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座蒲団の上・・・

お金のいらない暮らし…、
今日は、あるシニア男性の例を紹介します。

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世間並みに、今のわれをかえりみて。

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お金の多寡だけいえば、貧困群のうちの一世帯?
それが、日々を見てみると、わりかし豊かに暮らしている。マンションで起居、食事も季節の野菜が途切れず、食卓に卵・牛乳・お肉も、当たり前に出てくる。どこかへのお出かけも、困ったことはない。

かえりみて、なんでこんな暮らしができているのかな?
暮らしのため、金を稼ぐという煩わしさもなく、
静かに立ち止まってみると、
けっこう自分がやりたいことをして暮らしている。
出来ることを無理なくやるようにこころがけ

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ついこの間、大腸がんの切除手術をしたお隣のIさん。
この人も、世間的に言えば、財産もなければ、お金の上の将来の保証もない。あるといえば、がん、もしや転移してないか、これだけ。
(ああ、ただ最愛の妻がいたあ!)
財産も貯えもないから、お金がない暮らしをやるきゃない。

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Iさんも、ぼくも、お金のために、じぶんがやりたくもないことをする、ということが出来なくなった。そこは、ほんとにそう思った。
お金がなくては、暮らしていけないと観念付けられている社会で、そんなことできるのか?すべて、自給自足という暮らしも、ひとつの案としてあるかもしれない。
でもなあ、だれでも、いまから、このままで、となると、だれでもがやれるとならないかなあ。

Iさんにしても、ぼくにしても、どのへんからやってきたかなあ。
気持ちの上で、先ず自ら、何でも、遠慮気兼ねなく話しあえる自分とはどういものかと探り、そういう願いを持っている人とともに究明、実践してきたこと。

だんだん、そういう間柄が実際に現われてきたこと。
そのために、社会が個人の意志を妨げないという基盤をつくってきたこと。

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お金なんかに左右されて、自分らしく、楽しく愉快に暮らすことができないなんて、やじゃん。人間社会のはじめから、お金で社会が動いてきたわけじゃないだろう。
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