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幼児の世界はどんなだろうか? ~3月のはたけ企画より

3月5日(日)に街のはたけ公園で、シニアと子供のコラボ「はたけに行こう!はたけで食べよう!」が開催されました。



今回は、「ジャガイモを植えよう!」
odairaさんの写真とレポートでどうぞ!!
 つめたい冬が去ってか、硬かった土が蠢めいているような気配のする3月。
畑のあちこちには仏の座の小さい花が目一杯開いている。
さながら紫の花畑だ。


畑公園の普賢桜の蕾も紅く大きく膨らみ今にも咲き出しそうにみえた。
が、近くに寄るとほら!すでに咲いていましたよ。



今日は「畑に行こう!畑で食べよう!」の当日。
鈴鹿市内の子供達がパパ、ママと一緒にやって来る日だ。
3月は子供達と一緒に、この一年の野菜づくりの実動の始まりで、今日は「じゃが芋を植えよう」という題目だ。
「シニアと子供のコラボ」という副題どおり「シニア」層のスタッフが、会場、トイレ、食事などの準備に余念がない。

参加した「子供達」が繰り広げるドラマは、土と共に創り出されてきたのだが、今年はさてどんな展開をみせてくれるのだろうか?
スタッフ達はワクワクドキドキだ。

大人では想像出来ない行動、あるがままの「農」との触れ合い(遊び)、環境全てが最も身近な遊び相手である子供達に、世代を超えてエールを送りたい。
農 を文化的に組み込む原点だ。

忙しいなか、三重大の梅崎教授が足を運んでくれた。
企画の多くの参加者、スタッフに絶大なファンをお持ちだ。
専門的な内容を理解しやすく話されることが人気の秘密のようだ。
人柄に親しさも醸成されてか「梅ちゃん先生」の異名を持つ。
「じゃが芋は茎、さつま芋は根 の分化」参加者一様に驚き



いよいよ実働開始
畝のマルチに穴を開けることから始まった。







子供たちは労を厭わない。
マルチを張った畝に25cm程の間隔で穴があいているが、その穴に灰をつけた一個のじゃが芋を入れる。そして又走ってじゃが芋を取りに帰ってくる。これを何回も繰り返す。見ていると、2,3個同時に持っていけば と思ってしまうが、幼児の世界はどんなだろうか。




何回も何回も植えては運び、植えては運びを繰り返す。走って、走ってじゃが芋を持って又走る。体全体で畑を感じているようにみえる。いやー子供は真剣な遊びをしているんだねー。幼い子供はそれしかないんだねぇー。

じゃが芋をしっかりにぎった拳を穴にいれる、が拳は穴の中では開けない、穴が小さいからパァが出来ないのだろうか。入れては出しを繰り返している。一歳の幼児だ。さながら楽しく土との交流ををしているのだろう。
飽くまで、満足するまで遊びをしてもらいたいよね!









この企画に長い間参加していただいた市内のYさんが海外に転勤されるというので、今朝わざわざ子供さんを連れて挨拶に来てくれました。
今まで土に触れる機会があまりなく、こういう機会に出会えて良かったと話されていた。
そんな風に感じていただいて、スタッフも嬉しく、またエネルギーを貰いました。
「Yさん、異国の地でどうぞお元気で!
またお子さん達の大きくなった姿が見たいなぁ。
スタッフのグランパ、グランマたちもお互いゆる〜い感じで畑企画で遊んでいきます。」

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