韓国・花咲く学校高校生のアズワン体験ツアー《後編》


韓国のオルタナティブスクール「花咲く学校」からやってきた高校2年生9人と先生1名。最終日に鈴鹿コミュニティのメンバーと交流会をしました。4泊5日過ごして彼らが感じていったものは――




◆知るにつれて視線の方向が自分へ
最初、みんなが本質や実際のことに取り組んでいるのを見て、「本当に抽象的だな。中学校の時が思い浮かぶ…」と思った。でも、暮らしてみてもっと学んでみたいと思うようになった。私がこのコミュニティに住みたいというよりは、私が自然と「本当は何だろう」と考えるようになる、そういう状態が知りたくなったと思う。
そして、サイエンズメソッドやサイエンズ精神を知るにつれて、少しでも視線が自分の方に向かうようになって良かった。予想しなかったけど、自分たちの関係について考えたり整理される感じがして嬉しい。もうちょっと素直に自分を出しても良いのだなとも思った。(ジャン・ユミン・女・17歳)



◆「なぜイライラするのか」と考え
コミュニティの人がみんな明るくて幸せに見えた。
暮らしてみて驚いたのは、些細なイライラや争いさえないということだった。イライラしたら「なぜイライラするのか」と考えて、腹が立ったら「なぜ腹が立つのか」「怒りとは何か」と考えるのが驚きだった。ゼロから、本質的なことを考え、それを実践して生きることが素晴らしいなと思った。
(チョ・ホンビン・男・17歳)



◆「代案」ではなく「革新」なんだ
代案学校が「少数的なもの」だと思っていたけど、ここに来て「代案」とは一時的なことではなくて主流になれる「革新」だということを学んだ。(K・M・女・17歳)


◆短い期間だったが成長した
ここに滞在したのは短い期間だったが、この時間の中で私と11年生のみんなが成長したなと思った。そして、アズワンコミュニティの話だけではなくて、私たちの話がたくさん出来て有意義な時間になったと思う。
忙しい高校の暮らしの中では出来なかった色んなことを考えられて本当に良かった。(キム・ヨンボム・男・17歳)

◆大きな実験室
コミュニティ全体が大きな実験室のように思いました。現代社会の経済システムに対して、職場や仕事に対して、人と人の間柄に対して、新しい想像をしたり本当の姿や形を考えている実験室。
ここで出会ったすべての方々が見せた温かさや余裕、健康さが印象的でした。(男・41歳・教師)

学生たちが「アズワン鈴鹿コミュニティの皆さんへ」と寄せ書きを作ってくれました。「温かく迎えてくれて感謝…」「食事が美味しかった…」「新しい社会への変化の可能性に期待…」


家庭訪問したときの話題に爆笑!!
「たこ焼き焼いて、うちでは、ヨン様、ユン様と呼んでました」(よしこ談)




通訳にあたるフンミ



◆本当に安心できるメインストリームは?
オルタナティブスクールを日本語に訳すと「代案学校」という意味になります。学生たちも先生もそのことをマイナーなイメージでとらえ、「弱さや不安がある」「メインストリーム(本流)に対して、対抗しなくてはいけない」と思っているようでした。それを受けてコミュニティのメンバーからこんな話が――

「今の資本主義とか、世界のメインストリームと言われているものが、広いと思っているのかもしれませんが、案外狭いのでは? 本当のメインストリームはもっと広いのでは?
今の資本主義がメインストリームではなく、それがスモールストリームだと思います。本当に人間らしく、その人らしく生きられる社会は、もっともっと広い。それがメインストリームだと思う。
ぼくらも、その道に乗ろうと思っているんだけど。みなさん、ほんとのメインストリームを見つけてほしいな、と思う」

メインストリームがもっと明らかになってきたら、きっと自然とそこに乗っていくようになるだろうなー。彼らもその道が見えて来ているように感じました。(記事と写真:IWATA)


みんなで記念写真


その人らしく本心で生きられるコミュニティ!
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