イムさんのコミュニティ滞在記 その5

イムさんの滞在記の最終回は、「コミュニティの人に触れて」、です。

以下、イムさんのfacebookから抜粋し、翻訳・編集しました。
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【人と人との間柄が重要】
8/14
宮地さんに「アズワンコミュニティをさらに知りたい」と言ったら、
私のために特別に懇談会を用意してくれた。
通訳の方も呼んでくれ、コミュニティのメンバーも集まってくれた。

グループでもない私一人のために...

宮地さん
   (8/11 静岡のトランジションタウンのお祭りへ 宮地さんと同行)
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イムさんのコミュニティ滞在記 その4

イムさんの滞在記、今回は、コミュニティの暮らしから紹介したいと思います。

cafeサンスーシ前で
     (cafeサンスーシ前で)

以下、イムさんのfacebookから抜粋し、翻訳・編集しました。
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Do you want?
8月18日、アズワンコミュニティで生活して13日目になる日だ。

こちらにいると、『あなたはどうしたい?』ということを、最も多く耳にする。
こちらの人々は、自分の考えを言った後、
私に、「どう思うか?」と、「それを望むか?」と必ず尋ねる。
そして、常に自分の考えであることを前提に話す。

ベルトコンベア①ベルトコンベア②

昨日朝、弁当店で弁当におかずを入れる仕事をしたが、
10時30分位になるとほとんど仕事が終わったように見えた。

1人が私のところへ来て、「仕事をもっとしたいか?」と尋ねた。
その時、私は何の返事もできなかった。
私が、今、仕事をもっとしたかったのか、したくなかったのか、
その時の私の気持ちが分からなかったんだよ。

おふくろさん弁当夏祭りにて
      (おふくろさん弁当夏祭りにて)


暮らしていて、私が今、何を望んでいるのか、何をしたいのかを
その都度その都度、考えてみたことがなかったためであろうか?
特定の時間を作って思い返すよりは、
その時その時で、私が今したいことが何なのかを調べなければならない。


【あなたは本当に幸せな人】

ヒジン送り出し会にて
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イムさんのコミュニティ滞在記 その3

イムさんの滞在記、今回は、「おふくろさん弁当体験記」です。
以下、イムさんのfacebookから抜粋し、翻訳・編集しました。
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【人が幸せになるための会社】
アズワンコミュニティでは弁当店を経営しています。
お弁当屋さん玄関

この弁当屋さんは、これまで3店舗あり、今年一店舗閉店しました。
その理由を尋ねました。

理由は、『働く人が仕事をしたくなくて』、である。
経営上の理由もなくて、売り上げが減ったのでもなくて、
働く人がイヤで閉店するとは…

閉店した店舗(四日市店)は、
ここから車で30分位のところにあり、
調理をする人は、とても早起きし、明け方にそこに行き、
広い厨房で、ひとりで仕事をするそうで、
それが孤独でできない…、と言います。
それで、その店舗は閉めたのだ、と言います。
その後、ここ(平田店)で、みんなと調理をすることになったそうです。

売り場が閉店した後にも顧客の注文が減らないので、
この平田店で作り、そこから四日市方面への配達をしてると言います。
そのため、2店舗の注文を合わせて作るようになり、
ベルトコンベヤーが設置されるまでになったそうですが、
その店舗(四日市店)を整理したことを後悔してはいないようです。

何より、個人の自由意志を重視する、この文化を反映している方式のようです。
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イムさんのコミュニティ滞在記 その2

イムさんの滞在記、今回は、「ライフストア編」です。
最初に、コミュニティライフオフィスの坂井さんから話を聞き、
その後、実際に見て、お店番も体験してみました。
そのイムさんのレポートを紹介します。
(以下は、イムさんのfacebookから抜粋し、翻訳・編集しました)

【そのまま持っていくお店】
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お惣菜をもらいに③

おかしな店があります。
そちらでは、人々が入ってきて、物をそのまま持っていきます。
そしてお金を出しません。
座っている職員も、金を受け取るつもりはありません。
品物を取りに来た人々とおしゃべりをしています。
そしてむしろこちらは人々が品物を持っていきやすいように、
タッパーやビニール袋、ラップ等も用意しています。

ブドウ山盛り

この店はas one communityメンバーが使う「life store」です。
一日に二回開店します。
午前には11時~1時まで、午後には3時30分~5時30分まで開店します。

