”日本でもこんなところがある”

11月23~24日、トランジションジャパン共同代表の吉田俊郎さん達が、アズワンコミュニティ探訪DAYに参加しました。

トランジションとは「移行」を意味し、何から何への移行かと言えば、「過度に石油などの化石燃料に依存した社会経済システム」から「自然との共生を前提とした持続可能な社会経済システム」への移行ということだそうです。
トランジションタウンの活動は、 2005年イギリス南部のトットネスという町から始まり、8年ほどで世界中に拡がり、日本にも40数か所の拠点が出来ているそうです。

アズワンコミュニティの有志がトランジションタウン鈴鹿として名乗りも上げたので、これからトランジション関連の人達と多くの交流が生まれそうです。
そして、人間性に適う、本当の意味での持続可能な社会にトランジット(移行)していける道を、共に歩んでいけそうで、とても楽しみです。

吉田さん達の訪問の様子が、宮地さんのFacebookの記事に掲載されました。
転載します。

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”日本でもこんなところがある”

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11月23.24日アズワンコミュニテイ鈴鹿の探訪DAY企画に吉田俊郎さんとパートナーの叶祥子さんが参加した。
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街の中にある鈴鹿カルチャーステーションやはたけ公園・お弁当会社・贈り物のお店やコミュニテイオフィスなどを巡り、そこで暮らし、仕事し、活動している人に出会った。
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里山にも行った。
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目には見えにくいがコミュニテイの基盤になっている、サイエンズスクールやサイエンズ研究所の仕組みの案内もあった。

見学のあとの懇談で。
「いまの日本のトランジションは、こうかな、どうかなとやっているが、アズワンではそんなところを形にして、ここまで実験している。ここまでできるんだ、やってみたい、ワクワクする」と俊郎さん。
「お金を得るために働くということがない、働くことはその人のやりたい気持ちで、暮らすことはコミュニテイオフィスと相談しながら、そういう社会システム、贈り合いのシステム。
こういうのは、だれでも思うことだけど、無理だよね、となってしまう。それを、形にして試みている。この部分ではイギリスの人たちより先をいっている。
どうしてそんなふうにやれるのか、まだよく分からないけど・・」
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トランジションって何?
アズワンで暮らす人たちにとっても、知る機会になった。
「石油に依存しない社会をつくるのが目的の活動だと思っていた」などなど。
トランジションとは移行するということ。
何から何に移行するのか。ここが大事。
俊郎さんは、「人間が大事にされる社会システムへのトランジションを目指している。その意味で人の心の部分が大事だとおもっている。アズワンのスクールとかいう形はおもしろい。もっと、知っていきたい」と言っていた。

日本でトランジッションの活動がはじまってまだ4年ほど。
「だれでも出来るモデルをつくり、おおいに真似してもらおうという活動です。全国各地に共感の人が増えています。笑顔の人が増えればいいなあ、とも思います。
アズワンとの交流をやっていきたいです」

探訪DAYのあと、24日午後「トランジションタウンとは何か」の会で俊郎さんが講演してくれた。
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愛ちゃんの滞在日記

コミュニティの「ごくふつーの暮らしが見たいなー」
とやってきた山田愛さん。
9月のふだん着で探訪DAYに参加し、その後再来鈴。
”ふぁみーゆ鈴鹿”中井宅に泊まりしながら、
サイエンズスクールの内観コースやマイライフセミナーに参加したり、SUZUKA FARMで作業したり、HPリニューアルをお手伝いしたりしながら、ゆっくりゆったり過ごしています。
この間滞在してみて、どんなふうに感じているのでしょうか?
インタビューしてみました。

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本当にしたいことって

エコビレッジのネットワーク化を推進する活動をしているふみみんさん。
2年半前に、須賀さんの紹介で初めてアズワンコミュニティを訪れました。
その後、ここの中身をもっと知りたいとサイエンズスクールのコースに参加したり、
SCSの企画に加わったりしながら歩んできました。
先日は、東京でアズワンコミュニティの報告会も開催してくれました。
   (報告会の様子は、「こちら」をどうぞ)

ふみみん2年半前
(クリックすると写真が拡大します)

ふみみんさん、「サイエンズ」に触れ、「サイエンズ」を知らせようと活動中です。
  『本当は自分は何をしたいのか』、
  『何を伝えたいのか』、
  仲間で話し合いながら、進んでいます。

そんなふみみんさんの、これまで関わってきて、そして今思うあたりが
ブログに紹介されています。どうぞご覧下さい。
     ↓   ↓   ↓
     「本当にしたいことって」
SCSにて
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魂の炭窯づくり

