NPO法人サイエンズスクールを参観して

昨日紹介したブラジルからの訪問者、ウリさん。
早速、アズワンコミュニティを参観。
その一つ、NPO法人サイエンズスクール事務局を訪問したときの様子を紹介します。

サイエンズスクール事務局 宮地さんの手記より
ブラジルで暮らすドイツ生まれのウリさんが13日、
ドイツから鈴鹿にやってきた。
アズワンコミュニティの研究を実際に暮らしながらしたい、
という希望がある。
ウリさん 参観
コミュニティの案内をした。
サイエンズスクール事務局で、サイエンズスクールについて説明した。
サイエンズスクールのリーフレットを見てもらって、通訳の箕輪省吾さんにポルトガル語に翻訳してもらった。

リーフレットを開くと、サイエンズスクールの各種コースの紹介が絵で図解してある。

その冒頭。

 「人生を自分らしく、明るく豊かに暮らすために」

 「自分らしく」

通訳の省吾さん、ポルトガル語には「らしく」ということを表現するコトバがないんだよなあ、という。
いろいろなコトバで、ウリさんに説明しているようだった。
 
聞いていたウリさん。
「ブラジルとドイツで内観コースに入った。そのなかで、自分のなりたちを内観しながら、自分は自分でいいんだ、ということを知った。それが、とても大きい」と。

ウリさんは、身一つで「アズワンコミュニティには自分が求めているものが何かある」とやってきた。
コミュニティを歩いて、人に出会ったあとの感想。
「このコミュニティ出発点が、一人ひとりのやりたい気持ちからスタートしていると感じた。いろいろな活動をしてきたが、そこの違いを思った。」
「正直、コトバがわからず、不安だという気持ちはあるけど、
”千本の道も一歩から”、そこをやっていきたい」

安心ということ。
自分が自分でおれる。
まず、自分を受け止めてくれる人がいて、それが自分のなかにいることを知っていくこと。
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ブラジルから、アズワンコミュニティに長期滞在

ブラジル在住のドイツ人、Ulrike(ウリ)さんが、2月14日にアズワンコミュニティにやってきました。
古民家伊与田宅を拠点に、180日間、アズワンコミュニティに滞在する予定です。
ウリさん歓迎会
ウリさんは、ドイツやブラジルで、国際協力プロジェクトやパーマカルチャーなど様々な活動を経験してきたそうです。
ブラジルで内観コースを受け、人生の転換となり、また、アズワンコミュニティの話を聞き、興味が湧き、今回の来日に繋がったそうです。

昨日はコミュニティ案内。通訳を介しながら、学び取ろうとする姿が印象的でした。
ここに触れ、何を感じ、どんなことを学んでいくのか・・・、
ウリさんのアズワンコミュニティ長期滞在が、スタートです。
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韓国サンマウル高校生交流 その2

1月30日からアズワンコミュニティに滞在していた韓国サンマウル高校生4名は、
6日昼、韓国へと出発していきました。
写真プレゼント
帰国前「帰りたくないな~」という声もあり、一週間、我が家にいるような感じで過ごしたようです。
プレゼントソング
「ゆっくり 行こう」という歌をプレゼント
アート作品
アート作品
ギャラリーみんなで歌
この一週間の滞在で、彼らの中にも、そして受け入れた人達の中にも、心に何かが刻まれたような、そんな人と人との触れ合いだったのかもしれません。
記念撮影
彼らや関わった人達の感想、送り出し会の様子など、宮地さんのブログ「かたつむり・つれづれ」に紹介されています。どうぞご覧ください。
   ↓  ↓  ↓
「コトバは分からなくても・・・」ーーサンマウル高生交流の記
似顔絵プレゼント


関連記事:おふくろさん弁当HP「韓国 サンマウル高校から短期留学生受け入れ」
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希望を再び抱いて・・・

パクサン2先日アズワンコミュニティを訪問した韓国訪問団の一人
(詳しくはここ)、park jinさんの書いた記事が、韓国の日刊新聞の一つである京郷新聞に掲載されました。
(京郷新聞は進歩的は日刊新聞です)
その韓国語記事を翻訳したものを紹介します。

韓国では、日本よりも自殺者が多いと言われていて、
厳しい競争社会が背景にはあるようです。
そこで日々生きていると諦め的にもなりがちですが、アズワンコミュニティを探訪し、なにかしら希望も見えてきたようです。

<京郷広場> 共存のために 希望バスに乗る
       ---パク・ジン(タサン人権センター 常任活動)

*「希望バス」は労働者を応援したい気持ちがある市民たちを募集してバスで現場にいく活動です

労働者はやりたい時間に仕事をする。
社長や店長は労働者の不平不満を聞き、これを解決することが業務だ。
こんな夢のような会社があるだろうか?実は、ある。

ついこの前、私は日本の三重県鈴鹿市の「アズワンコミュニティー」を訪問した。

彼らは「弁当配達」会社を創業し、やさしい社会をつくる為に、個人と社会す べてが満足しなくてはならないという会社の運営目的を立てた。
これによって、大雪の日に事故を覚悟しながら配達するという事はなくなった。むしろこのような事実を消費者に知らせ、了解を求めた。
ある時は、突然職員が会社に来たくないと言い、そういうこともあるので待ってみてはどうでしょうかと顧客を説得した。

