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贈り合いの社会へ コミュニティーストアの新たなる試み

贈り合いの社会の仕組みとして、アズワンコミュニティストアが、
見直しの期間を経て、新たにスタートしました。
コミュニティーストアは、コミュニティーオフィスが運営している、
コミュニティーのお店です。

本来の人間って!?
本来、人と人が織りなす社会って!?

目指す社会の本質を探求しながら実現しようと、これまでも研究実践してきました。
その目指す社会を具体的にあらわしてみようと始まったストアです。

その運営に関わる小林さんが、コミュニティストアについて思うところを寄せてくれました。
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ギブ&テイク、物々交換、分配や配給でもなく、
ボランティア、奉仕活動でもありません。
遠慮や気兼ね、よそよそしい空気はどこ吹く風。
「ちゃんと物が届いてないじゃないか」、
「お金を払ったのに」・・・、
という不満の出てきようのない、
楽しく和気あいあいとしたお店の空気が流れています。

コミュニティの中で暮らしていくには殆どお金を使いません。
このお店でもお金は使わずに欲しい人が必要なだけ持っていくようになっています。

ごく普通の街中にこういうお店ができ、
そこに行き交う人達の日々の営みがあります。
皆、このお店を利用し、子どもを育て、年を取り、
人間らしい生き方をしていきます。


「お金を払うから貰える」という事がないので、ただ貰うだけです。
人と人の行為が浮き彫りになってくるように思います。

「贈りたい人が贈り、貰う人はそれを受け取る」
ただそれだけの行為。
そこに人間のもともと持っているものが発露してくるように思います。
その自然に発露するもので豊かに生活が営まれていくのはとっても楽で、
心も満たされて行くように感じます。



SUZUKA FARMからは野菜が、おふくろさん弁当からは惣菜など、
それ以外の物もさまざまな人から贈り物として届いています。
漬物や、ふき味噌、ケーキ、佃煮、タケノコ・・・・。



この試みを一度訪ねて見てみませんか?
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