鈴鹿の里山で展開している炭焼き窯づくり。
9月の集中豪雨で崩落したあと、ただ今、再チャレンジ中。

炭2
  関係者は、めげたりなんて無い。
  むしろ、崩落の原因を徹底的に検討し、
  次代に引き継ごうとしているのか、
  懸命に見える。

suzuki  また、窯作りを通して、
  本当に何を願い、
  何をやろうとしているのか、
  それぞれに自問しながら試みは続く…。
  この炭焼きづくりに関わっている一人、
  鈴木英二さんを紹介します。

以下、宮地さんのブログ「かたつむり・つれづれ」より、抜粋。
(写真をクリックすると、拡大表示されます)
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アズワンコミュニティ 「協同社会」に紹介される

協同社会研究会による出版物に、「アズワンコミュニティ鈴鹿」が紹介されています。

表紙2アズワンコミュニティ鈴鹿を訪れたことのある石見氏著、
(その時の様子は「こちら」をクリック下さい)
「アズワンコミュニティをどう考えるか
        --ビートルズも訪れたであろう--」と、
鈴鹿市在住、片山弘子さんによる、
「新しい地域づくり―美味しく楽しく!」です。

どうぞ、ご一読ください。

「アズワンコミュニティをどう考えるかーービートルズも訪れたであろうー」
石見氏 記


「新しい地域づくり―美味しく楽しく!」
弘子さん記
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地域(社会)を変えるって?!

今年3月にふだん着で探訪DAYにやってきた(その時の様子は「こちら」をどうぞ)
五十嵐さんが、アズワンコミュニティを再訪問。
彼は、大学院でソーシャル・イノベーション(社会変革)を専攻し、現在は新潟の山古志村に移り住み、社会変革を試み始めています。
今回の訪問では、「理想に対してどのような『気風』作っていくのか」、
ということを深めたようです。
以下、今回訪問してみての感想を、五十嵐さんのfacebookより、抜粋し紹介します。

食事会にて
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人と触れ合う心地よさ

9月6日、PV Provonoの楠木さんが撮影取材で来鈴しました。
ふだん着で探訪DAYを兼ねての滞在でしたが、この日の取材を通して、
アズワンコミュニティに触れ、
「人と触れあう心地よさ」を感じたようです。
その時の様子が、PVプロボノの記事で紹介されていますので、
紹介させていただきます。

   ↓   ↓   ↓

「「アズワンコミュニティ鈴鹿」現地ロケーション撮影」
PVプロボノ取材
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これからも、ともに考えていきたい

10月5~6日、ふだん着で探訪DAYが開催されました。
エコビレッジやコミュニティについて関心のある、
20代の男女、50代の女性が参加しました。

探訪DAY③

それぞれ、ホームページでアズワンコミュニティ鈴鹿を知ったそうです。
キーワードは、「エコビレッジ」。

探訪DAY②

春日井市からやってきた青年は、子どものときから、こんな暮らし方でいいのかと、
心のどこかでずっと考えていました。

探訪DAY①
 
津市からやってきた大学4年の女性は、参院選挙後、
「もっと若い世代が本気で話し合えるようになりたい」と開眼。
これからの生き方をさぐっています。

探訪DAY④

豊明市からやってきた50歳女性は、
「人と人がなぜ家族のように仲良く暮らせないか、
戦争だってやりたいと思っている人いないのに」
と願っています。

探訪DAY⑤

「一泊二日探訪してみて、どうでしたか?」

   コトバで表す限界も知っておきたい。
   希望がもてた。
   最後は人と人、対話のテーマになりそう。
   なぜ、こういうことができるのか、その元をこれからじっくり考えたい。
   これからも、ともに考えていきたい。

等などの感想が出ていました。
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アズワンコミュニティが東京デビュー!?

