「ガイア公開講座」水城雄さんの非暴力コミュニケーション



5月18日、アズワン鈴鹿コミュニティを1会場に、Gen-Japan主催のユネスコ認証の教育プログラム「ガイアエデュケーション」の公開講座が鈴鹿カルチャーステーションで開かれました。先回の辻信一さん(明治学院大学教授)の講座に引き続き今回が2回目で、講師は水城雄さん。ピアニストであり小説家で、非暴力コミュニケーション(NVC)の講師をしています。そのNVCの講座と後半は身体を使ったワークショップがありました。



日常会話が暴力的?

私たちの日常会話は、相手の話を聞くことよりも自分の意見を言うことの方が多いでしょうか。それが案外相手にとって暴力的になっているかもしれません。
水城さんが最近電車で見かけた女子高生の会話を例題に解説しました。

A子がスマホを見せながら「この服、チョーかわいくない?」
B子は「え! ダサー! やめときなよ」

というやりとりだったそうです。

「友達同士で、相手のことを否定しても喧嘩にならない仲良い関係なのでしょうね。B子が正直な気持ちを言ってもつながりが切れない関係…」と水城さん。
ただ、A子にとっては、ちょっとショックなリアクションです。
B子の評価やアドバイスの言葉は、A子にとって暴力的ではないでしょうか。
そういうつながりではなく、相手にとって非暴力なつながりを求めていくとしたらどんなリアクションがよいか、と問いかけられました。

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