しかしこの会社は良い素材と味、顧客の望むサービスを提供したおかげで、一日 1000食以上の弁当を売り上げる中堅会社になった。

多く持てば持つほど、さらに多くを持つために厚顔無恥になってゆく起業家達や政府の官僚達に慣れた韓国人訪問団に、彼らの考え方と暮らしの態度は、驚きを超え驚嘆を与えた。

共に仕事をしてきた仲間達が、生ける者と、死す者とに分かれた。
特別な理由や 基準はない。椅子とりゲームやロシアンルーレットのように、運が悪ければ死んでしまうゲームというだけだった。
そんな状況からくるやるせなさ、疲弊感、怒りなどで、みんな没落していった。
そうやって双竜車(双竜自動車という会社)から23名、いや、少し前に会社内で自殺を試みた彼が亡くなったので24名が死んだ。

問題のない会社を、会計操作で故意に不渡り処理し、これを理由に大量解雇が行 われたという疑惑を提起された双竜車では、今日も労働は生ける者にも死せる者 にも希望はない。

われわれの社会のすべての労働がそうだ。
しかし、鈴鹿に行ってきた私は、希望を再び抱くことになった。

『労働者が幸福でこそ 会社はつぶれない』
『過ぎたる欲をもたなければこそ、システムは回っていく』
という単純な真理を確認した。

去る26日、双竜車と現代車(現代自動車)に希望バス(労働者を応援する市民たちが乗って現場にいくバス)が向かった。

他人の苦痛のために眠ることもできない彼らが作った希望バス、
それがまた始まった。

鈴鹿とピョンテク、ウルサン…(市の名称)

ある夜、共に生きたいと肩を震わせて泣いていた彼等へ、われわれは靴ひもを結び直す。

われわれが生きていく為には、もう共存しかないからだ。
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韓国サンマウル高校生 アズワンコミュニティ交流

1月30日から8日間、韓国江華島のサンマウル高校生4名が、アズワンコミュニティに滞在しています。昨年、サンマウル高校とアズワンコミュニティは国際交流協定を結びました。去年に引き続き(韓国サンマウル高校生、コミュニティ体験)、2度目の学生交流です。
サンマウル高校生
女の子3名は、2月卒業予定。唯一の男の子は高校一年生。
四人とも、韓国で出版された「人の本性に適した社会」を読んでいて、アズワンコミュニティに興味関心を持っての来訪のようです。将来についてもいろいろ考えていて、ここの人達との交流もすごく楽しみにしています。
今日で滞在5日目、これまでSCSでカルチャー体験(お茶、生け花、アート)、コミュニティの職場体験や、ホームスティ、コミュニティの青年達との交流など、盛り沢山の内容で過ごしています。
アート体験アート作品製作途中生け花作品
これまでの様子やそれぞれの感想が、宮地さんのブログで紹介されています。
どうぞご覧ください。
   ↓  ↓  ↓
「離れていても、離れていない」・・・サンマウル高交流4日目
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ふだん着で探訪DAY

1月20日~21日、岩手県盛岡で「あすからのくらし相談室」をしている方がふだん着で探訪DAYに参加。

その方は、相談室に来る人に接しながら、行政の施策などで解決をはかる一方、その人の社会的居場所がないと根本的解決にならないのではないかと考え始め、各地でやられているコミュニティを見学しているそうです。
コミュニティハウスえぐちにて
アズワンコミュニティを探訪しながら、ここの会社運営や、PIESS活動、ここで暮らす人達に触れ、根本的な解決の糸口が見えてきたようでもあります。
盛岡の仲間にもアズワンコミュニティに触れてほしい。でも、盛岡の仲間がここに来るのは時間的にも距離的にも難しい、盛岡でそういう機会をつくるので話に来てもらえないかなど、次への活動を描きつつ帰っていかれました。

一緒に探訪DAYを過ごした宮地さんが、ブログ「かたつむり・つれづれ」に、その時の様子を紹介しています。どうぞご覧ください。
  ↓  ↓  ↓
「あすからのくらし相談室・宮古」
探訪DAY1月
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韓国からアズワンコミュニティ探訪

韓国から20代~50代の男女13名が、1月17日~20日、アズワンコミュニティを探訪しました。
昨年8月に来訪した、ノンシル人文学校のユ・ギマンさんやウオンさんの呼びかけに、ソウル・京畿道・忠清道・全羅北道などから集まった方々です。
韓国訪問団
韓国で、様々に活動しているようですが、3泊4日、参観や懇談会等、ここに暮らす人達に触れ、それぞれにやさしい社会を感じたようでした。
2月26日から韓国で開催されるマイライフセミナーに参加する人が現れたり、今度は長期で滞在したいと言う人がいたり、これからの展開が楽しみになってきました。

