アズワンネットワークニュースvol.23

連日の猛暑に豪雨被害、異例の台風進路と思いがけない天候に、みなさんお元気でお過ごしでしょうか。もし被害に遭われた方々や猛暑の中で復旧作業に当たられている皆様には心からお見舞い申し上げます。

異常気象や気候変動が叫ばれて久しく、近年ますますその影響が大きくなっているようです。社会がグローバルなシステムで動き、暴走しているように見えると、個人の力では変えようがない、非力にさえ思ってしまう。しかし、それも一つの思い込み、キメツケかもしれません。そんな状況や周りに合わせてしまうのか、本当はどうしたいのか? 自分自身の内面に目を向けたとき、本心は、どうなっているのでしょう?

アズワンネットワーク活動は、人と人がその本心でつながり、一人ひとりが本心で生きられる社会をつくる活動です。人間は自然とも一つです。自然の一部でもある人間だからこそ、自然と調和した暮らしや生き方が出来るのだと思います。

今月は、アメリカから若者たちがアズワン鈴鹿コミュニティを訪れました。また、「U理論」のWebでもアズワンの実践が取り上げられています。ますます、人類に待たれている活動であること、今、求められている実践であるのではないかと思います。その溢れる活動をお届けします!



◆世界に広がるアズワンネットワーク

◆アメリカ高校生が感じた「世界平和」
7月は、アメリカの高校生たちがワールドユースジャパンの企画でアズワン鈴鹿コミュニティを訪れ4泊5日を過ごしました。彼らが感じたものは、人が本当に大事にしたいこと、大切に思うことでした。気持ちを出し合って話し合うことや、ルールではなく本心を知ること、そして「今のアメリカ社会に必要なことだ」と語っています。文化や人種を超えて伝わっていく人間の本質的なものがありそうです。インタビューをご覧ください。また、同時期にアメリカから2度目の来訪者がありました。


アメリカの高校生アズワン鈴鹿コミュニティ体験《前編》
アメリカの高校生アズワン鈴鹿コミュニティ体験《後編》
アメリカから2度目のスタディツアー

◆「U理論」のWEBにアズワン鈴鹿コミュニティの試みが紹介
今、世界が注目する「U理論」。主にマネージメントの手法として脚光を浴びていますが、実は、資本主義を変革し、新たな社会を創造する理論として研究されているものです。そのWEBにアズワンネットワーク鈴鹿コミュニティの活動が紹介されました。今後、どんな広がりが出てくるか楽しみです。


http://as-one.main.jp/sb/log/eid958.html

◆ブラジル・韓国で、サイエンズスクールのコース開催
この間、ブラジルや韓国でもサイエンズスクールのコースが開催されています。それぞれの地にサイエンズメソッドの種が蒔かれ、芽吹きはじめています。新しい知性によって、とらわれキメつけから解放され自由で安心した人生・社会が一人ひとりの中に明らかになってきています。


ブラジル便り7月「自分」「人生」を知るコース&セミナー開催
韓国で「自分を知るためのコース」開催

◆「本当に生きたい世界に出会う」アズワンセミナー開催
皆さんは今、どんな世界に生きていますか?
ちょっとしたことでイライラしたり、不平不満を感じたり、過去を悔んだり… あるいは、毎日やりたいことをやって充実した日々です、とか。人それぞれに感じ方や受け止め方がありますね。でも、その感じている世界を事実実際だと思い込んでいませんか? 本当はどんな世界に私たちは生きているんでしょう。自分の内面にある世界と実際の世界… 5泊6日をかけて探究したアズワンセミナー参加者にインタビューしてみました。


アズワンセミナーで出会った「生きたい世界」《前編》
アズワンセミナーで出会った「生きたい世界」《後編》
「やること」の縛りから、「私の気持ち」への解放

◆2ndCSS「社会・人間・心の“豊かさ”を探る」~科学技術の先にあるものとは
<サイエンズ研究所>主催による2ndCSS(Crossover Study Session 新しきを創造する 垣根を超えた 研究セッション)を環境問題に取り組む内藤正明さんと行いました。研究分野の異なる研究者と語り合い、それぞれのテーマを投げかけ合いながらその本質に迫っていくというセッション。その序盤です。


