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その実態に驚きの声・・・

9月、ふだん着で探訪DAYは、2度開催しました。

記念撮影

探訪DAYでは、街のはたけ公園、お弁当屋さん、ライフストア、ライフオフィスと、
案内を交えて参観します。
その後、夜の懇談会では、毎度のように驚きの声が飛び出します。
アズワンコミュニティの実態に触れ、心揺さぶられるのでしょうか。

その様子を宮地さんのfacebookから抜粋して紹介します。
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【当たり前のことを当たり前に】   9月21日~22日
1ヶ月前、青年海外協力隊でいっていたボツワナから、帰国した山田さん。
金融機関で長く働いていて、「本当にやりたいことは・・・」と考え、
自分で「人間性に基づく経済」とはどういうことか、
などの研究をすることを始めた馬場さん。
それぞれのキッカケでアズワンコミュニテイを知り、
探訪DAYで鈴鹿に来訪した。

馬場さん橋本さん

実際に見学して、夜の懇談では…。
 「当たり前のことを、街のなかで、特別なところでなく、
  あたりまえにやっているんだなあ。
  なんか、自由で、こんなのありかなとも思うけど、いいなあ」
と山田さん。

ぶどう畑で

馬場さんは、サイエンズ研究所発行の「やさしい社会」を熟読していた。
付箋をたくさんつけていた。
ふせんいっぱいの本

 「全体をコントロールしている人とかがいなくて、いろいろな人や機関が実際動いている。これがやれる元は何か?!、関心がある」


懇談会

 「なんのための人生か」、「真実とは、何か」そこを語り合う。
秋の夜が更けていった。

【懇談会から 印象に残った感想】15日~16日

台風18号が三重県をかすめて通過した、9月15日午後から16日まで、
スタデイツアー(探訪DAY)があった。
参加者12名。東京・岡山・岐阜・名古屋、各地から。

僕は、この探訪DAYの案内役をかって出ている。
夜の懇談会での感想が心に残った。

「案内してくれる人、はじめボヤかして言っているように聞こえたけど、
 真面目に応えようとしていると伝わってきた」
 
「話は詰まったりして、上手くないけど、自分の言葉で話していた。
 どこかで、決まっていることをしゃべるのとちがう」
 
「ゆるやかにつながっているみたい。グルとか中心になる人がいない。
 それで、コミュニテイが無理なくまわっているように見える。
 奇跡的とさえ、感じる」
 
「どこでも、ふつう村長とか、熱意のある人がいて、成り立っている。
 ここでは、お互いのやっていることを知らないでもなく、
 口を出すでもなく、それぞれが機能している」
 
「四日市のお弁当屋さんをやめたいという人がいて、それがキッカケで、
 ”なんのための会社か”
 ”なにを大事に仕事しているのか”と、
 そういう話し合いの上で答えが出てくる。その空気がすごい」
 
「生きていく上では、緊張だけではダメで、ゆるめるということも要ると思うけど、
 ゆるみぱなしだったらどういうことになるか?」

 「なにものにも捉われない、自由な心の状態から、
 それぞれの人の中から崇高なものがでてくるように思う。
 アズワンがそうなっている、とはいえないけど、
 そういう現れはあると思う。」(これは、アズワンに暮らす人の弁。)

「カリスマが居なけりゃ、成り立たないという社会の次の形があるのかも・・・」

 懇談会の最後のほうで。
 「やることが目的というより、ギスギスしていない、おおらかさを感じた」

 「みんなの話を聞いていて、自分を閉じ込めていたものに気がついた。
  お金とか病気のことなど、気楽にだせたらね」

 「こんなにも、うまくいくというのは、ホントだろうか?
  これができるのは、目には見えなくとも、
  しっかりした安心感という支えがあるはずよ。
  それを、どうつくるか」

 「ゆるやかに生きていく源泉にスイッチが入ったみたい。
  キメツケとか、闘うとか、力が入る自分自身がかわらなければ、
  どんな方法をやってみても、限界あるよね」

台風が吹き荒れるなか、
深夜まで堰が切れたようにそれぞれがこころの内を出し合っていた、
とあとで聞いた。
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