その訪問の様子や、感想が、宮地さんのブログに紹介されています。
どうぞご覧ください。
   ↓  ↓  ↓
"自由意志がベースの社会とは”・・・韓国からの友人探訪記
訪問団2


また、滞在中、「おふくろさん弁当」も訪れ、そのときの写真がおふくろさん弁当のホームページで紹介されています。
あわせて、ご覧ください。
   ↓  ↓  ↓
「韓国より訪問団来たる♪」
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林悦子さんのコミュニティ滞在インタビュー

P1150795_s.jpg
「アズワンコミュニティの人たちって何でこんなに力が入ってなくて、決めゴトもなく、それぞれがやりたいことをやってて、それでいてお互いに支え合う気風もあるし、その元に何があるんだろう?」

エコビレッジの活動家である林悦子さんは、昨年12月22日から今年1月9日まで、アズワンコミュニティに長期滞在し、サイエンズスクールの合宿に参加したり、コミュニティの各家を訪問したりして年末年始を過ごしました。
上記がその感想です。“その元”を合宿の中でも探り、今回はとても腑に落ちるものがあったそうです。コミュニティの体験をいろいろと聞いてみました。
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新年のメッセージ

青へびアズワンコミュニティ、ここは何をしようとしているのでしょうか?

ここに暮らし、「誰もが安心して暮らせる社会を本当に実現していきたい!」と願い活動しているIさんからのメッセージです。

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年は、様々な方々に鈴鹿アズワンコミュニティを訪問して頂き、また、その繋がりからも多くの方々にお越し頂けるようになり、その喜びを皆様とも分かち合いたと思っています。

コミュニティといっても、一つのまとまった形を形成しているのではないので、一見分かりにくのですが、訪問された方々は、そこに明らかな違いを感じていきます。

「仕事もやりたい人がやって、やりたくない人はやらない」

理想世間の常識ではとても考えられないことでしょうが、そういう人たちが主になって活動しています。
仕事をする理由には、お金のため、責任のため、生活がかかっているから、命令されるから、自分を守るため、人間関係が崩せないから、・・・
目的は、人それぞれでしょうが、もし、その動機に、自分を強制したり、縛るものがあるとしたら、仕事は進むにしても、自分にとってはマイナスですよね。

これはほんの一例ですが、今の社会常識では、ちょっと考えられない試みをしているのが、このコミュニティの実態と言えるでしょうか(「やさしい社会」の試み)。
なぜ、そんなことをしているか?それは、コミュニティのメンバーがただ気楽にのんびりと暮らしたいから、それもありますが、それだけではなく、ここに、人間の本質って何だろう? ということをかなりまじめに突き詰めて探求した一つの現れとして、このコミュニティが存在しているわけです。

願い「規制や強制で、人を動かす社会がよいか」
「本人の自発的自由意志によって成り立つ社会がよいか」
後者は明らかに理想です。
でも、もし、人類がこれからも末永く生き続けることを願うならば、僕は後者しか生きる道はないとも考えます。
ちょっとオーバーかな/(-_-)\
それは自分の夢かもしれませんが、そういう意味からも、まだまだ幼稚で未熟な段階ですが、鈴鹿アズワンコミュニティの現況を見守ってくださることを切に願い、そして、是非、一度足を運んで下さることを希望しています。

★普段着で探訪ディという1泊2日で来訪される企画がまずはオススメです。
 やはり、コミュニティメンバーとじっくり語り明かさないと、ね。
 普段着で探訪DAYの日程など>>> ここをクリック

★書籍で『やさしい社会』について知りたい方は >>> ここをクリック

★本当の自分や社会(やさしい社会)についてじっくり考えたいという方は
 マイライフセミナーへ >>> サイエンズスクールのHP

★以下のHPも時々訪れてください。
 アズワンコミュニティ鈴鹿HP>>> ここをクリック
 コミュニティブログ>>> ここをクリック
 鈴鹿カルチャーステーションHP>>> ここをクリック
 鈴鹿カルチャーステーション最新NEWS>>> ここをクリック

という訳でいろいろお知らせいたしましたが、今後も皆様の精力的な活動を讃えると共に、今年一年を一歩でも人類が新しい道に乗れるよう、ご支援頂きたく、お願い申し上げます。
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マイライフセミナー参加後・・・

エコビレッジ活動家のFさん一行、7月のマイライフセミナーに参加し、その後再びアズワンコミュニティを訪れました。
マイライフセミナーに参加し、6日間ゆっくりじっくり考えてみて、その後・・・
セミナーFさんセミナーパンフ
今までの様に活動を続けていますが、
『“サイエンズ”というものが大事なんだろうな~』
と思うそうです。
そのように思うようになったあたりを、
サイエンズスクールのHPで紹介しています。
どうぞご覧ください。
 ↓  ↓  ↓
「分かってる」って? ~マイライフセミナー参加後~

*次回マイライフセミナーは、11月20日~26日で開催です。
 マイライフセミナーについてはパンフの表紙をクリックしてください!
 
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