も乖離しているのだ。そのために、バブルが生じたり、金融危機や経済恐慌を引き起したりと、世界中を不安定な状態にしている。貨幣の動向に、世界が一喜一憂し、振り回されているのが実情だろう。

しかし、そんな貨幣だが、その価値は信用の上に成り立つのだという。一万円札が、印刷物の価値ではなく、一万円の価値として、商品と交換出来るのは信用があるからだ、という。ではその信用って、何を信じているのだろう? ある意味、お金とは互いの幻想の上に成り立っているものかもしれない。

このお金という存在について、私たちは、その本質を見極めて、お金に振り回されるのではなく、私たちの暮らしがより快適に充実したものになるためのお金、貨幣を創造していく必要があるだろう。
その一つの試みとして、地域通貨が考えられる。一つのコミュニティで使える通貨で、その実践は、世界各地で行われている。

人が人らしく生きられる社会づくりを進めている鈴鹿コミュニティで、地域通貨や貨幣がどうあったらよいか。お金を中心とした社会ではなく、人が快適に暮らせる社会の中でのお金とは何か。今後、この講座を通して探っていきたいと思う。(記者=岩田)
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「循環共生とは何か」講座 その③

鈴鹿モデルが鈴鹿ブランドに
内藤講座2.jpg

講座の後半は、内藤氏の発表を受けて参加者から積極的な意見が交わされた。
「循環共生型社会」に向けて、まずは、食と農をつなぐことが焦点になった。

農業経営をするKさん――「石油がストップした場合、いまの農業は出来なくなる。トマトハウスでも重油を使っているし、有機肥料を畑に撒くのも機械だ。だけど、ビジネスとして成り立たせていきたい。石油を使わない農業が出来れば、それが一つの魅力になるのでは?」

食品販売経営のKさん「農業だけで成り立つというより、生産から食品加工・流通販売まで一環させて、その中で利益を生むことが出来ると思う」

「6次産業・10次産業にしていくということだね」
(第1次産業(農業)から2次産業(食品加工)3次産業(流通・販売)まで足したものを6次産業。これに子どもの教育や心のケア(4次産業)といった福祉産業を加えていくという発想が10次産業)

「そこを食べる人が支えていく。食べて応援していくことがコミュニティで出来るんじゃないか」

「顔の見える関係が築かれていけば、結構いけそうな気がする。実際にやっていても、これは、○○さんのつくった野菜だ、となると、無駄なく活かしたくなる。使い方が違ってくる」

「普通、地域ブランドというと、その地域の特産品を売り出そうとする。それで、儲けようとするけど、今の話では、循環共生のモデルとしてそれがブランドにならないか、ということだね」

「これは、外に売り出すためのブランドではなく、モデルとしてのノウハウがブランドになるってことか」

「循環共生のために何かをしなければ、という義務感では実現は難しい。だけど、自然と共生する生活は意外と快適だとなれば、無理なくいけそう。そんな暮らしのモデルが出来ないだろうか」

市議会議員さん「学校給食を地元の農産物でまかなうことの意味は、将来、子どもが大人になったときに、その大事さに気づいていけると思う。それがまた次の世代にと繋がっていくと思う」

次世代につながってこそ、持続可能な社会といえるだろう。それぞれの立場からの意見交流であったが、話し合うだけで、発想が広がり、いろんな繋がりが見えてくる気がした。
現代社会は、人と人のつながりを見失っているが故に大きな問題を生んでいるように思う。「循環共生型社会」は、そのつながりを見えるようにしていくことにヒントがあるのかもしれない。

大学生たちも「ここに来てやりたかった勉強が出来た」「新しい農業のスタイルを学びにまた来たい」という感想だった。(記者=岩田)
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