第1回プロローグ
第2回何のための研究か?専門化し細分化している現状《1》
第3回何のための研究か?専門化し細分化している現状《2》
第4回何のための研究か?専門化し細分化している現状《3》
第5回人間社会にとって必要な研究とその実現とは?《1》

◆理想の暮らしを語る会「患者に寄り添うとは」
「介護は新しい文化を創造する」というテーマで公開講座を開き続けている「理想の暮らしを語る会」。ちょっと飛んだテーマだと思いながらも、ようやく日常の暮らしの中でそのことが芽吹き始めてきているようです。


http://as-one.main.jp/suzuka/sb1/log/eid1519.html
理想の暮らしを語る会8月度公開講座@鈴鹿

◆御師ミッチーの旅日記「中国・九州」編
アズワンのミッチーこと北川さんは、今回は中国・九州へ出かけました。出向いた先々で迎えてくれる人たちがいて、アズワンの輪が広がっているようです。御師(おんし)とは、その昔「お伊勢参り」を全国に知らせて回った人たちのこと。ミッチーもアズワンの存在を伝えようと全国を旅しています。希望の光を灯す旅。


ミッチーの旅《岡山編~》「子育て応援コミュニティを!」
ミッチーの旅《九州編1》
ミッチーの旅《九州編2》

◆「NCU 次世代型コミュニティ大学」受講者募集中!
真の豊かさは「自分らしさと居心地の良いコミュニティ」にある。
いつの時代も人類が求めるものに変わりはない。
そう呼びかるのは、「三角エコビレッジ サイハテ」で活動する坂井勇貴さん。「NCU 次世代型コミュニティ大学」を立ち上げ、今受講者を呼び掛けています。
アズワン鈴鹿コミュニティの小野雅司さんも講師として参加します。興味のある方はご参加ください。

http://as-one.main.jp/sb/log/eid961.html

《お知らせ》
ガイアエデュケーション9月度公開講座「ワールドシフト・私の一歩で世界がつながる

******** 『アズワン』に触れる、知る、入口コーナー******* 
アズワンスタディツアー「次の社会への試み」を見てみよう!
●8月3日(金)~5日(日)2泊3日
●8月11日(土)~12日(日)
●8月12日(日)1DAYコース
●8月18日(土)~19日(日)
●8月25日(土)~26日(日)

アズワンセミナー「ホントに生きたい世界に出会う」
●8月10日(金)~8月15日(水)
●9月19日(水)~9月24日(月)
●11月20日(火)~11月25日(日)
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「ゼロからの探究会」
☆アズワンミーティング@アズワンネットワーク東京
●8月19日(日)10時~16時
場所は下保谷福祉会館1F和室にて 連絡先:080-5503-3015(城石)

*配信停止やアドレスの変更は以下より出来ます。
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*ご意見、ご感想は、下記メールアドレスまで
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アズワンネットワーク事務局
〒513-0805 三重県鈴鹿市算所町1244番地 As-One Network Station
E-mail as-one@gw.main.jp
URL   http://as-one.main.jp/
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韓国で「自分を知るためのコース」開催





一人ひとりの心が集まってスクール開催!

「自分を知るためのコース」を開催しました。5人の参加者と日本からスタッフに小林耕一さんとバクジンスンさんが来てくれました。

日本でサイエンズアカデミーに留学しているヨノさんも、しばらく韓国に帰国している間にコースに参加しました。わが町の人々(以下、ウドンサ)のイムジョンアさんも7ヶ月の赤ちゃんと一緒に参加しました。ウドンサの複数の友人が赤ちゃんの世話サポーターとして活躍してスクールオフィススペースを活用して支援しました。ママもしばらく日常から離れて、自分自身をよく調べることができるよう、複数の人の支援と助けを借りて、今回のコースを作っていきました。やはりコースが開かれ、人々が参加するのではなく、一人一人の心と思いが集まってコースが開かれるんだ証明されます。

