自分を知るための生活、仕事

朝1時間、夜2時間半の検討会を持ちながらの一日の暮らし。
自分を知るための材料が、ほんとにたくさんあった感じがする。
見て聞いて即座に反応する頭の回路は、考え調べようとする回路をとめている。
わずかの言葉のやりとりの中に、言葉の奥に何かがあることにも関心がいきだした。
聞くということの中身を知りたくなった。
さて、この男どんな人間なのかまだわからない。
昨日、ライフセンター事務局で面談をし年末にかけての計画を考えた。計画の中身より「どうですか最近は?」と問われ、思うがままに話し聞いてもらうことの心地よさを感じ頭の整理ができていく。
こんな1週間だったかなと振り返り書いている。
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アズワン株式会社の新展開

 アズワン㈱で、社員一人一人と「面談」をする機会が設けられた。

「面談します」と発表(?)したときの反応は、「えー何それ!?」といった感じの印象を受けた。

 「会社と面談」なんて、ちょっとイメージが湧かないし、契約更改交渉か入社時の面接か、解雇の通告か「会社からの何か」がある場合くらいしか、そんな機会もないだろう。

 とりあえず「仕事や仕事以外のことも含めて、話し合う機会」とだけ伝えた。

 今週から始めて、まだ2名だけれど、面談から帰ると「んで、どーだった??怖くなかった??」と他のメンバーが取り囲む。

「ちょー怖いよ~~~~!!!」(笑)

という感じが、何かちょっと肩の力が抜けてるというか、聞いてもらった満足感というか、なんとも表現しがたい「ほっくり」したような印象を受けた。

「何でも話を聞いてもらえる」ところって、あんまりないんだろうな。各家族単位で暮らしていたり、若い子は一人暮らしで、弁当屋から帰ってからは朝まで一言も声を発することもない人もいるんだろう。

 「面談」から帰った二人の感じが、他の人たちにも伝わるのか、まんざらでもなく、ちょっと楽しみに感じ始めている人もいるようだ。もちろん緊張感たっぷりの人もいるんだけれど。

 一度でなく、何回も繰り返していくことで、仕事をしてお金を稼ぐためだけの「仕事場」から、何でも相談できたり、聞いてもらうこともできる心の拠り所としての「会社」にしていけたらと思う。

 こういった試みから「労使対立」が当然の現行の会社組織ではなく、「ここが私の家」といった感覚の「会社」。 

 最近は、スタディライフを基調としている(?)人たちが弁当屋の他のメンバーにもたらしている影響も、かなり大きくなってきたんじゃないかな~と感じています。

 「セミナー行きなよ」と言われれば、必ず手を引っ込める若いメンバー達も、その人となりから感じ入るものがあるようです。関心も出てきているみたい。

 経済的なことで、セミナーには参加できないとなっていたり、二の足を踏んだりということも、こういった「面談」などの機会を通して、放して話してどういったものに進んでいけるか。

 アズワンコミュニティーの家業としての、弁当屋やアズワン㈱の今後の展開が、すごく楽しみだなあと思っています。
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おせち 2007

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10月度のライフミーティングに参加して

 今月は引き続き「聞くとはどういうことか」を探るとともに、理解するというところまで探っていった。そんなミーティングだったと思う。
いろいろあった中で、思っていることを言っていると思っている場合、相手が言っていることは相手が思っていることを言っているとなるが本当はどうだろうかと考えたのがおもしろかった。
 自分の場合では自分の思っていることをどれだけ言い表せているだろうかという思いが強い。そんなつもりで言った訳ではないが思いもかけないような受け取りをされた経験は多くある。受け取り方の問題だけではなく話し方もいろいろとあるように思う。
 聞いた言葉と相手の思いを分けて聞いていきたいと思う。すると、そういうことを言っているが相手の気持ち、本心はどうなんだろうかとなると思う。これが、相手を理解していこうとする態度かなと思った。
 それともうひとつ、日常の会話の中で、相手が「こう思う」と言った場面であなたはどう思うかと聞かれていないのに、とっさに、「私はこう思う」と返す場面がよくあるが、これは相当重症で頭の回路にこびりついているように思う。
 これらは、日常生活においても意識して見ていきたいと思った。
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