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「地球のめぐみ通信」に掲載される

環境啓発団体「地球のめぐみ」が刊行する「地球のめぐみ通信」1月号に、吉岡さん(北九州在住)の「アズワンコミュニティ50日間留学日記」が掲載されました。

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「アズワンコミュニティ 50日間留学日記」 ガイアウィンド代表 吉岡和弘

●世界はひとつに!
ジョンレノンのイマジンの歌詞の最後「as one」からとって名前をつけた、アズワンコミュニティは、その名のとおり、みんながひとつの家族のように、安心して楽しく、そして自分らしく暮らせるコミュニティです。

三重県鈴鹿市の街にオープン型であるコミュニティで、今世界が望んでいる真に平和な世界を実現させる成功実験モデルとして、日本中そして世界からも注目を集めています。そこで、今回50日間の体験留学に行ってきました。

●平和と環境は「頭」ではなく「こころ」の転換から!
環境団体なのに、平和団体なのに、いいことを目指しているのに内部分裂したり対立したりという悲しい事態を見たり経験したりしたことはありませんか?

なぜ!?思想(頭)的には、すばらしいことに転換したのに、、、、、、。
それは、人間の対立や争いは、頭ではなく、それ以前にもっと深い、認識構造(こころ)が、長い資本主義社会の教育でそのように教え込まれているからだったのです。

アズワンでは、争いの根本原因をそのように究明。平和な社会を実現する研究所を作り、その研究成果で、こころ(認識構造)自体をクリーンに見直すスクールがあります。みなさん活発にスクールに行くことで、平和なこころと、コミュニケーションができてきました。

私も、スクールに入り、心底、環境問題も平和問題も、外形的な活動をする前に、各自のこころの構造をクリーンにしなければ、今の世界の状態がそうであるように、前進はない、自らがまた争いを起こしてしまうということを確信させられました。それは、衝撃的といってもいいほどの体験でした。

●みんなが楽しく働く、規則も罰則もない、休みたいときに休める会社
アズワンコミュニティは、単なる余暇活動の集まりではなく、そこで生活する、そしてそのための「おふくろさん弁当」という実業会社等も経営しています。

もちろん、お金のためだけではなく、真に「ひとのための会社」を実現するためです。

上下関係や命令、強制、規則、罰則がなく、休みたいときに休める、社長も社員もほんとうに楽しい会社です。
「会社にいるときが一番こころが安らぐ」と言う社員もいます。

そんな会社のことを親に話しても「そんなバカな会社があるわけがないやろ!」と信じてもらえないそうです。(笑)

それで、毎日1,000食もの弁当を供給販売し、利益も業界では驚異的なレベルの利益を出しています。

●お金のいらないストア
70人で、財布をひとつにしているグループもあります。それぞれの収入はすべて事務局に入れ、各自が使うのは、収入とは関係なくニーズに応じて使います。それで回っています。

そしてセンターには、このメンバーであれば、なんでもタダのストアがあります。私も留学中、このタダメンバーにしていただきましたが、財布を持ち歩かない習慣がついてきました。
もうお金のない世界もすぐそこという感じです。

●おとぎの国のひとたち
アズワンは100~150人のメンバーです。このコミュニティのひとたちの特徴は、仲がよく、安心して自分の人生を楽しんでいることは勿論、ウラオモテがない、人の陰口をきかない、という共通点があります。そしてゆったり仕事をしています。仕事をしていないひとでもいばって生活しています。まるで童話の国に迷い込んだような日々でした。

ある訪問者が言いました
「私たちが理想と思っていた社会がもうここにすでにあるじゃないですか!」

それほど先ではなく、人類全体がこんな本当に平和な社会になると私は信じています。
そしてその時、今の時代を振り返ってみて、ひどい、そして滑稽であろうこの時代を、腹をかかえて笑える時が、早く来ることを祈ってやみません。

●HPはアズワンコミュニティで検索ください。

ガイアウィンド 代表 吉岡 和弘
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