「自分を知るためのコース」は、自分の考えとは、人間の考えとは、という点を明らかに知っていく。日常で自分はどのように反応しているか探る時間でした。考えて知っていることはなく、実際、自分の感覚はどうなっているかを調べてみる時間でした。複数のテーマに答えが決まっているのではない未知の世界を知っていくという感じでした。

参加者の感想文の一部を抜粋して共有します。
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ブラジル便り7月「自分」「人生」を知るコース&セミナー開催

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サイエンズ研究所の小野雅司さんのブラジル活動レポートです。
6月からブラジルに渡り、カンピ―ナス大学でのアズワン講演会やガイアエデュケーションの講師を務めた後、サイエンズスクールのコーススタッフに入りました。ブラジルでの息吹が伝わってきます。また、アズワンセミナーも開催されています。

◆「自分を知るためのコース」開催


7月7日
サイエンズスクールブラジルの「自分を知るためのコース」が終わりました。ブラジルの地にも、サイエンズメソッドの種が蒔かれ、芽吹いてきています。
新しい知性の使い方により、執われキメつけから解放された自由で、安心。満足の人生・社会が、一人ひとりの中に描かれてきたようです。
人知革命、地球の裏側でも始まっています。










◆「人生を知るためのコース」開催


7月13日
サイエンズスクールブラジルの「人生を知るためのコース」6日目。
人とはどういうものかを知ることで、安心・満足で、一生を豊かに成長していける人生が見えてきました。
ブラジルでの新しい社会づくりのベースができつつあるのを嬉しく思います。
明日で終了ですが、僕は今日の夕方(日本時間早朝)にブラジルを出発です。
約4週間のブラジル滞在、充実した豊かな満たされる時を過ごさせてもらいました。
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アズワンセミナーで出会った「生きたい世界」《後編》

セミナー最終日に、セミナーに参加してどうでしたか?とインタビューしてみました。
感想を言葉で語る以上に、表現出来ていない、心の変化や状態があるような…。一言一言の奥にあるものが何か漂ってくるようでした。アズワンセミナーで出会った「生きたい世界」《後編》をどうぞ!(取材:いわた)
《前編》はこちらから




▲佐賀県から参加した山上さん。
自分の殻に気づけたことが大きかったようです。
「殻が取れたわけではない」と話していますが、本人には意識出来ないところでだいぶ取れたような印象を受けました。
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アズワンセミナーで出会った「生きたい世界」《前編》

7月度アズワンセミナーが7月14日から19日で開催されました。

「ホントに生きたい世界に出会う」ためのセミナーです。

あなたは、今どんな世界に生きていますか?

「世界」ってなんのことでしょうね。

セミナーでは、その世界をつくっている「自分を知る」ことから始まります。
自分のことは自分がよく分かっている、と思っている反面、
本当はどうなんだろう、と思うからこそ、知りたくなるのでしょう。
自分の知識や経験にとらわれずに、ゼロから「実際はどうだろう?」
とみんなの知性と感性で探究していく機会です。

理想を実現するための方式、「サイエンズメソッド」の学びと体験の場でもあるセミナー。参加者のみなさんにインタビューしてみました。


▲1か月ほど、鈴鹿コミュニティの農場でジャガイモ収穫などをしながら暮らしていた宮崎さん夫婦。車で移動しながら生活しているちょっと変わったお二人に聞いてみました。


▲最近、茨城県から鈴鹿市に移住してきた鈴木さんです。旦那さんは6月度のセミナーに参加し、今回はその奥さんが受講しました。



▲八ヶ岳の麓でシェアハウスを運営している岩崎さん。ご自身の活動に活かしたいとセミナーに参加したそうです。

インタビューは後編に続きます。
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2ndCSS「社会・人間・心の“豊かさ”を探る」~科学技術の先にあるものとは~《4》



