<< 韓国江華島探訪団からのお便り | main | トランジションタウンの探訪DAY感想 >>

千葉から移住して・・・

今年の1月に千葉から、アズワンコミュニティ鈴鹿へ移住してきた藤浪弥生さん。
彼女にこれまでの心境など聞いてみました。

人と人の繋がりはとても心地いいものかも知れない

---------------------------------------------------------------
保育士としてやっていた頃
職場でも生活の場でも表面的にはそこそこ合わせあいながら仲良くやっていても、どこかで自分を抑えベースのところで通じあえない「生きにくさ、生きづらさ」を感じていた。例えば、保育士をしていた弥生さんは、マニュアルに沿った保育より子どもたちひとりひとりに沿った保育をしたいと思っていた。しかし、それを周りに話しても「それはそうだけど、現実にはねえ・・・」とか、「あなたはできるでしょうけど、普通はなかなかできないよ」といった反応で、一緒に考え話し合おうという場にはならなかった。「自分が変なのかな?」と思うこともあり、本心で話せる相手がいない状態だった。人間は本来共に幸せになりたいという思いは一緒のはずなのに、そのベースのところで拒絶しあい通じ合えないのは、なぜなんだろう。

きっかけは、インターネット検索
そんな思いを持っていた時、「エコヴィレッジ」で検索して遭遇したのが「持続可能な社会づくりカレッジ」。東京で説明会があるというので参加し、これがアズワンコミュニティとの出会いだった。退職して時間が自由にとれる環境だったので、カレッジよりスクールのコースへということになり、昨年5月のマイライフセミナーに参加。その後、毎月のように各コースへ参加するようになり、千葉と鈴鹿を行ったり来たりが続くうちに、鈴鹿で住もうというのは自然の成り行きだったようだ。



ここで暮らし始めて・・・
ここで暮らしての感想は、「居心地がいい。かってのように、周りがどう思っているかとか悪く思われないようにとかに無駄なエネルギーを使わなくていいのがいい」。
太鼓塾で太鼓をたたいたり、お茶会で着物を着たり、カラオケにお散歩にモーニングの食べ歩きと、やりたいことやれることを目いっぱい楽しんでいる弥生さん。
これからやりたいことは、「できることなら、子どもに携わることがしたいなあ。 親も子も私も共に育ちあえるような場をめざしたいなあ。」それに、花粉症の季節が終わったら、山登りにもチャレンジしたいそうです。山ガールの皆さん、誘ってネ!!

最後に、弥生さんのfacebook(2015.02.28)から
アズワン鈴鹿に引っ越して1ヶ月が過ぎた。ゆっくり過ごしてるのに内容の濃い1ヶ月だったな~と思う。

ここでは「パソコンが…」と言えば、
「それならMさんに相談するといいよ」
「ウッドカーペットのサイズが合わない」と言えば「それならMさんに相談するといいよ」。
「確定申告のやり方が…」と言えば、「Cさんに聞いてみればいいよ」。
こんな例をあげていくときりがない。
別に私が新参者だから至れり尽くせりしてくれている訳ではなく、
日頃からそれぞれの得意分野を活かしながら暮らしている。
だからと言って相談されたからって忙しい中何が何でもやらなきゃ!って訳でもない。私も得意なことでみんなの役にたたなきゃ!って気負いもない。
人と人の繋がりはとても心地いいものかも知れない。
- | -