長島龍人さんの本『お金のいらない国』を拝読しました。
Youtubeで龍人さんの落語が見られますが、本ではお金のいらない国の様子をもっと豊かに知ることが出来ました。
例えば、広告の仕事――お金のある社会では必要だけど、お金のない社会では、どうなっているか？ そんな、モノを売るための仕事なんてなくなるんじゃないか、ってぼくも思いましたが、ここにはあるんですね。その説得力にますます興味がそそられます。
現在の世の中の仕事が、お金のいらない世界へと変わった時に、はたしてどうなっていくのか、もっと想像してみたくなりました。
「お金のいらない国」と聞いて、その思い方は人それぞれ。
「いいなあ、そうなってほしいな」と思う人もいれば、「そんなバカな」と思う人もいるでしょう。その思い方の違いは、果たしてどこから来るんでしょうね。
なぜ、龍人さんは、こんなことを想像できたんでしょうか。
落語会では、そんなこともいろいろとみんなで考えてみたくなりました。