2nd Crossover Study Session (CSS)
「社会・人間・心の“豊かさ”を探る」
~科学技術の先にあるものとは~ 《4》


これまでの記事
第1回 プロローグ
第2回 何のための研究か? 専門化し細分化している現状《1》
第3回 何のための研究か? 専門化し細分化している現状《2》
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ガイアエデュケーション・水城ゆうさん公開講座@鈴鹿 



ガイアエデュケーション7月度公開講座@鈴鹿

講 師:水木ゆうさん

日 時:7月15日13:30~16:00

会 場:アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティ
    鈴鹿カルチャーステーション
    鈴鹿市阿古曽町14-28
   *鈴鹿市の中央部にある、もともと家具展示場だった建物が
    リノベーションされて、オープンスペースとして広く使わ
    れている会場です。
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余市エコカレッジ2018〈第4回〉にアズワンも協力



◆第4回 10月6(土)~8(月祝)(北海道余市郡余市町)
・ローカリゼーションなど地域自立と人の幸せを目指す経済の仕組み。
・人のための組織とそれを実現するための対話の方法について。
講師:辻信一(ナマケモノ倶楽部)、小野雅司(アズワン鈴鹿コミュニティ)


◆余市エコカレッジとは
「持続可能な暮らしと地域」を実現するための学び合いと、それを仕事や仕組みとして試行実践する場です。
現場の素材から資源をみつけたり、地域課題を解決しながら、主体的に「気づく力」「考える力」「協働する力」を身につけます。
http://ecovillage.greenwebs.net/ecocollage.html
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2ndCSS「社会・人間・心の“豊かさ”を探る」~科学技術の先にあるものとは~《3》



2nd Crossover Study Session (CSS)
「社会・人間・心の“豊かさ”を探る」
~科学技術の先にあるものとは~ 《3》


これまでの記事
第1回 プロローグ
第2回 何のための研究か? 専門化し細分化している現状《1》
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「やること」の縛りから、「私の気持ち」への解放

「やることになっている」というのは、「やる」という選択しかない状況に人を追い込んでいないか?
「やりたい」「やってほしい」または、「やらない」「やりたくない」「やってほしくない」とかの、人の気持ちや意志は、どこにいったのだろう?
気づかないうちに、自分も人も「やること」で、人の心を縛ってないだろうか?
6月17日~「自分を知るためのコース」に参加した人の感想の一部を紹介します。

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◆一旦白紙に戻してから
私は今まで自分なりに色々と探究してきました。
そして、ある程度は分かっているかと思っていました。
しかし、今回はその記憶の破壊からスタートしました。
毎回ホワイトボードに文字化していくのですが、自分の知識が毎回否定もされず肯定もされず、自分は本当に正しいことを書いているのだろうか? と自分は本当に知っているのだろうか? 今まで自分は何をしてきたのだろうか? という思いが重なり時折頭が混乱し毎回夕刻あたりからはほぼ思考停止の状態が3日間続きました。
3日目は終わりの感想すら皆さんの前で喋れなくなって無言のままパスしてしまいました。
4日目の朝、自分自身の知識・記憶・体験を一旦白紙に戻してみようと思った時点から、少し流れが変化してきて、少し冷静に自分と周りにいる方たちを見ることができるようになったと思います。(40代男性)

◆素直に受け取れないのはなんでだろう
自分の前に食べ終わった弁当箱が置かれた。
おれが片付けるの?
何だか心がざわついた。
ただ、置いてあるだけだけど、片付けろと命令された気になった。
急いで、相手の前に弁当箱を押し返した。
僕は、洗いませんから返却します。
言葉は何もなかったけれど、相手とのやりとりが鮮明に聞こえたような気がした。
あなたの言いたいことはわかってますよ。
ふだん、けっこうこういう風に相手のことが分かったとなっていることが多いような気がした。
自分が認識したことが実際に相手がそう思っていることとして捉えていて、自分の捉えたことに対してではなく、相手に対して反応しているように思っている。
だから、相手に対して関心がいかない。
もし、相手が弁当箱を洗ってほしかったとしてもそうでなくても、なんで素直にそれを受け取れない自分がいるのだろう。
すごく反発しようとするのはどこから来ているのだろう。(20代男性
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