新米がずらり

この店には野菜、米、果物、弁当、おかずなどがあります。
野菜と米、果物などは、SUZUKA FARMが毎日供給して、
弁当とおかずは、おふくろさん弁当が持ってきます。
そして、時々、自身の家で育てた野菜をここに持ってきたりする人もいます。

野菜がいっぱい
卵

このように供給された物を、人々は、制限なしにそのまま持っていきます。
タッパーを持ってきておかずを詰めて、弁当も持っていって、
夕食で使う食材も持っていきます。
たくさん持っていっても誰も何ひとつ言う人はいなくて、
持って行く分量にも制限がありません。
このストアができたことで女性の方々の家事労働が軽くなったし、
他のお客さんが家に遊びにきても、
気軽にお客さんを迎えることができることになったそうです。

お惣菜を待つ人たち

この店は、SUZUKA FARMのメンバーとおふくろさん弁当で仕事をする人々が
自分が作った物が代価なしに贈り物として届けたいと話をして、
作られることになったそうです。

お惣菜をもらいに②

この店は「必要な人に必要なだけ渡るのが」目標なんです。
そして自分が欲しいだけたくさん持っていっても、
何ともない人々の関係を作ることが目標なんです。

as one communityの人々は、そのまま分かち合うことが、
人間の本来の姿に合うと考えるので、
このような実験、試みをするといいます。
実験をしながら、現れる現象等を見ながら、
『私はなぜそのように考えるか』を、
また考えてみながら、また次の実験をするそうです。

何がこれを可能にするのでしょうか?
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イムさんのコミュニティ滞在記 その1

8月6日~23日、アズワンコミュニティ鈴鹿に18日間滞在したイムさんの滞在記を
5回にわたって紹介したいと思います。

牛丸さん、イムさん、小野さん

イムさんは、今年1月、韓国のノンシル人文学校の訪問団に加わり来鈴しました。
(その時の様子は、ここをクリックして下さい)
この半年は休職して(韓国のフリースクールの先生)、
フィアンセと150日間のヨーロッパ旅行をしながらヨーロッパの共同体を視察。
その後、アズワンコミュニティの暮し・職場を存分に味わいたいと、
今回の来鈴につながったようです。

日本語もわからず、英語もほんの少ししかわからないイムさん、
何をどのように感じて過ごしたのでしょうか?!

以下、イムさんのfacebookから抜粋し、翻訳・編集しました。
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とても楽しい、とても嬉しい出会い

今度、プロの映像クリエーターの方に、
2分のPV(プロモーションビデオ)を創ってもらえることになりました。
9月6日、PVプロボノのクリエイター、楠木さんがアズワンコミュニティを取材訪問。
とても楽しい、とても嬉しい出会いになりました。

その様子を、宮地さんのfacebookから紹介したいと思います。
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9月6日、
PVプロボノ活動をしている映像クリエターの楠木一徳さん(伊勢市出身)が、
一日、アズワンコミュニテイ鈴鹿の取材撮影を楽しんだ。
(僕はそんなふうに感じた)
 
  「コミュニテイといっても、一ヶ所に集まっているとか、
   特別な外観があるわけじゃないからなあ」
  「あるといえば、人と人、家族と家族の囲いが低くて、
   濃淡はあるにしても、家族のような親しさでつながっている、
   そういう実際はありそう」
  「でも、それって、どう伝わっていくの?」

たまたまFBで、PVプロボノを立ち上げた新井博子さんと出会い、
こちらの悩みを丁寧に汲み取ってくれて、
厳しい審査・選考を経て、今回の取材・撮影にいたった。
今回は2分間の映像ビデオ作成が目標。

その日、楠木さん、鈴鹿に着くなり、おふくろさん弁当屋さんの撮影。
プロボノ お弁当屋さん

この時間、お弁当作りと、お昼までに届けるたの出発準備で、大忙し。
  「そんなときでも、お互いいろいろ出し合って、ことが進んでいく。
   みんな、おなじところでやっている感じ」

朝は、インタビューがあった。
  談笑しながら、ふだんの感じでと、楠木さん。
  そうはいうものの、はじめは固くなっているのがわかる。
  楠木さん、「ぼくもプロじゃあないんですよ」と言いながら、
  聞いたときの自分の感想を出してくれる。
  話がだんだんはずんでくる。
プロボノ インタビュー