10月19日(土)と20日(日)アズワンコミュニティのメンバー数人が、
いろいろな人との出会いを楽しみに東京に行かせてもらいます。

■■10月20日(日)■■
『土と平和の祭典IN日比谷公園』トランジッションエリアに、
アズワンコミュニテイ鈴鹿・トランジッションタウン鈴鹿のブースが出ます。

<お店の紹介>
 ◆DVDで「やさしい社会」の試みを紹介します。
 ◆書籍「サイエンズ0号」「やさしい社会」「人を聴く」販売。
 ◆アズワンコミュニテイ1泊2日スタデイツアの案内。
 ◆マイライフセミナー ----- コミュニテイづくりの鍵を知る5泊6日の案内
 ◆アズワンコミュニティを舞台にした教育プログラムの案内
 ◆当日、いろいろなお話できればと思っています。
  お待ちしています。

スタディツアー


■■10月19日(土)■■
『アズワンコミュニテイ鈴鹿の人たちとトーク・交流&報告会』
(日本エコビレッジ推進プロジェクト(JEPP)主催)

<ご案内>
アズワンコミュニテイには、
コミュニティのメンバーシップ条件や全体の決定機構など、
コミュニテイの枠や形が何もなく、地域の中に普通に暮らしながら、
何でもどこまでも遠慮や気兼ねなく、
心から自由に安心して話し合える人になり合う社会基盤と、
贈り合い・助け合いのある経済基盤
(生活サポートオフィスやお金の交換がないギフトエコノミーのお店)
がどうやって育まれてきたのか?

東京へ初到来の、アズワンコミュニテイの住民の人たちを交えて、
『誰もが自分らしく自由にノビノビとした暮らし・生き方』を送るコミュニテイの謎に迫っていきます!

アズワンコミュニテイの人たちに直接お話できる貴重な会ですので、
ぜひこの機会にお越しください!!

日本エコビレッジ推進プロジェクト(JEPP)
ピースネットワーク東京(PIESS NETWORK TOKYO)
林 悦子

◆日時:10/19(土)14:00~16:00

◆場所:文京区 「音羽地域活動センター」
 地下鉄 有楽町線 護国寺駅 徒歩3分
 文京区目白台3-4-11、電話・FAX 3943-0621


◆参加費:500円+ドネーション(会場費) *当日参加も大歓迎です!
◆内容
14時~14時半  アズワンコミュニテイに訪問・滞在してみて~報告会
14時半~15時半 アズワンコミュニテイの人たちとトーク・交流会(Q&A)
15時半~16時  参加者みなさんとの交流会(Q&Aなど)

<●アズワンコミュニテイ鈴鹿●>
2000年から13年間にわたり、三重県鈴鹿市で暮らしながら、
義務や責任・法律や罰則などに人が縛られず、
人や社会の本来の姿を科学的に探究する営み(研究や学び合う場)をベースに、
「一人の不幸な人もなく、どの人も家族のように愛し合い、
怒りや争いなく、楽しく豊かに安心して暮らせる社会」を
夢物語に終わらせないで、
失敗を繰り返し研究と実験を重ねながら、
規模は小さくとも実現を試みているコミュニテイです。

◆お申し込み・お問合せ
「お名前」を記載いただき、
⇒E-mail: etu@festa.ocn.ne.jp(林)まで送付下さい。
 当日連絡: 携帯080-3390-6801(林)

◆共催:日本エコビレッジ推進プロジェクト(JEPP)
      ピースネットワーク東京(PIESS NETWORK TOKYO)
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その実態に驚きの声・・・

9月、ふだん着で探訪DAYは、2度開催しました。

記念撮影

探訪DAYでは、街のはたけ公園、お弁当屋さん、ライフストア、ライフオフィスと、
案内を交えて参観します。
その後、夜の懇談会では、毎度のように驚きの声が飛び出します。
アズワンコミュニティの実態に触れ、心揺さぶられるのでしょうか。

その様子を宮地さんのfacebookから抜粋して紹介します。
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【当たり前のことを当たり前に】   9月21日~22日
1ヶ月前、青年海外協力隊でいっていたボツワナから、帰国した山田さん。
金融機関で長く働いていて、「本当にやりたいことは・・・」と考え、
自分で「人間性に基づく経済」とはどういうことか、
などの研究をすることを始めた馬場さん。
それぞれのキッカケでアズワンコミュニテイを知り、
探訪DAYで鈴鹿に来訪した。

馬場さん橋本さん

実際に見学して、夜の懇談では…。
 「当たり前のことを、街のなかで、特別なところでなく、
  あたりまえにやっているんだなあ。
  なんか、自由で、こんなのありかなとも思うけど、いいなあ」
と山田さん。

ぶどう畑で

馬場さんは、サイエンズ研究所発行の「やさしい社会」を熟読していた。
付箋をたくさんつけていた。
ふせんいっぱいの本

 「全体をコントロールしている人とかがいなくて、いろいろな人や機関が実際動いている。これがやれる元は何か?!、関心がある」


懇談会

 「なんのための人生か」、「真実とは、何か」そこを語り合う。
秋の夜が更けていった。
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