<< アズワンコミュニティ東京デビュー 第2弾 | main | トランジションタウン鈴鹿 93歳の遊び場 >>

アズワンコミュニティ東京デビュー 第3弾

前回、前々回、「アズワンコミュニティ東京デビュー」と題して紹介してきました。
「アズワンコミュニティ東京デビュー 第1弾」
「アズワンコミュニティ東京デビュー 第2弾」

第3弾は、イモちゃんのコミュニティ探訪ということで、
今回のイベント参加を振り返ってみようと思います。
イモちゃんというのは、ここに暮らしながら、
「アズワンコミュニティとはどういうものか?」、自ら探っています。

アズワンコミュニティのブース
----------------------------------------------------------------
準備を始めたのは、9月ごろからだったと思います。
何をしようとしているのか?、何をしに行くのか?
8月のイベント参加の経験から、
どのようなブースにするか、どのような流れがいいか?
チラシの内容、準備するもの、などなど…。
「あーだこーだ」と出し合いながら、だんだん具体的に描けてくる感じでした。
その後やっていくのは、それぞれ自由…、それぞれに任されている感じです。
そしてやってみて、また寄って、「あーだこーだ」と出し合いながら…
    「やさしい社会」の本売るぞ!
    スタディツアーのチラシも作ろう!
    アンケート用紙ももっと書きやすく!
    準備・意気込みとも満々に・・・

横断幕

でも、その準備の検討に関わっていたのは、5名。その内、東京に行ったのは3名。
宮地さんは、メール配信などで、
「一緒に行きませんか」と自分の思いを伝え、イベント参加者を募っていた。
鈴鹿から行ったのは、14名、そのほとんどが、その準備の経過を知らない。
みなが寄っての入念な打ち合わせなど無かった。
1~2度寄って、「何をしに行くんだろう?」と出し合う機会はあった。
それぞれに行こうと思った何かがあってのようだ。
それぞれどういう思いで参加していたのだろうか?
知らせていこう、つながっていこうとするところは共通のよう。

報告会1

そのうち、PIESS NETWORK東京の人たちも加わると聞く。
イベント前日には、PIESS NETWORK東京主催で、
「アズワンコミュニティ報告会」をやってくれると聞こえてくる。
来年5月のイベント企画に向けて参加したいと言う人も出てきた。
いつのまにか各所で動きが活発になり、大きな企画になってきた。

宮地さん、この春頃から、「もっと知らせたい、出向いていこう」と積極的だ。
その思いに触発されるものもあるけれど、基本、みなマイペースにみえる。
自分のやりたいだけ、関わりたいだけ…

行き道の富士山

東京での滞在の仕方も各自それぞれだった。
会いたい人に会いに行く、各自自由に。
だれがどこにいるなど、大まかには聞くけど、誰かが統率しているわけではない。
諸経費もそれぞれで、でも、どうしていこうかとその都度話しながら。

当日9時に集合しようと言っていた。でも、全員がそろうわけではない。
午前中、姿の見えない人もいた。
「どうしたのかな~?」と思ったりするけれど、文句言う人はいない。
そのうち、姿が見える、「あー来たんだなー…」。

さあ 寄ってー

当日は、朝から雨。徐々に降りも強まってきた。
ブースの準備も、雨に合わせて、それぞれ動きだす。
雨が吹き込まないように、どう配置しようか?
用意したシートやビニル袋、ヒモ、ガムテープなどを駆使し、
「あーだこーだ」言いながら、進んで行く。
特に打ち合わせすることは無く、
その時その時、思ったことを出し合いながら…、そのうち形になってくる。

誰がどこで何をしているか、知らないことがほとんど。
一見、それぞれが好きなように動いているようだけど、
バラバラではない、何かしら言葉が行き交う。
目には見えないけれど、何か通っている。

コミュニティマップ表紙

そのうち、休憩用にと車が用意されていた。
あったまれるようにエンジンをかけ、暖房されていた。
休みたい人が休みたい時に休めるようにだろうか。

そこにいる人たちは、自在に動いている。
「今日は、本は売れないなー、出向いて名刺交換、次につないでいこう…」
などの声も聞こえる。
音楽コンサート、トークショーなども開かれ、他にもたくさんのお店が出ていた。
チラシを配ろうと、行きたい所へ、行きたい時に…。
声かけたい人に声をかけ、チラシを渡したり渡さなかったり…。
話したい人と話をする。
それぞれに動いているけれど、バラバラでない。
誰かが指示するでもなく、何かしら関連しあって動いている。

マイライフセミナー

ここにいる人たちのそういう営みからか、
人と人のやわらかい空気がいつしか醸し出されているようだった。
この空気、それが「アズワンコミュニティ」の空気なのではないだろうか?!
人と人が寄り、そこに醸し出される「人と人」のあらわれ。
小さな社会の実現にも思える。
これは、鈴鹿でも、東京でも、どこでも実現していけるのでは…。

「アズワンコミュニティ東京デビュー」、
それは、今回東京という地で醸し出された
この「人と人の空気」がデビューしたということかもしれないなー

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
永野さんの感想より

組写真

イベント会場では殆どの出店が生産物を並べて販売していた。
懐かしい顔ぶれにも出会い、その様子を見ながら、
自分も昔は製造したり販売したりに力入れていたな~って思い出していた。

ピースネットワーク、アズワンコミュニティーには生産物がないのでビデオと本だけ。
あとは人と話。
生産物がないだけに、
やろうとしていることの本質がダイレクトに伝わる感じがする。
報告会でも生産物はなかったが、
牛丸さんや敏美さん、耕一君から伝わるものが大きかったように思った。
モノから伝わるものもあるのだろうが、
買った方も、売った方もそこ止まり、って感じがしないでもない。

人には人。ではないか?
- | -