「理想の暮らしを語る会」2018年度活動レポート集発行!



「老年期をどのように老い、どのように死ぬか。」
を問い掛け、自分らしく老い、最後まで自分らしく生きられる地域社会を創ろうと活動する「理想の暮らしを語る会」の2018年度活動レポート集が出来ました。2017年度版に続いての発行です。

隔月で開催してきた、公開講座の様子、会のメンバーが医療従事者や介護関係者へ訪問し、話を聞いたときのレポートなどがまとまっています。

たとえば、「家庭医とは?」と、耳にした会のメンバーが総合診療医を訪ねた時のことや、家庭医療専門医を訪ねた話など、自らが行動し、生き方を探りながら、新しいつながりを築いていく活動の様子がイキイキと綴られています。

また、隔月の公開講座では、介護者、ケアマネ、理学療法士、社会福祉士がパネラーとなって、それぞれの立場から、「介護は新しい文化を創造する!」をテーマに話をしています。そこには、「その言葉の中身が見えて、知ることが出来た公開講座でした」と感想があり、介護の新しい姿を見せてくれているようです。

更に、昨年11月に鈴鹿ハンターで開催された「市民活動フェスタ2018」で発表した寸劇の脚本も掲載。「“介護”実は人間らしさを取り戻す文化活動だった」というテーマを劇にしたものです。「脚本の無断使用歓迎!」で、この脚本は地域共生社会の実現を願い、みんなで作ったものなので、これを、どこででも活用して頂きたいそうです。




「誰もが、死の瞬間まで、身体はままならなくなったとしても、
 幸福な人生を全うしたい、と願って暮らしているんじゃないでしょうか。
 老いや死を、考えることは、今をどう生きるかを考えることだと思っています。
 私たちの会では、老いや死について、日々の暮らしのなかで、もっと朗らかに、
 楽しく語り合えるようになったらいいなあという趣旨でスタートしました。」

会の趣旨の一節です。

老後に備えて、何かしておく、という消極的対策ではなく、今現在の中から、明日を切り開ていくような、積極果敢な生き方、力強さを会のメンバーから伝わってきます。その姿や背中を見せてもらうたびに、次の世代に注がれてくるエネルギーをひしひしと感じずにはおれません。(記事:いわた)
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恒例?のお餅つき、今年はやる?やらない?からスタート

鈴鹿コミュニティ、恒例(?)のお正月お餅つきが、1月2日に街のはたけ公園でありました。恒例行事は毎年開催して当たり前?なのでしょうか。参加する人たちも、あって当たり前、やって当前、そんな頭になっているかもしれません。今年は、そんな前提の見直しから、はじまりました。



言い出したのは、稲垣さん。
LINEでみんなに投げかけていました。

「餅つきどうしようかな?習慣的に、やるか~みたいになってるけど」

そんな稲垣さんのコメントに応えて…

「やめてもいいんじゃない」、という意見も。

あ~、当たり前を見直すには一度止めてもいいのかな、と思ったり、
そんな、意見も出た後で、

「お正月は家族が集まるからぜひやってほしい」

と、希望する声も出てきたり。

「餅つきだけに持ち寄りでやりたい」…、

いろんな声がLINE上を飛び交って、当日を迎えたのでした。

やりたい気持ち、やりたい分だけ集まって、実現した今年のお餅つきでした。

そのお餅の背景も稲垣さんがコメントしています。(最後に掲載)





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