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自宅の本棚がコミュニティ図書館に!ブックシェア開始!



すべてが開放されて、すべてが生かされる世界の実現に向けて、
今回は、本を切り口にした試みを紹介します。
自宅にある本をもっと活かせないかな?と考えたことはありませんか?
読書好きな人ならあるかもしれませんね。鈴鹿コミュニティにもいました。そんな人が。

「コミュニティ内で本の貸し借りをしてみたけど、自分の本が誰かの家に行って戻ってこない。そのまま行方不明になってしまった」
「本を自由にやりとりしたいけど、簡単でシンプルなシステムはないかな…」

そんな課題を持っていたOさん。数年前に韓国で、『リブライズ』という「本を通じてコミュニティスペースを面白くするサービス」の開発者に出会いました。
「このシステムなら出来る!」と閃き、最近になって、数人で準備をはじめたのです。
それが「リブライズ」を使った図書館です。
本のバーコードを読み込むだけで、WEB上に本が登録され、その本をコミュニティメンバー は自由に閲覧でき、借りることが出来る仕組みです。

11月21日、コミュニティ内で説明会が開かれて、いよいよ試運転開始!
〝自宅の本棚がコミュニティ図書館に!〟が本格スタートしました。
本のバーコードをピッと読み込むだけで、WEB画面にその本の表紙が出てきます。ちょっと驚き!これでコミュニティ図書館への登録完了。「ついつい面白くなって自宅の本を次々と登録してしまった」と言うくらいこの作業も楽しそうです。



これがWEB上に出来た図書館です。検索して読みたい本を探すことができます。始まったばかりなのに蔵書数は1650冊を超え、どんどん増えています。ちょっとした図書館並の冊数になりそうです。。


スマホが図書カードになります。
借りたい本は、メールで連絡し、持ち主に届けてもらいます。
その中継場所が、問題なのですが、鈴鹿コミュニティでは、
インフォメーションという場所が鈴鹿カルチャーステーション内にあります。
そのインフォメーションで、本の受け渡しが出来るわけです。

返す時も、借りる時も、このコミュニティインフォメーションが使えるわけです。

この場所の機能が充実してきたことが、大きいのかもしれません。

ご近所どうしで、こんな図書館が作れたら、とっても便利です。地域のコミュニティで本を自由にやりとり出来れば、地域資源を地域で回すローカリゼーションにもなります。本をキッカケに、他にももっとシェア出来るモノがあるかもしれませんし、コミュニティでの読書仲間の交流にもなりますね。
ここでも始めたばかりなので、その効果がどうなっていくか、とても楽しみです。
(記事:いわた)


コミュニティ インフォメーション
コミュニティ内への情報発信や、物品の受け渡し、郵便や宅配便の受け渡し窓口、灯油の配達窓口など、多彩な機能を備え、誰もが気軽に声をかけられる、寄って来たくなるような場になっている。




開館第一号で~す。
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