10月 マイライフミーティング

月に一度の交流機会、『マイライフミーティング』。
街の縁側、「鈴鹿カルチャーステーション(SCS)」を会場に、今月は、岐阜、静岡、東京からも参加。

道日頃暮らしていての、その心中をみなの中でつぶやきながらほぐれていくようです。
そして、それぞれの「マイライフ」の糧になっているようでもあります。

今月の様子が、宮地さんのブログ『かたつむり・つれづれ』に掲載されています。
どうぞご覧ください。

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マイライフミーティングがあった日
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僕は、自分の喜びに生きています

吉田さんマイバッグにお弁当屋さんのチラシを入れ、
準備OK!
ちょうどお昼時、大学や病院、人が寄ってくる場所へお出かけ。
そこで生きている人達がいる。
いろんな人がいる。
「僕は、人に会いに行ってるんだー」
今回のイモちゃんのコミュニティ探訪は、
おふくろさん弁当で営業をしている吉田順一さんです。吉田さんマイバッグ

人と心通わしたい
「こんにちは、お弁当屋ですー」と切り出すその時、
緊張した面持ちが、一瞬、ホッとほぐれる。
チラシもお弁当屋さんだということがわかるように、
文字が見えるようにセットしているんだ。
お弁当屋さんだと思うと、ホッとするのかなー。
人がホッとほどけるその瞬間、その出会いが僕はうれしい!
僕は、人に会いに行ってる、見ず知らずの初対面の人にね。
僕は、人と心通わしたくて営業している。

-----もう何度も同じ場所に行ったりもしていて、『また来てる~』という反応もあるそうですが、「こんにちは、また来ました~」と寄っていくんですって。

本心は、『好きにしたい!』
営業へ僕は、つい心にもないことをしてしまうようで (*^^*)
でも、自分の本心に気づきだしたんだ。
「そうするのが良い」、「負けてはいけない」、「安きに流れてはいけない」とかが外れてくると、本心は「好きにしたい」。
心ほどけてくるほどに、何か自分の中から湧いてくる。
それで、やってみると、なんか気持ち落ち着くところがあるみたい。

-----一歩踏み出し、以前の仕事は辞めてしまいました。

やりたいことをやりたいようにやりたいだけ
自分の中から、こうしたいなーっていうのでやり始めて、お弁当屋さんの営業も始まったんだ。やり方も、僕独自だよ。
僕は、こつこつ同じところを何度も何度も回っていくようなやり方が落ち着くみたい。当たり前だけど、人とちがうんだ。
今は、自由に、自分のやりたいことをやりたいだけやらしてもらっていて、お弁当屋さんからは、無理しないで、ひざを痛めない程度にやってくださいと送り出してもらっている。

-----そういえば、去年、膝を痛めて歩けなくなっちゃいましたねー

歩けてこそ!
階段の写真うん。でも、ここ半年はお医者さんにも行ってなくて調子いい。
この前、階段を上がっている時に、
「歩けるな~」とふっと湧いてきたんだ。
今、歩けてるんだなーってね (*^^*)
歩けてこそ人に会いに行ける!
自分のやりたいことやりたいから、自然と膝も大事にしたくてね。体調にも気配りするし、無理しなくなってきたんだ。

-----他にはどんな出会いがあるの~?

お世話させて!
ユリアパル犬だよ!犬。
高崎一家が海外旅行するときに、パルっていう犬のお世話をしたんだ。それと、ユリアっていう大阪に住むKさんの犬を3週間ほど預かったりした。
その犬たちが好きになったのはもちろん、高崎夫婦やKさんとも親しくなった。
犬にも人にも、『今、どうなのかなー?』って知ろうってやっていくうちに、だんだん近しくなってきた。寄っていきたくなるんだよなー。

-----吉田さん、自分の犬でなくて、人の犬を預かったりお世話したいんだって。
なんでって、お世話できると、その人と近しくなれるでしょ!

学ぶ心と学ぶ環境
ここに暮らしていて、調べたいときに調べたいだけ調べられる機会があった。だから、学ぶ心を失わずすんだと思う。
サイエンズスクールの研修コースやサイエンズ研究所のカレッジなどに参加してみんなの中で調べる中、「実際はどうなの~?」と思考するようになってきた。そして、そこで受ける中で自分の中に得たものが大きい。
心満たされてきたのか、コミュニティの中で自分にできることを何かしたいって湧いてくるんだ。


吉田さん3吉田さんから出てくる、この半年のいろいろな話は、止めどもなく溢れてくるようでした。
うれしそうで、楽しそうで・・・
そして、吉田さん自身、自分が変わったなーと実感するそうです。
でも、それは半年前に急に変わり始めたわけではなく、ここで暮らす中、徐々に徐々にその内面は変化してきていて、それが最近、目に見えてきた、あるいは実感するようになってきたようです。
アズワンコミュニティには、こうやって人らしく、自分らしく変わってきた(成長してきた)人がたくさんいます。
『人ってすごいな~! おもしろい!』と思う、イモちゃんです。
人は、環境によって変わりうる、そして幸福に生きていける。
人が幸福に生きていける『やさしい社会』への道筋は、ここアズワンコミュニティで実現されつつあるようです。

