ウリさんの日記 --- その7
ウリさんの日記、今回は、4月のある一週間の様子です。
特に変わったことをしたわけではないけれど、
とてもにエキサイティングだったようです。
おふくろさん弁当での何気ない日々の暮らしから、
自分を観察しているようでもあります。
マイライフセミナー後、自分を振り返るくせがついたのかな?! どうぞ、ご覧ください。
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友人達へのお手紙(7)----- アスワンコミュニティでの体験と感想
月曜日、この日は、お弁当をたくさん作りました。
そして、数日前から自らやり始めた作業をしようと、12時過ぎまで残りました。
今週は、おにぎりを包むだけでなく、にぎることもやってみました。
1~2週間前、朝の作業後、床掃きを始めました。
その数日後には、最後にモップ拭きもやり始めました。
ということで、月曜日に作業場を終えたときは、本当に疲れていました。
でも、家へ歩いて帰る時は、気持ちのいい満足感を感じていました。
さあ~、そうしていたら、
頭に、「あんたは、ほんとうに満足しているのかい?
なんで、何に満足しているかね?」
などと浮かんできます。
以前、私の手紙を読んでいる方は、知っているかもしれません。
最後終わるまで、皆で一緒に仕事をしている「黒い森のファミリー農家」のことを。
夏は夜遅くまで干し草を作っていました。
家畜もいて、週末でも餌を与えなければなりません。
皆助け合ってやりました。
相手が疲れていると思うと、自分はまだいける、なら、自分はやる。
その後、満足するけど・・・。
これは、連帯(意識)を条件付けられたのかしら?
火曜日・水曜日、お仕事はほんの少しでした。
火曜日は、Eriさんがモップ拭きをし、一緒に作業を進めれていいなと思いました。
水曜日も、作業は早めに終わり、みんな、”KYUUKEI”しました。
椅子を寄せてきて一緒に座ります。
何人かが、「”おいしい”とか、”ちょっと待って”とか、ドイツ語でなんて言うの?」
と聞いてきます。
火曜日に、"KYUUKEI"を漢字で学びました。
この漢字は、すぐ私のお気に入りに登録しました。
この漢字、人+木、舌+自分の心を言っている。
私はホワイトボードに絵を描き、
私の新しい学習に対しての、熱意を共有しました。
休憩時間がにぎやかになります。
休憩後の床掃き、モップがけも、時間に余裕がありました。
作業が早めに終わり、Eriさんに、「何をしたらいい?」と聞いてみました。
彼女は「わからない、何かやること探して~!」と言いました。
そこで、私はスマートフォンを使って翻訳、
「ライフストアに持っていくケーキを作りに家に帰るよ、OK?」、
と言うと、返事は「OK」。
作業場を出ると、Setsukoさんに出会いました。
今からケーキ作りをしたいということを伝えると、
「でも、家には卵もsauer creamも無いよ」と言いました。
(setsukoさんは、今までアップルケーキの材料を用意してくれていた)
私、「ノープロブレム、私が近くのコンビニに行ってきます」。
彼女、「いやー、ハンターに行ってよ、そっちのほうが安いよ」。
私は一瞬考えました、
『ハンターは大きすぎる、あの中で迷子になってしまう!』。
それでも、私は「オーライ、それではハンターに行きます」
と言ってしまいました。
あ~、大きなスーパーは好きでない、
色々たくさんあって、こんがらがってしまう!
実は、ビザの延長のことで市役所に行った時のことが、
まだトラウマになっていたのです。
Yurikoさんも一緒に行ってくれたのですが、看板やプラカードがほとんど読めない、
それは私の想像を超えていたのです。それに、誰も英語をわからない。
この体験は、目が見えないとか耳が聞こえないとかと同じではないかと思いました。
私は、ハンターに行こうと、お金を取りに自宅に戻りました!
