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素直に自分を見ていくと・・・ その1

アズワンコミュニティに暮らす人ってどんな人?
今回イモちゃんは、この1~2年、自分の素直な気持ちに気づき、自分の本当にやりたいと思う方向へと進んできたともちゃんを訪ねてみました。
ともちゃんは、子育て真っ最中の三児の母。
お弁当屋さんで働きながら、このコミュニティで暮らしています。
ともちゃん
――イモちゃん 「ねえ、ともちゃん、最近、『人を聴く』ってことに関心あるみたいだけど、なんで興味持ってきたの~?」
――ともちゃん 「そだねー、なんでだっけ?! そうそう、2年位前だったかなー」と、話は始まりました。

がんばっている自分
ともちゃん 2年位前だったかなー?、職場で、同僚のお母さんから子供の遠足用に作った、手の込んだキャラクター弁当(きゃらべん)の写真を見せてもらったの。
そしたら、泣けてきちゃてさー。
キャラクター弁当の写真見ての感想だったら、
『わーっ、すごーい』とか、『かわいい~』とかっていう感じなんだろうけどね。
なぜだか泣けてきちゃってね~?!

――イモちゃん 「そっかー、なんでだろう? ねえ、そのころって、子供が小学校に入学したばかりの頃かなー」
がんばるともちゃん そうそう、でもさー、「ママは、仕事あるから、学校から帰ったらお弁当屋さんに来てね」とか、子供から「スイミング見てて欲しい~」と聞いても、スイミングへ送って迎えまでの間は、夕飯の買い物をしないといけないから、無理!という感じでやってたんだー。学校から帰ったらゆったりと受け入れたいとか、スイミング見てあげたいとか、気持ちはあったんだけどね。
あの時は、事柄をこなすことに一生懸命で、そんな気持ちは埋もれて見えなくって。仕事もがんばっていたけど、クラブチームの役員もしていて、超忙し状態だったしね。とにかく仕事優先、事柄優先。
振り返ってみると、『食べていくには、稼がないと!』と、がんばってたな~
そんなときに、子供のために作った手の込んだキャラクター弁当を見て、うらやましくなっちゃったんだね~。


ストップ――そんなともちゃんを傍で見ていた同僚のお母さんが、ある時声をかけてくれました。彼女は自分がサイエンズスクールのコースに参加してみての話をしてくれたそうです。ともちゃんは、それを聞いて、『ちょっと、立ち止まってみようかなー』と思ったそうです。

ともちゃん クラブチームの役員の仕事が落ち着いた頃、サイエンズスクール『人生を知るためのコース』に参加してみたの。
何日目かに『本心』っていうのでしらべている時、
『こんなにがんばりたくない、子供たちにももっとしてあげたい!』
という自分の素直な気持ちに気づいて、泣けてきちゃってね。
それに、自分ががんばってやってると、やってないように見える人を責めたくなるし。

――ともちゃんは、これをきっかけに、方向が変わってきたようです。
仕事は減らし、クラブチームの役員もほぼ落ち着き、子供達に気持ちが向くようになってきました。

ともちゃん でもね、子供と向き合うようになってくると、子供の気持ちを聴かない自分がますますクローズアップされてきちゃって(笑)。

――イモちゃん 「へー、そっかー(笑)。で、どんな感じだったの~?」
そのあたりは、その2に続く・・・

(記事:イモちゃん:中野敏美)
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