土台のできあがり～
実は、この土台ができるまでの道のりが長かった。
スポンジは5人がそれぞれの家にあるオーブンで焼いて持ってきた。
なので、大きさ、高さ、ふくらみ加減がマチマチ。
「描いている大きさにしたいが、さあ、これをどう組み合わせようか～？」。
メージャーを取り出し、幅、高さを測り…、いざ並べてみると、斜めになるし、隙間ができる…。「あーだ」、「こーだ」、「どうしよう？」「こうしてみるー？」とか言いながら、そのうち「そうしよう！！」と。その様子に、「十本アニメみたい～(NHK教育番組の)」との声も…、子どもが遊んでいるような感じかな（笑）。

さあ、お化粧開始。
ベースの生クリーム白塗りは、「手がふるえる～」と言いつつ、
何度もヌリヌリ、『ちょー楽しいー！』。

そうーっとイチゴを洗って、並べて…、『う～ん、いいにおい～』と、
デコレーションに向けて下準備。

ケーキ製作の段取りしながら、デコレーションも。
自分はやらないけど、「これやってもらえないかな～？」と、いろんな人に声をかける、それが私の特技かなーと。

デコレーション、頼みの綱は、やっぱこの人！
ちえこママからの『やってもらえないかな～』コールを聞いて、
おうちの庭からウエディングには欠かせないグリーン（アイビー、スマイラックス、グレープフルーツミント、白いフランネルフラワー、キャビルの葉、四葉のブラッククローバー）を持参して、来てくれました。
これ、全部せいこママのお家の庭で、自家栽培（驚嘆！）。

最後は、パテシエ経験のあるエリちゃん登場。うーーん、プロだー！
実は、エリちゃんはおふくろさん弁当で式の調理をしていて、
それが終わるころを見計らって知恵子ママが「字書いてくれない～？」と電話、
「いいよー」と来てくれました。

そもそもこのケーキ製作のきっかけは、新郎の母の友人、益子さんがちえこママに「ケーキ作ってみる気あるかなー？」という言葉からだそうです。
その続きは、その2で・・・

（記事　中野敏美）
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