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自由になっていくリハビリ

第4期「持続可能な社会づくり」カレッジに参加している京都の米田量さん。
ここに触れてのレポートを彼のブログより紹介します。
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「自由になっていくリハビリ」
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一般にコミュニティは出来上がって3年で90パーセントがなくなると言われているそうだが、アズワン・コミュニティは、2001年から始まって現在まで続いている。それぞれが自由であって、なおうまくやっていくために、それぞれが自分を振り返り、観察していく仕組みを導入している。



今回アズワン・コミュニティで聞いたエピソードを紹介。

アズワン・コミュニティでは、やりたいことがある人がこの指とまれで仲間を集めてやっていく。仲間のほうもやりたいからやるという関わり方。「やるべき」では、ことはいい感じに展開していかない。その認識は共有されている。ことがうまく流れるための知恵が蓄積されている。

里山活動のある場面でこういうことがあったという。この活動も「里山整備をせねば!」という「べき論」ではなく、みんな楽しみで関わっているが、比較的高い年齢層の人に人気だそうで、ある日山に向かうとき、身体の不調やあそこが痛い、ここが痛いという話しがいろいろ出たという。



そこに比較的若いメンバーがいた。実は今日は早めに抜けて遊びに行く予定だったが、周りの年上の人たちにそう言われるとどうも言い出しにくい。

しかし最終的にはそれが周りに伝わったのだけど、そのときこう言われたという。「そういうことを言うためにこの活動をしているのだ」と。

お互いが気兼ねなく自由になっていくためのリハビリ。活動の第一の目的はそちらのほうなのだと。お互い自由でいていいと、頭でわかっていても実際の場面ですぐそうできるかというと、なかなか難しい。だから、それがリハビリできる必然性を日々のなかに組み込む。それが活動なのだ。

<お知らせ>アズワン・コミュニティに行ってきた報告会をします。10月3日(土)の13:00~17:00を予定していますが、希望があれば同じ日の違う時間帯、10月4日(日)や10月11日(日)、10月18日(日)も可能ですので、希望ある方はお知らせください。

<アズワン・コミュニティ合宿報告会>
場所 ちいさな学校鞍馬口(鞍馬口寺町下る西入る)
参加費:500円 あるいは一品持ち寄りで参加可
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*関連記事:「むしろ子どもに戻っていく」
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