(中野敏美)
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サイエンズスクール『活用する人達の声』

スクールNPO法人サイエンズスクールは、世界中の誰もに開いています。
そして、誰もが各自の内なる力が発揮され、その人らしく成長していけるように、そのための機会が得られるよう活動しています。(詳しくは、ここをクリック)
また、アズワンコミュニティの多くの人も、スクールを活用しています。

その一人、高崎夫婦が4年前にサイエンズスクールを知り、ここを活用しながら夫婦の中身が変わってきたあたりを『活用する人達の声』で紹介しています。
どうぞご覧ください。
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高崎夫婦2
サイエンズスクールHP『活用する人達の声』
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コミュニティハウスえぐち 繁盛期

秋の夜長に暖かい食事と、気の合う仲間たちとの語らい。コミュニティハウスえぐち 繁盛期です。
↓ ここクリックしてね
eguchi.jpg
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韓国で『人の本性に合った社会』の勉強会

韓国ノンシル村で、『人の本性に合った社会』の勉強会が始まりましたという記事が、PIESSネットワークのホームページに掲載されています。
どうぞ、ご覧ください。
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韓国で『人の本性に合った社会』の勉強会韓国ノンシル
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『やさしい社会2』-親しさで繋がる社会とは 発刊!

特定非営利活動法人サイエンズ研究所出版のSCIENZ NO.3
「やさしい社会2」-親しさで繋がる社会とは
 が本日発刊です。

PIESSネットワークのホームページに詳しく掲載されています。
どうぞご覧ください。
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サイエンズ3号
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コミュニティハウスえぐち 繁盛期

秋空.jpg大型の台風が鈴鹿の街を通り過ぎました。
自然の力には圧倒されるばかりですね。
今は嘘のように深い青色の空が、すっかり秋を感じさせてくれます。

ちょっと間が空いてしまいましたが、コミュニティハウス えぐちも秋の夜長に、賑やかな話し声が・・・
ここクリックしてね ↓
コミュニティハウスえぐち 繁盛期
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心のつぶやきを語る

ほっと一息NPO法人サイエンズスクール鈴鹿では、合宿コースだけでなく、随時参加できる『マイライフミーティング』も開催しています。
鈴鹿だけでなく、東京、石川県、富山県、静岡県、兵庫県などからもやってきます。時には、ブラジルからも・・・
開催は毎月一回、週末の2~3日か、平日1日です。
期間中は、半日でも、途中抜けてもOK。
月に一度の交流機会でもあり、みなさん気楽に参加しています。

その『マイライフミーティング』、9月度の様子が、サイエンズスクールのホームページで紹介されています。どうぞご覧ください。
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『心のつぶやきを語る』
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頭の中のケア~日常化レッスンから~

『日常化レッスン』という言葉を、
アズワンコミュニティのブログで、目にしたこはありませんか?!

これは、サイエンズスクールの研修コースのひとつで、普段の暮らしをしながら参加するコースです。ミーティング
合宿コースで理解を深めたところが、日常生活の中ではどうなっているか見直していく機会でもあります。
コミュニティに暮らす人の中にも、この機会を活用している人たちがいます。

マッサージ日常の暮らしには、お肌のケアー、身体のケアーとか、やっている人も多いでしょうが、頭のケアーもどうでしょう?!
でも、『頭のケアー』ってなに~?!
その辺をのぞいてみてみませんか?!
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サイエンズスクールHP 「頭の中のケア~日常化レッスンから~」
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いっちゃん 25歳 大転換!

木今回、イモちゃんのコミュニティ探訪は、今年3月に東京から鈴鹿に移り住み、今は、おふくろさん弁当でアルバイトしたり、鈴鹿カルチャーステーション(SCS)の窓口をしたり、サイエンズスクールに関わりながら楽しく暮らしてる25歳のいっちゃんに話を聞いてみました。

自分の変化に、自分でもビックリ!
びっくりあれだけ人と関わるのが嫌だったのにな~、
人と関わるのが楽しくなってきたんだー。
この前なんて、SCSのカフェスタッフしてた時、自分から話しかけていったんだよねー。こんなの初めて。

それとか、前は自分のうちに親の知り合い(自分にとっては見知らぬ人)が来たら、落ち着かなくてすっごくイヤだったんだけど、今は、拒絶するでもなく、歓迎するでもなく、タダ人がいるみたいな感じで平気なんだよね~。
こんなふうに思うの、自分でもビックリ!どうしたんだろう?って感じ。

5月に行ったマイライフセミナーで、私、心が変わった気がする。終わった直後は、なんだか浮かれちゃったんだけど、でも世の中が変わった感じがする。結果だけど、自分から出てくるものが今までとちがうんだ~