SCSの前を通りかかった時、
ちょうどCafe Sans SouciからMieさんが出てきました。
Mie「家に帰るの、何してるの?」。
私 「ハンターにいくのよ・・・、一緒に行かない?」。
Mie「もっと近くて安いスーパーがあるよ、一緒に行く?」
私「いいね!、一緒に行こう。」
私はもう、今日作るケーキを2個と決めていました。
じゃあ、材料が足らなくならないように、多めに購入しよう。
あいにくスーパーには卵がなく、Mieさんは、Sans Souciの卵を分けてくれました。
彼女は、また後でライフストアからもってくるそうです。
午後、Setsukoさんと一緒に、ライフストアに、
ケーキのプレゼントを持っていって、晩ご飯ももらってきました。
もう一つのケーキは、明日、お袋さん弁当の同僚たちに!
自分の奥底では、「連帯への条件付けなのか??自由なのか??」
というテーマが浮かび、そこから観察と思考をしています。
自分の頭の中で、まだマイライフセミナーのテーマがポップアップしているようです。
あの巨大な像がちっちゃな棒に括られているイメージを思い出します。
木曜日、お弁当の製造数は少なかったです。
でも今回は、突然MidoriさんとEriさんが、私が床掃きを始める前に出ていきました。
あ、私の頭の中での問いが出てくる・・・、
「自分が放棄されたと感じているのかい?そうかい?」
「イエス」。そういう感覚がある。
こういう体験は細胞に格納されているようです。
少なくとも、私のところにはね。
鍋をあらっているHirokoさんがまだここにいる。
でも、私がモップ拭きを始める前に、Hirokoさんが、
「自分は終わったから、もう行くよ」と言いに来ました。
けどそう聞いて、「それでもいいですか?」と聞いているようにも思い、
「いいよ、モップ拭きを終えてから、明日のために紙コップを準備しておくよ。」
と私は言いました。
特に変わったことをしたわけではないけれど、
とてもにエキサイティングだったようです。
おふくろさん弁当での何気ない日々の暮らしから、
自分を観察しているようでもあります。
マイライフセミナー後、自分を振り返るくせがついたのかな?! どうぞ、ご覧ください。
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友人達へのお手紙(7)----- アスワンコミュニティでの体験と感想
月曜日、この日は、お弁当をたくさん作りました。
そして、数日前から自らやり始めた作業をしようと、12時過ぎまで残りました。
ここでは誰も強制しないし、求めることもしません。
この雰囲気は、おふくろさん弁当に来た頃から気づき、
私は、それを楽しんでいました。
そんな中、私は自分のやりたい事、やれる事を見つけていきます。
それが楽しいです!
今週は、おにぎりを包むだけでなく、にぎることもやってみました。
1~2週間前、朝の作業後、床掃きを始めました。
その数日後には、最後にモップ拭きもやり始めました。
ということで、月曜日に作業場を終えたときは、本当に疲れていました。
でも、家へ歩いて帰る時は、気持ちのいい満足感を感じていました。
さあ~、そうしていたら、
頭に、「あんたは、ほんとうに満足しているのかい?
なんで、何に満足しているかね?」
などと浮かんできます。
以前、私の手紙を読んでいる方は、知っているかもしれません。
最後終わるまで、皆で一緒に仕事をしている「黒い森のファミリー農家」のことを。
夏は夜遅くまで干し草を作っていました。
家畜もいて、週末でも餌を与えなければなりません。
皆助け合ってやりました。
相手が疲れていると思うと、自分はまだいける、なら、自分はやる。
その後、満足するけど・・・。
これは、連帯(意識)を条件付けられたのかしら?
