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韓国サンマウル高校へ短期留学Ⅰ

アズワンコミュニティ鈴鹿に住む高校生3人+今は佐賀に住むアズワンコミュニティ育ちの高校生1人の合計4人が、この春休みに韓国のサンマウル高校へ短期留学しました。10日間から2週間の韓国体験旅行。
先日、その内の3人に集まってもらい感想を聞かせてもらいました。
ざっくばらんに、思ったことをいっぱい出してもらいました。飛行機3

サンマウル高校の寄宿舎で寝食を共にし、夜は友達と語らい、サッカーを楽しみ、学校ではクラスで一緒に授業を受け、同級生の家庭にも宿泊させてもらい、現地の暮らしに溶け込んで過ごしたようです。
なかなかできそうにないスペシャルな体験!!って感じでした。
普段は、こういうもんだと思っていた食事、家、学校、お風呂、交通(車)などなど・・・
言葉は通じずとも、韓国での暮らしに入り、それを体験し、感じたものは・・・?!
【学校編】
日本にあんな学校があったら行きたい。
日本の学校行くくらいなら、サンマウルの方がいい。なんか・・・、自由。
生徒が主体的、積極的だった~。
賢いんだけど、勉強に押さえつけられてる感じがしない。
カッチリって感じもないから、逆に勉強する気が起きる。
自分のペースで勉強できる。

引きこもってる子がいない。日本ではこういう子絶対はぶられる(仲間に入れてもらえない)だろうなって子も、普通にまじっている。
日本では、授業はあんなもんだって思っていたけど、サンマウルの方が本物だよな。あっちの方が絶対伸びるよな!
わからない時、すぐ質問するし、先生も応えてくれる。

学校生活短かったなー、あっという間だった。行った瞬間は、ボロくて、イメージとちがって最悪やったけど、もっと学校にいたかった~。グラウンド同級生
1学年1クラス約20人


【寄宿舎編】
言葉が通じなくても、ノリで笑える、それがムッチャ楽しかった~。
あえて、日本語で会話しなかった。そのほうが楽しいやん。
男子は夜食のために、掃除しとった。
(寮の生活カリキュラムは、掃除→夜食→勉強の順で組まれている)

勉強時間は、何人かしているけど、そういうのやる雰囲気じゃなくって、最初は勉強してたけど、勉強時間だからといってやらんでもいいんやと思って、友達と一緒にはちゃけていた(馬鹿騒ぎしていた)。僕は勉強より、そっちをとった。

男子の方がいいなー、バカっぽくって・・・。女子は静かだった。
サッカーグラウンド②
向こうはサッカー毎日ムッチャしているけど、毎回楽しい。(授業やクラブでなく、毎食事の前後の時間でやっているそうです、お腹痛いけど。また、週1回男女別でサッカーの日があるそうです。)

男子はサッカーばっかりやってた。サッカーで仲良くなった。
普段は、『今日も練習かよー、今日くらい休ませてよ~』みたくやってる。楽しさがちがう!
白スープ寄宿舎
男子はいいなー。困ったら、サッカーで盛り上がれるし・・・。
あそこで暮らしてたら、アナログ人になる。
パソコン使うのがめんどくさくなる、しばらくアイポット使わんかったー。


韓国サンマウル高校での暮らしがすべてよかったというわけでもはなく、食事は日本に比べ粗食で味が薄く辛いとか、お風呂は湯船がなくシャワーだとか。どっちがいいかと比べるわけでもなく、暮らしに触れ、体験し、その違いを感じ、普段は当たり前にしていることに気づくようでした。
特に学校において、サンマウルがいいと感じるのは、そこの何に反応したんだろうなー?。学校のカリキュラム?、授業のやり方?、先生?、そこの雰囲気?。
そこにいる人たちはどんな人なんだろう?
彼らは、何に快適を感じたんだろう?
どんな文化(暮らし)を創っていくかは、そこにどういう人がいるかで違うんだろうなー。
暮らしに入るということは、そこの文化を生で体験する、そこの人に生で触れるということなのでしょうか・・・。
暮らし⇒文化 それによる人への影響は大きいようだなー

第二弾は、ホームステイ編です。

(記事 中野敏美)
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