午後は超過密な動き。

プロボノ はたけ公園
 
はたけ公園、里山、カフェサンスーシ、コミュニテイオフィス、
ライフストア、サイエンズスクール研修所、鈴鹿カルチャーステーションの創造塾。
行く先々で思わぬ人に出会った。
案内している僕が、「こんなところで、こんなことしてるんかあ」と発見。
楠木さん「ここで会う方、カメラを向けても逃げないんですよね」
僕、「へえ、そうですかあ」

楠木さんは忙しい。

プロボノ 昼食

お昼と晩ごはんは、コミュニテイハウス江口とコミュニテイ食堂
ファミーユで食べたが、どうしても、カメラを何回も手にしていた。
箸をもつのと、おなじくらい。
それでも、「家族の一員みたいに受け入れてもらった感じがします」

一日終えても、疲れをみせていない。

プロボノ 夕食懇談会

帰り際まで、農のこと、アートで世の中かえていくことなど、
30代の青年小林耕一くんと意気投合していた。

そうそう、さて、どんな仕上がりになるか、とても楽しみです。
チャレンジの道すがら。
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以下、岩田さんのコメントです。
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コミュニティが自然に浸透している・・・

この夏、アズワンコミュニティを体験した韓国サンマウル高校生達の感想が
届きました。今回は、2編、紹介したいと思います。
サンマウル送り出し会

チョルギュ君
チョルギュ君一週間鈴鹿に行ってきて、
すごく楽しかったです。
一週間という時間は、
すごく短くて早く感じました。

そして、この間、
鈴鹿でいろんなことを感じました。

鈴鹿というコミュニティが、
他のコミュニティとは違う感じでした。

まず、サンマウルとは、確かに違う気がしました。
学校は、コミュニティを主張しながら、
学生をむりやりに引っ張っている(?)感じでした。
でも、鈴鹿は違いました。
コミュニティというのを言わなくても、
他のどんなコミュニティより、もっとコミュニティみたいな感じです。
なんか表現しにくいけど、
鈴鹿はコミュニティというのが自然に染み込んでいる感じです。
作ってない自然さというか。

とにかく、今回の鈴鹿の訪問は、私が考えてきたコミュニティを、
もう一回考えてみる、いい機会だったと思います。
でも、一週間はやっぱり短いと思います。
またいつか行きたいです。
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8月のコミュニティ探訪 沖縄から来鈴

8月のふだん着で探訪DAYは、沖縄から40代の男性がやってきました。
6月の探訪DAY、7月のマイライフセミナーに参加した仲本玲子さんのつながりで、
今回アズワンコミュニティを訪れました。

その様子を、宮地さんのfacebookより抜粋します。
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「理想としては描けても、贈り合いが実際にあった!」
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恋しい鈴鹿の暮らし ヒジンちゃん3か月の滞在感想

ヒジンゆかたで今年1月にサンマウル高校生として
アズワンコミュニティにやってきたヒジンちゃん。
(その時の感想は、こちらからどうぞ!!)。

5月に再来鈴し、
CAFEサンスーシ、おふくろさん弁当、
SUZUKA FARMなどの職場体験、
鈴鹿に暮らす青年達との交流食事会、観光旅行、
サンマウル高校生の受け入れなどなど、
ここにどっぷりと暮らしながら、
1月よりももっといろんな人と触れた3か月でした。

そして、やさしい空気の中で、
いつしか自然と自分の気持ちを言いたくなってきたり、
自分の内面もオープンにするようになってきました。
日本を出発する前の送り出し会では、
「韓国で、自分の気持ちを素直に言ったら、クビになるかも?!
                   その時は、また鈴鹿に来まーす!!」
と明るく話すヒジンちゃんでした。

ヒジン送り出し会

では、そのヒジンちゃんの、送り出し会でのあいさつ文を紹介します。
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アズワンコミュニティ鈴鹿のDVDです

この夏、アズワンコミュニティを知らせていこうと動き出した人たちがいます。

宮地夫妻、郡山夫妻、鈴木さんが、
8月11日~12日に開催されたトランジションのお祭りに出店しました。
これを機に、今現在のコミュニティの写真スライドショーも作成。
やさしい社会づくりの試みの一端をどうぞご覧ください。

   ↓   ↓   ↓

アズワンコミュニティ鈴鹿 2013年DVD(←ここをクリックしてね)
2013マップ
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