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韓国サンマウル高校へ短期留学Ⅱ

第二弾、ホームステイ編です。

ホームステイを受け入れてくれる家庭は少ないらしいですが、3人共、それぞれ別々のお宅を訪問させてもらいました。いろいろ用意してもらい、またとない貴重な体験になったようです。
【ホームステイ編①】
前の晩、寮の先生から、「明日は校長先生の息子さんのうちに泊まるよ」と聞いていた。当日校長先生に「今日はホームステイよろしくお願いします」と言うと、「えっ、そんなの聞いてないよ」と返事。息子さんに聞いてみても、「知らないよ」と。『えー、私達は今日どうすればいいんだー!?』と困惑していると、「ケンチャナ、ケンチャナ!」(韓国語で「気にするな、大丈夫」という意味らしい)任せろと相手はいたって冷静。結局、校長先生の息子さんの家に泊まることになりました。
「大変な目に遭ったー」と言いつつも、おおらかで、あたたかな対応に安心したのか、楽しい思い出になったようです。
観光①観光③

【ホームステイ編②】
いざホームステイへ農地家
大変やったで、とても用意されていたとは思えないような所だったーと始まりましたが・・・
ド田舎の周りは畑だけ、家は平屋のぼっこい(ボロの)、床が傾いてるような、どえらい寒い所。風呂は一人洗面器2杯のお湯だけ、それで顔と足を洗って終わり。でも「えっ?!」とか言えない。ご飯は粗食でお代わり無し。でも、よく食べるって分かってからは、お代わりを用意してくれた。嫌いなきのこがカレーに入っていても、「ありがたくいただきます!与えられたものは、すべていただきます」って感じ。トイレはもちろん家の外のボットン便所、夜は寒いし真っ暗でムッチャ怖い。朝は、どこかに連れて行ってくれるかと思ったら、長靴はいて鍬持ってWORKING!・・・などと話しているうちに、自分のホームステイの体験がなんとスペシャルなんだ!とうれしそう。先に見た都市のマンションとは全くちがうだけに、印象は強烈だったようですが、「時代がタイムスリップした感じだった!」と感動しているようでもありました。
農地きのこカレー友達

【ホームステイ編③】
観光②私は、至れり尽くせり。甘やかされた生活をしていた。「女でよかったー」と。
インチョンという都市にあるマンションへ。毎回、食事に肉が出た(サンマウル高校の寮の食事は、ごはんとスープがメインで、肉、魚はほとんどなかった)。普通にシャワーがあり、水洗トイレが2つあり・・・、いろいろ連れて行ってもらった。何の苦労もせず過ごした。「よかったよ~ん」とホッコリした様子。

それぞれに用意してもらったホームステイに、大満足!なようでした。
他に、韓国のバスの感想も・・・
おもしろい!びっくりした。お金払って、『どこに座ろうかなー』とゆっくり立ってると、運転士さんは、お客さんが座ったかどうかなんて見るまもなくビューンと発車。すごいスピードで運転し、どんどん抜いていく。おばあちゃんが乗ってきても、お構いなし。ビューンと発車。おばあちゃんも慣れているのか、お金を払うとすぐに棒をつかみ、仁王立ち・・・。
驚きの中にも、文化の違いを楽しんでいるようでした。


そしてそのうち、なんで勉強するの、なんでクラブするの?談議に・・・
続きは、第3弾にて。

(記事 中野敏美)
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