-----「へー、マイライフセミナーが大きなきっかけだったんだね。」

自分が決め付けていることに気づいて
大して期待もせず、参加したんだけど・・・星
『自分自身が自分をこういう人間だ!』と決め付けているということに気づいたら、なんかひっくり返っちゃったー。
自分はこういう人間だと決めてるけど、
案外そうじゃないかも?!
『本当にそうかどうかわかんない』となってくると、『自分の中にはどんなものがあるんだろう?!』ってなってきたの。

ずっと、いい人間、人に好かれる人間になりたいと思ってやっていた。
そうなったわけじゃないんだけど、むしろそういう人間にならなくてもいいなと思うようになってきて・・・

そして、『本当は、人と関わりたい!!』という気持ちに気づいたの。
でも上手く関われないから関わりたくないと思うし、自分は人と関われないってしていた。がんばって自分を変えようとしていた時はどうしようもなかったのになー、こんなふうに思うなんて。

(その時の感想文はここをクリック)。


-----「”ゆっくり、じっくりしらべてみる”と見えてくるのかな~
ねぇ、ところでここ来る前ってどんなだったの~?」

きびしい環境
怒られる鈴鹿来る前は、『自分はダメだ!ダメな人間だ!』としか思えなかったの。
上司、会社の方針に添わないといけない、ミスは厳禁、責任を負わないといけない、「これは強制じゃないよ」と言うが、こうするのは当たり前でしょと暗に押し付けられる。
経営者、技術職の人が上で、誰でもができるような事務職の自分は会社の底辺、社会の中では負け組み・・・。
私はミスも多くて、上司には目つけられ何かと怒られてばかりで。

会社が求めるいい人間になりたい、人に好かれるようになりたいとがんばるんだけど、なれなくて・・・。そして、そうなれない自分が苦しくて・・・。
心も身体も疲れきって、正社員だった仕事も辞めてお父さんとお母さんがいる鈴鹿に来たんだー。

-----「う~ん、きびし~い。ヘトヘトになっちゃうのも無理ないね。そこにいたらそこに染まろうとするしかない感じもあるし。でも、ある意味そこでやれなくて良かったかも。要領よく上手く仕事をこなし、そこに染まってたら、自分がつらいなーと思ってることとか、そこがどんなところかとか気づかないかも・・・。」

本当の人間らしい幸せって何?!
老後前は、お金をちゃんと稼いで、
結婚して子どもを産み、育て、
老後は年金で暮らしていく、
それがこの社会で幸せに生きていくことだと思っていたの。
それが人間としての当たり前の姿で、疑問に思うことすらなかった。だから、そこからこぼれ落ちそうだけど、こぼれ落ちないように必死にしがみついてがんばっていた。苦しかったー!

でも、マイライフセミナーで、私、ここで『本当に人間らしく生きる』ってことをやりたい!って思ったの。
ここは、『本当の人間らしい幸せって何か?!』、それをやろうとしているんだなーと思った。
私は、苦しい社会で生きたいなんて全然思っていない!と気づいて、
『初めて、ここ鈴鹿に来てよかったなー』と思ったんだー。

-----聞いていて、『ここって、やさしい社会なんだなー』とあらためて思いました。
ミスしたりするけど、それを咎められない。
休みとか勤務時間とか、相談しながら、自分のやりたいだけでやっている。
お店を経営する人、パートの人、作業もいろいろ、手早い人、器用な人、そうでない人いろいろいるけど、そこに上下は無い。
環境的に、ずいぶんとちがうなーと思いました。

受けるものばかりで・・・
アズワンコミュニティに暮らし始めて5ヶ月。
5ヶ月でここまでなるなんて、ビックリ!!
ここでは、受けるものばかりで・・・、でも自分も大きなグルグル循環している中のひとつにもなっているみたい。
だんだん、アズワンコミュニティに溶け込んできたかな~


-----コミュニティハウス江口での食事会にも毎週行っていて、ずいぶんと楽に過ごせるようになってきたそうです。

自分をもっと知りたい!
まだ一番大事なところには到達してない気がしてるけど、それはやりながら。
今は「自分を見る」ってことをもっとしたいんだー。
自分をもっと知りたい!
今は、ここでの暮らしを通して、そしてサイエンズスクールに関わりながら、その時々の自分がどんどん変わっているのを感じていて、楽しい!
今、ここにいるのが不思議、めぐり合わせが不思議。
いまだかつてないくらい幸せな時間を過ごしている。
会社勤めとか辛かったけど、あれがあったから今があると思える。
ここまで楽にやれているのは、小学校へ入学する前以来だな~


-----この前は、お母さんと一緒に、サイエンズスクールの研修コース(日常化レッスン)に参加し、母と子の関係も徐々に変わってきたそうです。
やさしい社会に包まれ、自分を知りながら、自分の本当の人生をスタートしたいっちゃんのようです。

(記事 中野敏美)
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