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若い親子と爺婆、渾然と・・・

チラシ③ 12月8日(日)、地域創生みえの会主催の「親子ではたけへ行こう はたけで食べよう」企画が、街のはたけ公園で開催されました。
 夏に種まきした大豆を収穫し、
 その殻むきをしました。
 焼き芋、薪ごはんとカレーも用意され、
 「おいしい!」の連呼。
 若い親子が集まり、地域創生みえの会の
 お爺ちゃん、おばあちゃんと共に
 楽しいひと時を過ごしたようです。
(←クリックすると来年度年間スケジュールが見れます)

その時の様子が、宮地さんのブログ、「かたつむり・つれづれ」に紹介されています。
以下、「若い親子と爺婆、渾然と・・・」より抜粋、編集しました。
どうぞご覧ください。
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(写真は、クロックすると拡大します)


お昼ご飯時に、はたけ公園に着いた。
大豆収穫は、見ることができなかった。
大豆の殻むきが少しやってあった。
はじめ旧式の脱穀機やったが、結局子どもらの人海戦術で殻つきの大豆をビニールシートに叩きつけて殻むきをしたらしい。

薪ご飯ととカレー。「おいしい!」とあちこちから、聞こえてきた。



焼き芋は、この夏”鈴鹿の里山”で作った炭を使った。
鈴鹿ファームで収穫したさつま芋を濡れた新聞で包む。
ここがポイント。先回はそれをしないで失敗した。
それをアルミホイルで包んで、炭火のなかにほおりこむ。
簡単だ。ただし、出来栄えを見る人は熱い。
鈴木英二さんが、芋挾みをもって張り付いていた。
焼き芋 鈴木さん


 焼き芋翁の余川さん、
 大豆の研究一筋の梅崎さんは
 出来た焼き芋を新聞に包んで、
 子どもたちに手渡し係。


子ども①


 子どもたちは、
 めいめい思い思いに秋日をあびて、
 親の周りで楽しげに・・・



親子の企画に、「味噌づくりたい」と手をあげた人に、今日は米麹をお渡しした。
①米をロケットストーブで蒸しますね。
②容器や手をよく消毒します。雑菌厳禁。



③蒸しあがったら、人肌まで冷まします。
④生麹を計り、人肌になったご飯に入れて、ご飯をしゃもじで切るように混ぜます。



⑤混ぜ終わったら、紙袋に米を入れて、封をします。


「この麹を混ぜた米を電気アンカの毛布に包んで、温める。明日の朝8時ごろ袋のなかの米麹をほぐしてください」
いろいろ説明するが、覚えきれない。
「じゃあ、どうしても分からないときは、電話で・・・」


そうこうするうち、健生みえの会の伊藤八重子さんが登場。
「おっ、元気そう。」
気がついたら、大平照子さんと、親子企画の人が食べた食器を洗っていた。


伊藤敏正・敏子夫妻、ポリのたらいと炊いたご飯を持ってやってきた。

「お米、持ってきたのよね」と八重子さん。
   

一人ひとり、なにやらあっち行ったり、こっちに来たり、
あれやこれやと言い合っていたが、それぞれはそれぞれ
なんとか初期の目的は果たせたやら、果たせなんだやら。
途中退場のぼくは、それでもあの渾然一体とした感じ、
なんだったんだろうと思うことしきり。
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