火曜日・水曜日、お仕事はほんの少しでした。
火曜日は、Eriさんがモップ拭きをし、一緒に作業を進めれていいなと思いました。
水曜日も、作業は早めに終わり、みんな、”KYUUKEI”しました。
椅子を寄せてきて一緒に座ります。
何人かが、「”おいしい”とか、”ちょっと待って”とか、ドイツ語でなんて言うの?」
と聞いてきます。
火曜日に、"KYUUKEI"を漢字で学びました。
この漢字は、すぐ私のお気に入りに登録しました。
この漢字、人+木、舌+自分の心を言っている。
私はホワイトボードに絵を描き、
私の新しい学習に対しての、熱意を共有しました。
休憩時間がにぎやかになります。
休憩後の床掃き、モップがけも、時間に余裕がありました。
作業が早めに終わり、Eriさんに、「何をしたらいい?」と聞いてみました。
彼女は「わからない、何かやること探して~!」と言いました。
そこで、私はスマートフォンを使って翻訳、
「ライフストアに持っていくケーキを作りに家に帰るよ、OK?」、
と言うと、返事は「OK」。
作業場を出ると、Setsukoさんに出会いました。
今からケーキ作りをしたいということを伝えると、
「でも、家には卵もsauer creamも無いよ」と言いました。
(setsukoさんは、今までアップルケーキの材料を用意してくれていた)
私、「ノープロブレム、私が近くのコンビニに行ってきます」。
彼女、「いやー、ハンターに行ってよ、そっちのほうが安いよ」。
私は一瞬考えました、
『ハンターは大きすぎる、あの中で迷子になってしまう!』。
それでも、私は「オーライ、それではハンターに行きます」
と言ってしまいました。
あ~、大きなスーパーは好きでない、
色々たくさんあって、こんがらがってしまう!
実は、ビザの延長のことで市役所に行った時のことが、
まだトラウマになっていたのです。
Yurikoさんも一緒に行ってくれたのですが、看板やプラカードがほとんど読めない、
それは私の想像を超えていたのです。それに、誰も英語をわからない。
この体験は、目が見えないとか耳が聞こえないとかと同じではないかと思いました。
これに対し私は、お腹の底の方から来る不快感を感じる一方、
「このお腹から来る感覚は何が引き起こしているのか」と自分に問います。
私は、このアンビバレンスに興味を抱きます。
オッケー、アップルケーキの食材を買うのだ~! 今日は冒険の日!
私は、ハンターに行こうと、お金を取りに自宅に戻りました!
SCSの前を通りかかった時、
ちょうどCafe Sans SouciからMieさんが出てきました。
Mie「家に帰るの、何してるの?」。
私 「ハンターにいくのよ・・・、一緒に行かない?」。
Mie「もっと近くて安いスーパーがあるよ、一緒に行く?」
私「いいね!、一緒に行こう。」
私はもう、今日作るケーキを2個と決めていました。
じゃあ、材料が足らなくならないように、多めに購入しよう。
あいにくスーパーには卵がなく、Mieさんは、Sans Souciの卵を分けてくれました。
彼女は、また後でライフストアからもってくるそうです。
どこに行っても必ず誰かに会う、
そして話をする、ここでは、そうなっている。
すべての問題がこの様にして解決されている様です。
後でSetsukoさんが私に言いました。
「ハンターの中でもコミュニティの知っている人に
出会う可能性は高いよ」と。
なのに、私はそのスーパーで迷子になるのでないかと
怖がっていたのです。
私は思いました。
「そうだね~、ここでは物事は違った機能をするのね、
問題にすることないね!」と。
午後、Setsukoさんと一緒に、ライフストアに、
ケーキのプレゼントを持っていって、晩ご飯ももらってきました。
もう一つのケーキは、明日、お袋さん弁当の同僚たちに!
自分の奥底では、「連帯への条件付けなのか??自由なのか??」
というテーマが浮かび、そこから観察と思考をしています。
自分の頭の中で、まだマイライフセミナーのテーマがポップアップしているようです。
あの巨大な像がちっちゃな棒に括られているイメージを思い出します。
木曜日、お弁当の製造数は少なかったです。
でも今回は、突然MidoriさんとEriさんが、私が床掃きを始める前に出ていきました。
あ、私の頭の中での問いが出てくる・・・、
「自分が放棄されたと感じているのかい?そうかい?」
「イエス」。そういう感覚がある。
こういう体験は細胞に格納されているようです。
少なくとも、私のところにはね。
鍋をあらっているHirokoさんがまだここにいる。
でも、私がモップ拭きを始める前に、Hirokoさんが、
「自分は終わったから、もう行くよ」と言いに来ました。
けどそう聞いて、「それでもいいですか?」と聞いているようにも思い、
「いいよ、モップ拭きを終えてから、明日のために紙コップを準備しておくよ。」
と私は言いました。
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