2ndCSS「社会・人間・心の“豊かさ”を探る」~科学技術の先にあるものとは~《5》





2nd Crossover Study Session (CSS)
「社会・人間・心の“豊かさ”を探る」
~科学技術の先にあるものとは~ 《5》


これまでの記事
第1回 プロローグ
第2回 何のための研究か? 専門化し細分化している現状《1》
第3回 何のための研究か? 専門化し細分化している現状《2》
第4回 何のための研究か? 専門化し細分化している現状《3》


第5回 人間社会にとって必要な研究とその実現とは?《1》

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<8/5京都開催>「誰もが本心で生きられる社会づくり」



<8/5京都開催>「誰もが本心で生きられる社会づくり」
〜アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティの実践から

主催者: アズワンネットワークさん、ハッピープランニングさん

日時:2018年8月5日(日) 13:00 - 16:00
会場:mumokuteki ホール(京都市中京区式部町 261 ヒューマンフォーラムビル 3F)

私たち人間には、理想を描き、それを実現する創造力が備わっていると考えています。人間の 持つ知性を発揮して、束縛や強制などのフィクションから解放され、争いも対立もない世界、 つまり、誰もがその人らしく生きられる幸せな社会を創り出せると思うのです。
しかし、人類は、平和を願いながらも、未だに世界のどこかで紛争が絶えず、科学技術が進歩し、物やサービスが豊かになっても、人の心は不安を抱えたままです。

ではどうすれば安心と豊かさに満ちた快適な人生を手に入れ、
誰もが本心で生きられる社会づくりができるでしょうか?

単なる理想で終わらせるのではなく、実際にこの世に実現しようという活動が、アズワンネットワークです。
2001年より、「アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティ」という、誰もが本心で生きられる都 市型エココミュニティづくりを進めています。日本のどこにでもあるような街の中で、経済的基盤をつくるためのコミュニティビジネス、各種の市民活動などが自発的に展開され、関連し 合いながら一つのコミュニティをつくっています。
その17年の歩みの中で、“おふくろさん弁当”という、上下関係や規則や罰則のない、安心し て何でも相談できて、業績も伸びている会社ができあがってきました。
この講座では、「アズワンネットワーク」とそのベースにある「サイエンズメソッド」についてお話しいたします。 現在、会社などでの働き方改革や「ティール型組織」など新たな組織づくりが大きな注目を集 めていますが、誰もが本心で安心して働くことのできる会社や組織についての話は、これからの会社や社会について考えている人たちの胸に必ず響くと思われます。
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■詳細
第2回 アズワン講座
小野雅司氏(サイエンズ研究所)による
「誰もが本心で生きられる社会づくり」〜アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティの実践から〜
日 時:2018年8月5日(日)午後1時〜4時
参加費:2,000 円 (当日受付にてお支払いください)
講 師:小野雅司(プロフィール下記参照)
会 場:mumokuteki ホール(京都市中京区式部町 261 ヒューマンフォーラムビル 3F)
定 員:25名

★講座終了後、交流する時間を設ける予定です。引き続きお時間ある方はそのまま会場にお残りください。

主 催:アズワンネットワーク(北川道雄)
協 力:ヒューマンフォーラム

■こんな人におすすめ
・人とうまくコミュニケーションしたい
・本心で生きられるようになりたい
・サイエンズメソッドを知りたい、学びたい
・アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティを知りたい、学びたい
・本心で生きられるコミュニティを作りたい

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お申し込み頂ける方は、まずFB参加にポチッと頂き、
https://www.facebook.com/events/419404225240389/?notif_t=plan_admin_added¬if_id=1530950872943986

正式なお申込はこちらのフォームからお願いします!
(定員になり次第締切)
↓↓↓
https://as-one-event.peatix.com/
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<講演者プロフィール>
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「U理論」のWEBにアズワン鈴鹿コミュニティの試みが紹介

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U理論で世界的に知られる“The presensing Institute(プレゼンシング・インスティチュート)”のWebに、「一つ家計の経済 One Household Economy in city」としてアズワンネットワーク鈴鹿コミュニティの活動が紹介されました。

紹介されたのは、資本主義を超え、すべての人たち、人以外の存在、将来世代も含めたすべての存在の幸福のための経済を創出するためのプラットフォーム「Transforming Capitalizm Lab(トランスフォーミング・キャピタリズム・ラボ)」です。

そこに世界各地でその方向で活動する人たちの先駆的仕事をつなぎ、新しい経済への流れを生み出そうと意図されています。アズワンの試みは、14のプロジェクトの一つとして紹介されました。

プレゼンシングインスティチュートは、マサチューセッツ工科大学(MIT)のオットー・シャーマー博士たちが中心となって、世界各地の実践家をつなぐネットワーク組織です。本来の人の生き方や社会、未来はすでにある。すべての人、人以外のすべての存在、将来世代も含めた、すべての人たちの幸せに繋がる新しい社会システムを足元から各地に創出しようとしています。



https://www.presencing.org/#/transforming-capitalism-lab


アズワンの試みのページは、
http://as-one.main.jp/suzuka/English/one%20household%20economy.html

「U理論」とは、マサチューセッツ工科大学のオットーシャーマー博士が体系化した手法で、経営学に哲学や心理学、認知科学、東洋思想まで幅広い知見を織り込んだ他に類を見ない理論と言われています。

今日、私たちは、ますます複雑化する社会の中で、世界規模に至る多くの問題を抱えたままです。気候変動、経済格差、貧困、戦争など、誰も望んでいないにも関わらず、その解決策も軌道修正も出来ずにいます。U理論は、「過去や偏見にとらわれず、本当に必要な“変化”を生み出す技術」として今世界的に注目されつつあり、多くは行き詰まるマネージメントにイノベーションをもたらす手法として脚光を浴びていますが、U理論を提唱する「学習する組織」では、資本主義を変革し新たな社会を創造する理論として研究されているのです。

以下、片山弘子氏(アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティ)が寄稿した英文と本人による翻訳文です。(以上、編集部:岩田)
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